仙台空港
せんだいくうこう
宮城県名取市・岩沼市にまたがる東北地方最大の空港。
概要
1940年に日本陸軍によって作られた。日本の第二次世界大戦敗戦により、1945年にアメリカ軍に接収された。1956年に米軍から返還され、1957年には定期航空便が開設された。初の定期航空路線であった東京/羽田路線は1985年に廃止。
東北新幹線の開業以降は東京と本空港を結ぶ路線は需要面から運航頻度が少なく、2020年の東京/成田路線廃止をもって東京路線は完全に消滅した(ただし東北新幹線が不通になった場合に臨時便が出されることはある)。国内線利用客数10位の空港であるが、東京との路線が全く運航されていない珍しい空港と言える(一方同じく東京からの距離が近い中部国際空港では羽田との路線がある)。代わりに新幹線ではカバーしきれない北海道の札幌市、中京圏、大阪都市圏、福岡市などとの航空便は盛んに運航されている。
2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震で生じた大津波により壊滅的な被害を受けた。空港としての運用は4月13日に再開し、ターミナルビル等は同年9月に再開した。
IBEXエアラインズ(ANAの提携会社)の拠点空港である。路線全体ではANAグループの影響力がJALグループよりも強く、国際線でもエバー航空(台湾)、アシアナ航空(韓国)、中国国際航空(中国)などスターアライアンス加盟社が多く就航する。
就航路線(国内線)
2024年9月現在。
- 日本航空(JAL) ※ ジェイエアによる運航
- 全日本空輸(ANA) ※ 一部ANAウイングスによる運航
- スカイマーク(SKY)
- 神戸(1日2往復)
- エア・ドゥ(ADO)
- 札幌/新千歳(1日3往復)
- IBEXエアラインズ(IBX)
- Peach Aviation(APJ)
- トキエア(TOK)
- 新潟(1日2往復)
就航路線(国際線)
2024年6月現在。