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袈裟斬りの吉岡の編集履歴

2024-09-22 02:18:19 バージョン

袈裟斬りの吉岡

ひときりよしおか

袈裟斬りの吉岡とは「ヒューマンバグ大学」の動画に登場する武闘派ヤクザ

真っ二つじゃあ! 左右に分かれとけええ!


概要

漫画系YouTubeチャンネル「ヒューマンバグ大学」の「紅鬼伝説_元ヤン紅林二郎」で初登場した極道組織京極組の組員。

同組屈指の暗殺者で白鞘の長ドスを得物に、敵対者を袈裟斬りで両断する事から「袈裟斬りの吉岡」または「人斬り吉岡」の異名を取る。裏世界では名が通っていて、紅林二郎天羽組小峠華太でさえ怖気づくほどだったが、小峠の兄貴分である和中蒼一郎との一騎打ちに敗れて斬殺された。


人物

容姿

髪型はオレンジ色の髪をオールバックにし、上下ともに浅葱色の服を纏っている。右側の胸部と腕部に刺青が彫られている。


性格

京極組仁義外れの構成員の例に漏れず極めて卑劣な性格。京極組傘下の店を断ったビルに車を激突させ、ゴキブリをばら蒔いたりといった嫌がらせを平気で行い、それらの行為を「うちの店を断ったから」と当然のように行う。それは殺し合いの世界においても変わらず、「姑息や卑怯もない」という考えをしている。また彼は戦闘に入る前にイカれた笑みを浮かべながら「京極組、人斬りの吉岡……お前を殺る人間の名だァ……」と呟き、赤黒く濁りきった眼になる。

だが、一応紅林をただのカタギだと思っていた際は悪事の証拠を捕まれた際は「つまらない正義感で死んでもつまらないだろ」と見逃そうとし、詰め寄られてもあしらう程度で済ます等、外道ではあるものの桑田裕二などと違い最低限の良識は備えていた。


能力

噂によると剣道8段の達人で、紅林に一目で「剣をかわすことは不可能」と判断させる程の殺気と実力を持つ。長ドス(太刀)での袈裟斬りを得意としており、この男に殺害された者は数十人と言われている。実際、剣速は圧倒的で、人体を容易く両断出来る。作中最強クラスの剣客である和中でさえ目くらましを受けた時に目を瞑っていたら死んでいたと評するほど。

その為、裏社会で彼の名を知らない者は居ないとされ紅林も小峠も彼が現れた際は激しく動揺していた。特に小峠は彼と対峙した和中に加勢しようとしていた。長年和中の圧倒的実力と殺傷力を目の当たりしてきたはずの小峠でさえ加勢を選択する程の強者と言えばその脅威的な警戒レベルが分かるだろう。


彼の本領は自慢の剣技を軸としたルール無用の喧嘩殺法で、勝つためならば実際のところ手段を選ばない。和中のようにあくまでも剣術で相手を仕留めることに拘るといった純粋な剣客としての矜持はなく、殺人剣の使い手としての考え方は根本的に違っている。


紅林戦では、紅林を素人と見なして油断したのか、太刀筋を宣言して搦め手もなく仕掛けるというミスをしてしまい、そこから紅林に反撃のチャンスを与えてしまった。和中との戦いでは、上記の卑劣な性格からか、刀で目の前にあった料理の盛られた皿を割って攪乱させて斬撃を放ち、足の仕込み刀で仕留めるといった下劣な戦法を取ろうとした。


活躍

紅林が姉やその息子と共に3人で食事をしていた店に舎弟を使いゴキブリをばら蒔かせた。その後、舎弟を追跡していた紅林と遭遇。反社を断ったビルへの暴言を吐いた後、紅林と交戦。紅林を素人と見なして油断していたのか、紅林に向かって余裕たっぷりに太刀筋を宣言した結果、紅林に「刃を根元で受ける」という対処法を編み出され、袈裟斬りに失敗した後は紅林の強烈な頭突きを受け太刀筋が乱れる。

それでも一流の剣客ということもあり紅林に薙ぎ払いを命中させるが、紅林を真っ二つにすることは叶わず、紅林の目の前で悪事を働いた者の例に漏れず顔面をパンチで破壊された。紅林は戦闘終了後、もしも吉岡が油断をしていなければ自分は間違いなく死んでいたとコメントしている。

真っ二つになればいいじゃん!

京極組の人斬りの吉岡……兄ちゃんを殺る人間の名前だ……

その勇気に免じて、右肩から真っ二つにしてあげよう


小峠の舎弟・北岡隆太が主役を務める動画では、吉岡はかねてから殺そうとしていた和中と激突することが予告された。ただし北岡によると、真っ当な勝負では無かったようである。



京極組の人斬り、天羽組の剣客に挑んだ結末


予告された動画の本編が投稿された。

日本刀の和中、お前とやりたかったんだよな、ずっと・・・

和中「何だ貴様?

殺人剣を追求する者同士、互いのダンビラで斬り合おうや

和中「一騎討ちというなら受けて立とう


京極組やそれをバックに付けた政治家の山添がいる料理店にカチコミに入った和中の前に現れ、一騎打ちを申し込む。和中が承諾したため戦闘が始まるが・・・


ほらよぉ!!」(皿が割れる音)

和中「ふん・・・


剣で戦おうと宣言しておきながら、テーブルの上に盛り付けられていたチャーハンが乗った皿を跳ね飛ばして目眩しし、その隙に飛びかかって斬りかかるという卑劣な攻め方を見せた。和中はチャーハンをまともに顔に受けて流血こそしたものの、斬撃を見切って回避した。


和中「庖丁解牛。何人もの命を刈り取ってきただけはある・・・だが姑息な攻撃、剣士としての性根がなっておらんようだ

ハッ! 殺し合いの世界に姑息も卑怯もあるかよ!


このような攻撃に対して和中は「一時凌ぎで剣術の本質を考えていない攻め方」と酷評する。しかし彼は「一時凌ぎだろうが勝った者の勝ち、死んだら卑怯という口もない」とでも思っているのか、全く悪びれることなく反論する。


和中「確かにお前の言う通りだ。だが負い目のない気迫がこもった本物の斬撃はな・・・

ハッハ!かかってこいや!


さらに彼は万が一反撃を受けた時に備えて、和中の打ち込みを受けたら爪先の仕込み刀で仕留めようと考えていたが・・・


和中「こういう物じゃあ!ウッシャア!!」(皿が割れる音)

グアアア!?


意趣返しで和中が弾き飛ばしたテーブルの上にある料理が頭部に直撃し、大きく仰け反ってしまう。しかも和中には前述した仕込み刀の存在も見抜かれており、


和中「足に仕込み刀とは救えない・・・これが本物の斬撃じゃあ!

グエエエエエエ!!


死の瞬間和中に剣士としてのあり方を正論で批判された上、自分のした卑劣な行為を何倍にもされて返されるという手痛い反撃を食らって悶絶し何もできないまま、和中に胴体を背骨まで逆袈裟に斬り裂かれ、吉岡は死亡した(公式ツイッターも彼が死亡したことを明言し、2022年1月22日付の動画で一発で脊髄を切断され死んだ旨が語られた)。


…ちなみに、吉岡達が祝勝会の会場として利用していた中華料理店「紅龍」だが、おそらく田頭組の若衆時代の小峠が当時の組長だった田頭の誘いで同席させられた定例会の会場と同じ店だと思われる。


しかし、この一件で京極組と天羽組の関係がさらに悪化しその果てに天京戦争が勃発する。


評価

紅林の回で死を惜しむ声が少々上がっていた他、和中の時の戦法を紅林で行っていたら、紅林は負けていたというコメントも上がっている。北岡が和中から聞いた話では、仮に前述のチャーハン攻撃で目を瞑った場合、和中でも攻撃を回避出来なかったと考えられるため、攻撃速度そのものは非常に優れていると言える。


また、かの剣豪・宮本武蔵も『勝利して生きる』ために色々と卑怯な手段を使っていた時期もあることから、そういった点から見ると吉岡はさながら「戦国時代の侍」であり、彼を「卑怯者」と呼ぶか、それとも「勝って生き残るための執念」と呼ぶか、視聴者の一部で論議されている。ちなみに、吉岡の名前は武蔵に敗れた吉岡清十郎を筆頭とする吉岡一門に由来する可能性がある。


余談

何気に、彼はヒューマンバグ大学ヤクザシリーズに登場する狂人極道に於いては珍しく、おふざけの入った叫びやジョーク(精々、紅林シリーズの登場回で「真っ二つになればいいじゃん!」と言った時のみか?)を放った様子が退場時まで存在しなかった。


その後の紅林シリーズで、吉岡と同じ京極組に所属するヤクザである九節鞭の藤宮が守り代の支払いを断ったカタギの定食屋に嫌がらせを行い、地上げまで目論んだ上に、定食屋に世話になった紅林を卑劣な行為で痛めつける等、吉岡以上の悪辣さを見せた。しかし行き過ぎたのか、同期ながら不仲だった一条康明に二度と歩けなくなる程に両足を滅多刺しにされる制裁を受けてしまい極道を引退する羽目になった。


剣道8段?

吉岡は剣道8段の噂があるようだが、剣道8段の昇段審査を受けるには[七段受有後10年以上修業し、かつ、年齢46歳以上の者]という年齢制限があるため、剣道8段という上記の情報が事実ならば、彼の年齢は最低でも46歳以上、つまり現組長である五十嵐幸光の同期か、兄貴分ということになる。しかし、齢40は既に超えているであろう古株の武闘派極道達と比べると吉岡はまだ若いように見える。噂の真相が気になる所だが、当の吉岡は前述の通り既に死亡しているので、この真相が明かされる日が来る事は恐らく無いだろう…。

また剣道の8段の合格率は1%以下であり、司法試験よりも難しい試験と呼ばれており、一度で合格する者は殆どおらず毎年受験を受けている方々がいるのが現状である。(メタい話をするならば、運営が吉岡を強く見せる為によく知りもしない剣道の高段位の設定をつければいいと考えただけなのかもしれない)


関連タグ

ヒューマンバグ大学

紅鬼伝説_元ヤン紅林二郎 華の天羽組

京極組仁義外れの構成員

京極組 紅林二郎 和中蒼一郎

剣道 野武士 人斬り


六車謙信 - 同じ京極組の剣豪であるが、六車は二刀流であり、良識派という異なる点がある。また2人とも天羽組の和中と一騎打ちをしているが、吉岡は卑怯な戦法を使ったにもかかわらず和中には頬を掠る程度のダメージしか与えられなかったのに対し、六車は正攻法で和中を追い詰めることに成功しているので、総じて実力的には六車の方が格上だと言えるだろう。


犬亥鳳太郎 - こちらは獅子王組(旧河内組)の剣豪で当代の岡田以蔵を自称。彼とは卑怯な戦法を使う剣術家という点が共通している。


遊馬大介 - 戒炎の剣豪。長ドス使いで仕込みブーツも用いる点が同じ。


吉岡清十郎 - 名前の元ネタの可能性がある。

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