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唐辛子の編集履歴

2013-01-03 22:26:46 バージョン

唐辛子

とうがらし

ナス科の植物の一種。 動物の指のように細長く、非常に強い辛味を持つ。 また天然の赤い色素も強く、香辛料として料理に用いられる。

唐辛子とは、ナス科トウガラシ属の野菜の一種である。


概要

 『』(=中国)と言われるが、原産は南アメリカ大陸

 大航海時代にヨーロッパに渡り、その後南蛮貿易が開始された戦国時代に日本に伝来した。

 なお「唐」とは『漠然とした海外』という意味にも用いられ、渡来当初は『南蛮胡椒』という名前で呼ばれていた。


メキシコタイブータン韓国ハンガリーインドネシア、中国の四川や湖南など、唐辛子の使用が盛んな地域は世界各地にある。インドでもカレーの辛味付けにしばしば使われる。


韓国へは、17世紀初頭に日本から伝来したとするのが通説だが、19世紀までの料理の文献まで"唐辛子"の文字が無いことから疑問の声もある。


 非常に強い辛み成分『カプサイシン』を持ち、調味料として用いられる。またその強烈な辛みには除虫効果があり、ガーデニングや菜園の際に害虫よけとして植えられたり、果肉を煮込んで除虫液を精製してスプレーしたりすることもできる。


 色はと変化していき、熟成するほど赤くなっていく。

 生食も可能だが、ほとんどの場合は干して乾燥させ、刻んで料理の味や風味を付けるのに使う。


唐辛子の辛さについて

 唐辛子の辛味成分『カプサイシン』は他の辛味成分と違い、人体の粘膜を傷つけることでその辛味を発生させる。(胡椒は「ピリペン」という成分)

 そのため、多量に摂取し続けると胃炎や食道炎、味覚障害を引き起こす原因になるので注意。

 一方、発汗作用や体温上昇作用もあり、ビタミンA・Bが豊富なことからダイエット夏バテ防止に効果がある。


関連タグ

野菜 調味料

一味唐辛子 七味唐辛子 ラー油

タバスコ 豆板醤

唐辛子の仲間

ピーマン パプリカ ししとう(獅子唐/シシトウ)

鷹の爪 青唐辛子 ハバネロ

唐辛子を使った料理

…など

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