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人間風情が、偉大なるマレウス・ドラコニア様に近づけるなどと思うな!

概要

名前Sebek Zigvolt
学年1年D組33番
誕生日3月17日(魚座)
年齢16歳
身長188cm
利き手
出身茨の谷
部活馬術部
得意科目魔法解析学
趣味若様のお役に立つこと、読書
嫌いなこと若様が邪魔を受けること、弱音を吐くこと
好きな食べ物サーモンのカルパッチョ
嫌いな食べ物ブラックコーヒー
特技体術
CV石谷春貴/大地葉(幼少期)

ディアソムニア寮の新入生。

個人のロゴは雷。

人物

マレウス・ドラコニアを「若様」と呼んで尊敬しており、日頃からマレウスを中心とした思考と行動をしているが熱意に反して空回りしがち。

同郷で警護役も務めるシルバーをライバル視しているため、ちょっとした意見の相違から口喧嘩になる事も多い。

   _人人人人人人人人人人_

   > そして声が大きい <

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あまりの声の大きさから二次創作などでは大声の単位にされるなどネタにされている。しかもこの声の大きさを本人は自覚してない

しかし心の底から不服な事を言う時には別人レベルで声が小さくなる事もある。某イベントでは『ツイステ』史上最小レベルのフォントが使われたシーンがある。

よく言えば真面目で素直、悪く言えば暴走傾向で直情的な性格であり、マレウスやリリアに対して尊敬・心酔している。そのためにリリアからは適当な冗談を言われるがすべて真に受けてしまっている。特にマレウスに関しては、同じ様に主従関係であるジャミルカリムが生まれたときから一緒だったと聞いたときは「羨ましい!!」と叫んだり、彼から貰ったクッキーを食べずに持ち歩いていたり(そしてうっかり割ってしまって泣いた)していた程であり、彼の部屋にはマレウスの肖像画が掛けられている(入学祝いにマレウスとリリアから貰った。ちなみに「ほしいものは?」と、リリアに訊かれてマレウスの肖像画を強請ったらしい)。朝、昼、晩に出発、帰宅と事あるごとに挨拶をしている。

マレウスが子供の頃に起こした『火のハロウィーン』と呼ばれる歴史的な大惨事(本人にとっては苦い思い出)を聞いた時には「若様のお力を国民に知らしめた素晴らしい出来事ですね!」と感動していた。そう捉えるとは。

ただしリリアの料理と味覚センスには引いているのか「魔法薬を喜んで飲むのはリリアぐらい」と評したり、錬金術の授業で見学(遠回しに制止)を促している。

ちなみにラギーによると、マレウスの親衛(に準ずるような人物)を『ドラコニアン』と呼ぶらしく、彼を見た時「強烈なドラコニアンが入って来たっスねぇ」と言っていた。

そのためか自寮であるディアソムニアにも誇りを持っている(そもそも大抵の寮生は自分の寮に誇りをもっている)。そのためにジャミルの『ユニオンバースデー』のパソストにて「転寮するなら?」という質問には自分の寮一択だと主張していた。

また、二人のことを尊敬しているが故に基本的にイエスマンになってしまうところがあるほか(一応上記のリリアの料理など限度はある)、ちょっとしたことで過剰に反応してしまう部分がある。

茨の谷出身の為か、他者を自然と見下したような発言になってしまう悪癖がある。更には妖精を上位の存在と考えており、先輩や王族相手にも尊大な態度を取り敬語もあまり使わないなどの問題もあり、リリアやマレウスに諫められることもある。当人は悪気がなく、実力を認めた場合には素直に賞賛する(ただしこの時も無意識に上から目線で失礼な言動を取っており、リドルからは「なんて言い草」「素直なのか生意気なのか判断に困る」と言われてしまっている)。

マレウス至上主義であり、マレウスをバカにする、侮る等の対応を見ると激怒する(マレウス自身は気にしておらず、寧ろ諌められる)。リリアによると短気なのは祖父であるバウル譲りらしい。

一方でマレウスやリリアの言葉にその場では肯定的な言葉を返しはするものの、それは「納得はまるでしてないが敬愛している相手なのでとりあえず肯定しているだけ」であることも多く、二人の言葉をすぐに忘れたり、その言葉の意図をあまり理解していない部分が見られる。実際上記の尊大な態度や失礼な言動に関しても昔から何度も二人(とシルバー)から言われているのにまるで治る気配がなく、周囲(特にリリア)はこのことに頭を悩ませている。本編ではリリアが主人公たちにセベクのことを頼み、親睦を深めさせようとした(一年たちもリリアに世話になったことと送別式という状況もあって好意的に接しようとしていた)にも関わらず、それらの好意を全て台無しにするような言動をとってしまっている(これにはリリアもかなり真剣に注意したが、それでも態度が変わらずエースたちからは呆れられてしまった)。

また、この直前の会話にて選択授業が同じであるエースから何かと他人を見下したり、マレウスの自慢話ばかりするせいで一年の中では浮いていること、リリアからは友達も出来ていないことが語られている。

ただし上記の通り根は素直で真面目な性分であり、リリアとシルバーからも「悪いやつではない」とフォローされている。イベントなどでは友好的な様子も見せているほか本編でも主人公とある程度打ち解けてからはかなり態度が軟化して何かと気にかけており、自分が認めた相手とそれ以外に対して扱いが極端になるタイプだと思われる。

少し間の抜けた部分もあるのか、入学式で寮を決めるときに列を間違えてしまいスカラビアに迷い込んでしまったことも(途中で気づくのだが珍しさに目を奪われてしまっていた)。

飛行術の授業には「小躍りしたい気分だ!!」とひょうきんな事を言ったりもする。

ちなみにネームドキャラの中では、リドルのところの寮生以外でユニーク魔法を受けて首輪を付けられた事がある珍しいキャラでもある(とあるキャラのパソストより)。

日々体を鍛えており(毎日、勉強の息抜きに筋トレをしているらしい)、椅子8脚を魔法なしで軽々持ち運ぶ程の力強さを見せる。そのためディアソムニア寮では大きな物の運搬は彼の役目となっているようで、力のある自分だからこそ任されているのだと誇らしく思っているようだ。

読書も趣味である通り、知識を取り入れる事も重視している。ホームボイスでは主人公にお勧めの本を訊く場面もある。成績もああ見えて(エペル談)1年生の中では優秀で上から数えた方が早い程。

大食いらしく、ホームボイスでパンでは食べ足りていない発言をしていたり、グリムの食い意地に呆れてるのを主人公に逆に呆れられてるようなリアクションをされている(余談だがこの人も大食漢の節があり好物も似ている)。

また昔から寒さに苦手らしくどれだけ鍛錬しても克服出来ない、と嘆いている。

しかし魔力量そのものはイデアの見立てでは「いいとこ1年相応」で実はパッとしない事が示唆されている。魔法の発現も遅い方だったらしく、それ故鍛錬を重ねて努力していた事も明かされている。彼の人間を見下す態度はそうしたコンプレックスの裏返しなのかもしれない。

しかしその努力が実を結び、ナイトレイブンカレッジの入学許可を得て憧れのディアソムニアへの入寮が認められる結果を齎している。そしてそれは全ての原動力である”マレウスへの忠誠心”が揺るぎなく何よりも強いものである証明でもある。

6章までは、メインストーリーでの主人公グリムとの本格的な絡みはなく、また同じ1年生であるエースデュースジャックエペルオルトとも別のクラスである為かあまり接点はないが、イベントなどで同級生が一堂に会する場面ではそれなりに打ち解けている様子が見られる。威圧的な態度が目立つが、社交性が無いワケでもなさそうだ。先輩相手でもあまり変わらないところは見られるものの、キチンと「先輩」と付けて呼んでいる。接点が無い先輩達とのデュオ魔法の掛け声はある意味必聴。主人公に対してもエピソードレベルを最大にした際に認めたような発言をしている。

茨の谷で同年代はシルバーだけだったらしい(友達ではないと否定はしている)。

ヴィルからは一度「キュウリ」と呼ばれていた。緑色で長いから?

フロイドからは「ワニちゃん」、ルークからは「ムシュー・クロコダイル」と呼ばれている(余談だが、セベクはワニの頭をした神の名前である)。

馬術部だが彼自身は馬から怯えられているらしい。

基本的に他者を「人間」と呼ぶことが多いらしく、名前ではあまり呼ばない。例外はマレウスやリリアにシルバー、そして自身が認めた相手ぐらいである。エースからも妖精族をリスペクトし過ぎと呆れられている。リドルなどからも直すように言われているが直らない。

ただシルバーによると彼も『半分』はそうらしく、事実『おめかしバースデー』のパーソナルストーリーにて、正式に父親が人間で母親が妖精族だと判明する。なんでも母親が父親にベタ惚れして周囲の反対を押し切って結婚したらしい(セベクからは「あの父親のどこにそんな魅力が?」と、不思議がられており、祖父のバウルも彼のことを認めていない)。なお、『ユニオンバースデー』によると、トレイが父に似ているらしい。

茨の谷出身であることを誇りを持っているようであるが実は祖父の代に移住したらしく祖父までは夕焼けの草原出身だったらしい。そのため古くからの知識はあまりない。

リリアによると幼少の頃は怖がりで、ハロウィーンではいつもおねしょをしていたらしい。(ただし当のリリアは怖がらせに気合いを入れておりあのマレウスもびびるほどなので怖がりというよりもリリアがやり過ぎた可能性もある)

容姿

オールバック(しかし作者によると「髪が元気すぎてオールバックに出来てない感じ」なのだそう。髪まで元気とは)にしたミストグリーンの髪、アンティークゴールドの目を持つ。

稲妻の様なアホ毛と眉毛をしており、縦になった瞳孔と牙が確認可能。

設定資料集によると、オールバックにする為に髪を伸ばしているようで下ろすとまた雰囲気が変わる。しかしこの姿(寝起き)で絶対にマレウスの前には出ないらしい。

本編での動向

本編

第1章

初登場。主人公達が寮についての説明をトレイケイトから受けているところを、リリアが割って入った事で主人公達と接触した。リリアが「歓迎するぞ」と気軽に接している横でシルバーと共に警戒を解かず睨み付けていた。

第2章

マジフト大会当日、サバナクロー寮生によって一般人達からマレウス達ディアソムニア寮を襲われたかに思えたが……?

第3章

終盤に若様を探してオンボロ寮の前を通ったが主人公とはすれ違いに。

第5章

中編にて総合文化祭の来訪客の対応をしていた。その時に人間と呼ぶことをリドルに咎められ、マレウスやリリアからも迷惑が及ぶと苦言を呈されてしまっている。ちなみにグリムからは大声すぎて耳が痛いと文句を言われている。

VDCにもマレウス達と共に観に来ている。学園代表のNRCトライブよりもリリア(達軽音部)の方を絶賛していたが、「観客をあっと驚かせる意外性がありました」「墓から蘇りし怨霊の様な歌声、震え上がりました!!」という、おおよそ好評とは言えないコメントを残している(本人は褒めてるのかも知れないが、横でシルバーが何かツッコミたそうな顔をしていた)。

第6章

馬術部の活動中に謎の非政府組織S・T・W・Xの荒事専門チーム「カローン」の襲撃を受け、リドル、シルバーと共に応戦する。しかし、「カローン」の魔法をはじく装備に苦戦を強いられ、さらには目の前でリドルが連れ去られる事態にまで事態が発展。「カローン」の発言などから寮長を狙っていると判断し、シルバーとともに寮に戻り、マレウスに報告した。

第7章

ついに主人公とも面識を持つことになる。案の定、マレウスのことをツノ太郎呼びする主人公に激昂していた。中退するリリアの送別会では、場にいないマレウスを案じて探しに行こうとするも、2回ともリリアに止められていた。

イベントでの動向

ハッピービーンズデー

怪物チームに所属。序盤ではエースと共に補給物資を取りに来たデュースを取り囲み、追い掛けた。

『場外乱闘』にも登場。

ハッピービーンズデー前日に、若様に「農民チームになった」という話をされたことにより床に臥して泣いていた。

フェアリーガラIF

妖精達のファッションショーのテーマ「エボリューション」に相応しい一年生である事、親族に妖精族が居る事を理由に魔法石を奪還する為の作戦に声を掛けられたが「強欲な人間に妖精族の知恵を教えるのは勿体無い」と大音量で拒否。それがレオナとの喧嘩にまで発展させてしまったらしい。

しかしシルバーが言うには、彼の母方の血筋は妖精は妖精でも「夜の眷属」という部類で、開催者である昼の眷属からは恐れられている、そのため、参加した場合はマレウスの様に怯えられるのではないかと危惧されていた。

ちなみにディアソムニア寮は極寒になったそうで本人は鼻水を垂らしていたらしい。そんな状態でも首を縦に振らなかったので部活の先輩にあたるリドルからも辟易された。

……とはいえ誘いを蹴ったことは本人なりに気にしてはいたようで、ジャックに後押しされる形でオンボロ寮に顔を出し、テーマと「独創性」に悩むオルトの相談に他の一年生達と一緒になって乗り妖精族の知識を提供する。

フェアリーガラに参加する妖精は主に華やかなものを好むことや、妖精達にとって白が未来の象徴であること、春を届ける習性の詳細について言及した(本人曰く「妖精族について無知であるというのに考えが甘すぎる」からとの事だが、つまり…)。

ゴーストマリッジ

「マレウスが参加するのはいろいろと問題がある(次期国王がたとえ嘘でもプロポーズするのは国際問題になる)」という理由から代わりとして差し出された。はっきり言って代用品扱いのような言葉であるが、当人はマレウスの代理ということで気合を入れていた。ただし、理想の花婿を捜す花嫁ゴーストイライザの「音楽をするのか?」という質問に、自分のことではなく敬愛する若様のほうに話がシフトしていってしまい、長々と若様自慢の話をし続けた。これに対しイライザは、「ロマンチックなシーンで知らない人の話をするなんて最低」と言ってビンタした(リアルでも長々とした自分語りや他人語りは失礼にあたることが多い)。またリリアが自分よりかわいいという理由でビンタを食らったことに大声で嘆き、「うるさい」と言われた(自分が男より劣っているということを大声で言われたことに怒ったのか、本当にうるさかったのかは微妙なところである)。

そのことから「女の扱いが最もなっていない一年生」という不名誉な称号を与えられた。当人によると若様のための修練が一番と考えているらしくお付き合いはまだ考えていない。それでも、リリアから今回のことで文通という手段を教わったのだが、エースたちから「古風すぎる」とツッコミを入れられた。

ただし「修練が一番」という意見は総じて一年生たちの結論になった。

星に願いを

願い事は『世界中が若様にひれ伏すこと』イデアからは幼稚とバカにされた。ふと口にしたラスボスという言葉に反応するも、それが架空の存在だと知ると「やはり世界で最強は若様だな!」と煽り、イデアと口論になる。一緒に居たオルトは二人の幼稚な光景にポカンとしつつも兄が自分以外の人間と仲良く(?)してるのを見て放置した。

ちなみに終盤の流星群では、悪天候から星送りが中止と判断しマレウスを連れて先に寮に戻ってしまっておりせっかくの光景を見逃している。

スケアリー・モンスターズ!

ハロウィーンにてマジカメモンスターの無礼な態度に激怒する。

マレウスを度胸試し扱いしたことや、マレウスが悲しんだりしていたことから客を粛清とまで宣言するなど相変わらずの暴走傾向(とはいえかなりマナーのなっていない客だったので怒るのは無理もない)。

マジカメモンスターによるあまりの問題行動の結果、ハロウィーンのパーティー中止の可能性があることから問題解決のためにマジカメモンスター排除の方法を考えることになった時、客を「全員追い出せばよい」というアイデアを出してレオナに馬鹿にされる。ただし、アイデアそのものは本末転倒(本来、客をもてなすためのパーティーでありイベントである)だったためにリリアからも呆れられてしまった。

本番では、恐怖演出で怖がらせて追い出す作戦を実行。リリアとマレウスが彼等を怖がらせやすいよう、オンボロ寮の出入り口を塞ぐ役目をシルバー達と共に担う。

最終日のパレードにはスケアリー・ドレスを着て参加。

ちなみにとあるパーソナルストーリーでは、十年前のハロウィーンでは眠れずにシルバーと夜を明かそうとした話などがシルバーから勝手に語られた。寝ずに夜を明かすと約束したにもかかわらずシルバーは眠ってしまったために、翌朝は「裏切り者!!」と叫んだらしい(シルバーの体質を考えれば予測できた結末ではあった)。

Endless Halloween Night

「ハロウィーンを終わらせ隊」の一人としてゴーストの世界へ赴く。

トレイルークの先輩二人と行動を共にするが、消えたマレウスとリリアを想うがあまり常に協調が取れない状態で居た。しかし突然歌い出したルーク(辿り着いたその世界を見て、あるオペラから連想した)にピンと来て(傍から見たら)デュエットしたり、父が歯科医と聞いたトレイから質問責めにされたり、ルークと種族の垣根を越えた間柄の演技をして引き攣ったりと、逆に二人に振り回されるようなコミカルなシーンもあった。

ルークの掴みどころの無い態度にはゴースト達とグルではないかと疑心まで抱いていたが、彼の(嘘か本当か解らない)壮絶な半生を聞くと、同じサバイバル経験者として共感を覚え感服致した。

バルガスCAMP~スプリング・ハプニング~

キーキャラクターの一人として登場。全キャラの方でも最後の方で限定カードが実装された。

当初、合宿に関しては三日間もマレウスの元を離れるということから嫌がっていたがマレウスの何気ない一言を拡大解釈した結果、気合いを入れて専用の服まで着ている(ワッペンなどはリリアからもらった茨の谷をモチーフにしたもので大量につけている。しかし角といいドラゴンといい、若様関連のものが多めに見える)。

持前の博識さやリリアからの教育の賜物でサバイバルには慣れているのだが、無意識に人間を見下すという悪癖から協力プレーが苦手で同じ部のリドルからも手を焼かれていた。

謎のバケモノの騒動ではラギー等数名と共に協力して解決。その後最終日で、行方不明になっていたデュースをエースや主人公達と共に探しに行ったところ、ドワーフ鉱山の化け物を目撃。この事はバルガス先生等からは けんもほろろに突っ返されたが、リドルとシルバーからは嘘は言っているとは思えない、と辛うじて信じてはもらえた。しかし、化け物は大袈裟で猪か何かだろうと思われてしまい項垂れた。リリアやマレウスなら信じてくれると思っているが……現実は不明。

ホームボイスでは「肉が食べたい」「泉でサーモンは取れるだろうか」と、ワリと食欲旺盛なところを見せていた。

マスターシェフ

  • 豆と人生

審査員として登場。

審査は意外なことに甘い。『豆の人生』では作り手の一人に尊敬する人物が居るからか……それともその人物による食生活の影響か……。

それ以外の審査では甘いのは上記の事以外に単に食欲旺盛だからかもしれない。

  • 麺と麺

メインとして登場。

動機はマレウスの夜食を自分が作るため。つい先日、マレウスが夜食としてリリアの手料理を食べたということから次からは自分が作ってあげたいという理由(ゴーストシェフも作ったのがリリアということもあり慄いていた)料理の経験は皆無故にいろいろと聞く初心者。またマレウスへ作るという目標からか完璧主義へと発揮しているが技量は足りていない。同じく受講者であるフロイドは不真面目と評いているが料理の腕は認めている。

余談であるが、7章にてある事情で料理を作るときに(ある人物が料理を作るのを止めることができた事から)マスターシェフを受講しておいてよかったと評している。

豊作村のケルッカロト

メインキャラクターの一人。

近くに居たという理由でグリムに誘われるが当初は断る。タダの祭りの余興だと小馬鹿にしていたが、エペルから余興には収まらない難易度の高さと、そして「大切な人や親しい人から『よくやった』って褒めて喜んでくれるかも」と煽られ、まんまと口車に乗せられてやる気を出す。ただし、いざ豊作村に到着すると季節と気候による寒さに震えており、上述の通り幼い頃から寒さが苦手な彼にとって過酷な環境だったようだ。

ソリを引かせるぬいぐるみの動物はエペルからお勧めとしてリスを選択(エペルが言うには、セベクが選んだ布のサイズ的に小さなリスぐらいが妥当だっつくたらしい)。当初、リスを嫌がって布から選び直そうとしたが、イデアからスピードタイプだと聞いて決め直す。

お土産を買う場面では、リリアとマレウスには羽毛のクッション、シルバーへのは時計をチョイス(とても寝心地のよいクッションではこれ以上シルバーに寝られては困るという理由。ごもっとも)。

年配であるエペルの祖母・マルヤを初対面で平然と呼び捨てにするなど、年長者にも基本的な態度は変わらない。しかし交流を経ていく内にマルヤへの敬意が芽生え、レース本番以降彼女を「マルヤ殿」と呼ぶようになる。マルヤ自身の意向で呼び捨ては継続となったものの、気づけば今回の(エペルを除く)来訪メンバーでは一番彼女と良好な関係を結んでいた。また、不満だったリスのぬいぐるみにも愛着が湧いたのか大切に扱うようになっていた。

ツムステッドワンダーランド

  • Part1

キーキャラの一人として登場。現れた自分そっくりのツムに関してはマレウスになれなれしいと敵対的であり似ていないと否定をしている。ただしマレウスへの忠誠心というか心酔っぷりはまったくもって同じであり常につきまとっている。当人は自覚がなかったのか「マレウスをつきまとうのは迷惑。一人で居る時間をつくってやれ!」と、どなり聞いていたシルバーとリリアからいつも言われていること。特大ブーメランと呆れられている。

  • Part2

リリアツムと絡んでいたときはどう接したらいいか悩んでおり喋り方も変になっていた。

  • Part3

マレウスツムのことを『若ツム様』と呼んでおりマレウスと同じように尊敬していた。マレウスとの同行の際マレウスツムに自分の頭に乗るように言うが結局マレウスとともに移動をしてしまい、「頭が嫌なら肩の上はいかがでしょうか」と言いながら後を追いかけた。

シルバーにツムのことを相談されたときは「相談できる相手すらいない状態で努力した」、「貴様も自分でなんとかするがいい」と言っている。

グロリアス・マスカレード

Lost in the Book with TIM BURTON'STHE NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS

メインキャラにして、ガチャのSSRの一人。マレウス、と偶然出会った主人公とグリムを連れて古本市場に訪れていたところ、突如としてハロウィンタウンに迷い込んでしまった生徒の一人。

ジャック「骨」、その他ハロウィンタウンの住民達を化け物呼ばわりが住民達は気にしていない(実際に化け物呼ばわりされてもおかしくないので…………)。そのジャック達のハロウィンをなりゆきで手伝う事に。

スカリーが自分の案を不採用にされて、『ハロウィンとは何か』と悩んでいたところを「伝統を重んじる心も、理想を信じる心も、貴様の中にあるものだろう」「それが疑わしく思えたのならば、お前自身に理想を信じ抜く力が無いのが問題なのだ」とセベクなりの言葉で励ます。

その手伝いの最中、スカリーがジャックと主人公とグリムを誘拐した事を知る。捜索をする中で、ジャックの愛犬ゼロが何時もグリムを匂いを嗅いでいたのをヒントに、ゼロを使って匂いを辿って探す方法を思いつく。ヴィル、エペル、イデアがNRC生達を足止めしてくる悪ガキ3人組を引き付けている内にゼロと合流。誰よりも早くスカリーの元へ辿り着く。

憧れの存在であるジャックに自分の掲げる”理想のハロウィン”を否定され、彼に代わってハロウィンを乗っ取ろうとしていたスカリー。セベク自身、心の底から尊敬する存在が居るスカリーには少し共感していたのだが、彼の凶行を裏切りに等しい蛮行だと非難。彼と直接対決するが、ユニーク魔法により無力化され敗北。しかし次に駆け付けたレオナの加勢で形勢を立て直す。ジャミルとも合流し、再度対峙。

限界を超えて自身のユニーク魔法でスカリーを追い込み、その大声で一喝する。

「誰かを信じるというのは、自分の思い通りになれと押し付ける事ではなく……どんな事があっても受け入れるという覚悟の事を言うのだ!」

「意見が反する事と、愛し続ける事とは全く別の問題なのだ。言っただろう、理想を信じ抜けるかどうかはお前自身の問題なのだと。つまりお前を苦しめてるのはお前自身の至らなさだ!」

その言葉と、事態を聞いたジャックとの和解もあってスカリーを止める事に成功した。

番外編

  • ニューイヤーキャンペーン2021

7日目のストーリーのディアソムニア編に登場。

「鍛錬をしていた」と語るシルバーに負けじと同じく鍛錬をしていたと主張したり、マレウスが主人公に何か話そうとしたが後日に回そうとしたのを「若様はご多忙でいらっしゃるのだ!!」と主人公に一喝したりと相変わらず喧しい(マレウス本人も「時間が無いというワケではない」と否定している)。

  • Sam's New Year Sale2022

セール七日目ディアソムニア編にて来店。

マレウスの行く道を妨げさせまいと周囲を威圧していた。しかし道中、シルバーが眠り始めてしまいセベクは支えにされて身動きが取れなくなっていた。

店に並んでいた客とトラブルになり、マレウスを巻き込もうとしていたところをアルバイトのデュース、カリムによって止められる。

  • Sam's New Year Sale2023
  • Sam's New Year Sale2024

セール七日目ディアソムニア編にて来店。

来店早々、シルバーとリリアでマレウスを囲んで商品をチェックしていた。

KOMAバトルにも参加していたが描写も無く敗北した様子で、それよりもマレウスがトレイに負けた事の方がショックな様子。

  • 誕生日
  • おめかしバースデー

アズールに次ぎ、バースデーキャンペーンのキャラクターとなったセベク。

ストーリーは普通のカードと少し異なり、『誕生日の人へインタビュー特集』というインタビュー形式のものとなっている。

誕生日には両親からバースデーカードが届いたらしい。

このストーリーで本編での『半分』発言の真意、即ち血筋と家族について明らかになった。

母親は夜行性の妖精族であり、一族の特徴である噛みつく力が特に強いなど尊敬している様子で嬉しそうに話していたが、父親の話で言い淀む。父親は歯科医の人間であり魔法も使えないらしい。セベクからは『魔法も使えないのに茨の谷に住む変わり者』だと評されているが、セベクが何を言ってもニコニコとしてお菓子などを与えているらしい。疎んじているようにも聞こえるが本心では嫌ってはいない様子。思春期

また兄と姉がいることも判明する。後の7章にて、兄はナイトレイブンカレッジの卒業生であることが発覚する。サーモンのカルパッチョが好きなのは、兄と姉と釣りをしていて釣り上げたサーモンを家族全員で食べたという思い出がきっかけ。対照的に苦手なのはブラックコーヒー。シルバーは眠気覚ましに多飲しており、敬愛する若様と飲んでいるのがうらやましいらしい(砂糖を勧められたが、意地を張って断っている)。ただし苦手をそのままにしないために努力しているらしく、コーヒー牛乳なら飲めるようになったと誇らしげに断言していた。

ホームボイスにて、アズールからは希少本(対価を払う可能性に悩んでいた)、シルバーからはダンベルを貰ったらしい(鍛錬が足らないというのかと怒っていた)。エペルには果物細工でマレウスを作ってもらったものの、あまりにも素晴らしい出来だったため「あれ(果物細工)を食べるなど僕には無理だ!」と発言していた。

  • ユニオンバースデー

2巡目のバースデーキャンペーン。

【バースデーダイス】によって選ばれた生徒がプレゼンターとなり、贈り物と誕生日の主役への質問の他、締めにパイ投げがなされる。

セベクの相手はジャック。もらったプレゼントはトレーニングの教本。チョイスの理由はこの前飛行術の授業で組んだときに「体幹を鍛えたい」って話していていろいろ参考になりそうだから。

インタビューのQ&A

質問「無人島に行くなら誰と?ただし自寮の者は除外」
返答トレイ
理由
質問「ディアソムニア以外の寮に行くことになったら?」
返答オクタヴィネル
理由海の魔女の「慈悲の精神に」対する理解を深めることで、いずれマレウスの役に立てる機会があるかもしれないから。
  • ブルームバースデー

2022年の3巡目のバースデーキャンペーン。

【魔法のペンデュラム】によって選ばれた生徒がプレゼンターとなり、誕生日の主役に対する質問がなされ、プレゼンターによって飾り付けられた箒(ほうき)が贈られる。そして締めに、贈られた箒でバースデーロードを駆け抜ける。

今回の相手はトレイ。

インタビューのQ&A

質問「飛行術を使ってどこまでも行けるとしたら、どこへ行きたいですか?(魔力の量は考慮しなくてもよい)」
返答賢者の島
理由
質問「魔法が使えて良かったことは?」
返答ナイトレイブンカレッジに入学できたこと!!!
質問「休日の過ごし方は?」
返答日課の鍛錬と授業の予習復習は欠かさず、それ以外の時間は読書をすることが多い
  • プラチナジャケット

黎明の国の国立美術館にて絵画鑑賞。

という体で、ディズニー映画のワンシーンに対するセベクらのコメントを聞くことができる。

プレゼンターはエース

  • くつろぎマイルーム

ユニーク魔法【7章ネタバレ注意】

『曇天を衝け、雷光よ 迅雷一閃(リビング・ボルト)』

魔法名【迅雷一閃(リビング・ボルト)】
効果自身の身体を雷に変換し、移動や攻撃を行う

マレウスの有事の際に、誰よりも早く駆けつけるべく努力をしていたときに身についたユニーク魔法。当然、周りの人物を感電させるため、事前に避難を促していた。

セベク自身、このユニーク魔法をまだ完璧に使いこなせず、使用後は身体に雷がまだ残っている感覚になるらしい。

また、この時雷が苦手なオルトを気遣う優しい面も見せている。

なお水中だとかなり有効らしく諸事情で海中で使った際には地上よりも使いこなせておりあのリーチ兄弟を一時的に戦闘不能にまで追い込めた。

余談

元ネタは『眠れる森の美女』に登場する魔女の配下「グーン(アリゲーター型)」、もしくは魔女が行使する雷だろうか。

エジプト神話にセベクという頭部がワニになっている神がおり、名前の由来となっている可能性がある。

見た目こそマレウスやリリアと違い耳が尖っていない普通の人間だが、牙、縦になった瞳孔等の人間離れした特徴、主人公や他の生徒の事を「人間」と呼ぶ、おしゃべりにて「魔法薬も飲まずに体の大きさを変えられたという三人の妖精が羨ましい」という旨の(=変身薬を常用しているような)台詞、戦闘開始ボイスの「丸呑みにしてやろう」という人間の姿で言うにはいささか意味の通らない台詞から、の様に人間に擬態した人外である可能性が浮上している。また、上記の『半分』発言と母親の事から本来は少なからず人間離れした容姿である可能性も否めない。