概要
『ウィザーディング・ワールド(魔法ワールド)』の人物。魔女。
ニンファドーラ・トンクスの母。
ブラック家出身の純血の魔女で、姉はベラトリックス・レストレンジ、妹はナルシッサ・マルフォイ。→黒姉妹
ちなみにシリウス・ブラックの従姉で、ナルシッサの息子ドラコ・マルフォイの伯母にあたる。
ブラック家出身だが家とは絶縁しており、マグル生まれのテッド・トンクスと結婚、ニンファドーラを産む。不死鳥の騎士団に協力。
プロフィール
Name | Andromeda Black→ Andromeda Tonks
|
---|---|
誕生 | 詳細不明 1951年から1955年の間 |
血統 | 純血 聖28一族 |
家族 |
|
出身 | ホグワーツ魔法魔術学校 🟢スリザリン寮 |
容姿
姉であるベラトリックス・レストレンジに瓜二つで、それ故に勘違いしたハリー・ポッターからは初対面時に失礼な言葉を浴びせられた事がある。
しかし、髪色は黒髪の姉とは違いライトブラウン(ブルネットとも)で、さらに決定的な違いとして目付きが優しい。
どちらにせよ姉も妹も作中にて「美人」と評されているため、アンドロメダも美男美女が多いブラック家の人間にもれず美しい容姿の持ち主といっていいだろう。
来歴
生い立ち・学生時代
前述通りブラック家の出身。
ホグワーツではスリザリン寮に組み分けされた。(ホラス・スラグホーンはシリウス・ブラック以外のブラック家出身は全員スリザリン出身だったと語っている。)
しかし彼女はシリウスと同様にブラック家の極端な純血主義の家風に馴染まなかったようで、シリウスと関係は良好であった。
結婚・出産
やがてマグル生まれの魔法使いテッド・トンクスと駆け落ち同然に結婚。純血主義のブラック家の家系図からは抹消され、姉妹とも絶縁状態になっている。
そして娘ニンファドーラ・トンクスを産んだ。彼女は後に闇祓いそして不死鳥の騎士団のメンバーとなった。
姉と妹がヴォルデモート・死喰い人側の陣営であるのに対し、アンドロメダはアルバス・ダンブルドア側の陣営であり、正式な団員ではないが夫テッドと共に不死鳥の騎士団に協力した。
悲劇と未来
アンドロメダは、おそらく登場人物の中でも有数と言えるくらい立て続けに不幸な目に遭っている。
7巻では実の姉ベラトリックスにより拷問を受け、夫テッドと娘ニンファドーラと娘の夫リーマスを殺された。しかも、娘ニンファドーラを殺したのは実の姉ベラトリックスである。
身近な家族全員を失い、残ったのは自分の孫のテディ・ルーピンだけになってしまった。
しかし、その後はテディを育てあげ、彼はハリー・ポッターの後見を受けて成長、ハッフルパフのホグワーツ首席となるなど立派に育った。
余談・裏話
- ホラス・スラグホーンと並んでスリザリン出身の良識的な一般人のキャラクターである。
- 娘にニンファドーラという「可愛い水の精」の名前をつけており、キラキラネーム的感性の持ち主。
- 映画版にもしっかり登場した姉と妹と比較すると明確な容姿や人物評が不明だったが、兄世代が主人公となるゲーム『ハリー・ポッター:ホグワーツの謎』内のイベントストーリー内にて満を辞して登場。ストーリー内では、ホグワーツの創立記念日の開校イベントにやってきて、主人公と対面し交流を深める。
関連イラスト
関連タグ
(ブラック家の異端たち)
セドレーラ・ブラック……特にアンドロメダと似ている