「ナチュラルの報道屋が浮かれやがって…!」
「だからナチュラルは嫌いなんだ…!」
プロフィール
性別 | 男性 |
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人種 | コーディネイター |
所属 | ザフト |
主な搭乗機 | アビスガンダム、デスティニーインパルス(1号機) |
概要
ザフト所属の赤服のエリートパイロットでアビスガンダムのテストパイロットを務める男。
かつては地球の水中部隊に所属し、『白鯨』と恐れられたジェーン・ヒューストンと幾度なく戦った実力者。
だが…パトリック・ザラやサトーと同様にナチュラルを人一倍憎んでおり、それに止まらずナチュラルと友好的に振る舞うコーディネイターを「裏切り者」と見なすほどである。
また被害妄想が激しく、邪魔者は味方だろうと抹殺するのを正義だと考えており、それをなす際にも自身の立場が揺るがないように狡猾に立ち回る危険人物でもある(正直、ザラ派に所属していてもおかしくない)。
ザフトの最新鋭機・インパルスガンダムの正規パイロットの座を異常なまでに狙っており、そのせいでパイロットに選ばれたシン・アスカに対して激しい嫉妬心を抱いている。またそのストレスをナチュラルの記者であるジェス・リブルにぶつけていた他、トラップを用いてシンを謀殺しようとしたこともある。
結局ジェスがトラップに引っかかって失敗に終わったが、その際にも民間人を危険に巻き込んだ事態に罪悪感を抱くどころか、
ナチュラルが死ぬのならばそれでも良い
と独白する邪悪さを見せている。
結局、アビスのパイロットになったが、アーモリーワンで起きた『ガンダム強奪事件』の際に、ステラ・ルーシェによってナイフで斬られ瀕死の重傷を負わされた(アニメ版では顔が映っていないものの斬られているのが確認出来る。尚、アビスはアウル・ニーダに奪われた)。
その後は奇跡的に回復し、デスティニーインパルスのパイロットとして蘇るが……目的達成のためなら手段を選ばない性格は相変わらずな上、前述の『ガンダム強奪事件』によってナチュラルへの憎しみが悪化し、戦争中の敵対組織の艦船に対し、緊急性の無い場面で独断で無警告の撃沈を行うようになった。
このような人間であるため、ザフト内部でもパイロットとしての腕前は認められてはいても人望は皆無に等しい。
戦後の動向は不明。
関連タグ
機動戦士ガンダムSEED_DESTINY_ASTRAY ザフト
関連人物
- アウル・ニーダ:マーレが搭乗する予定だったアビスを奪ったエクステンデッドの少年。
- ステラ・ルーシェ:マーレに重傷を負わせたエクステンデッドの少女。
- シン・アスカ:機動戦士ガンダムSEEDDESTINYの主人公。インパルスのパイロットに選ばれたためマーレから物凄く憎まれてしまう。……考えようによってはマーレがシンのライバルに相応しいキャラだったかもしれない。
- イザーク・ジュール:前作に置ける同類だった人物。こちらも序盤は選民思想と身勝手な憎しみから、民間人を乗せた避難船を轟沈させる虐殺行為を行ってしまったが、親友の説得と戦後に上述した避難船の事件の真相を知ったことで考えを改めた経緯を持ち、シンと同様に明暗を分けた人物と評価出来る。
- ジェス・リブル:「機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY」の主人公。ナチュラルだったのが災いしてマーレから八つ当たりを受けてしまう。
- アッシュ・グレイ/サトー:ほぼ同類のザフト兵。
- アグネス・ギーベンラート:劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」の登場人物。彼女もマーレとは別の意味で問題ある人物だったが、ヴィーノ・デュプレを始めとした世界平和監視機構コンパスに所属する整備士から人気があったことなどから、マーレと違い一応の人望はあった。
- ハリ・ジャガンナート:劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」におけるザフトの国防委員長。マーレや嘗ての国防委員長だったパトリック・ザラと同様にコーディネイター優生思想を持っていたことから、劇中ではクーデターを起こす。ひょっとしたら、マーレもジャガンナート派に与してクーデターに参加していたかもしれない。