キミとアイドルプリキュア
きみとあいどるぷりきゅあ
説明
- 正式なタイトルは『キミとアイドルプリキュア♪』。作品全体については当該項目参照。
- 本記事では当作品に登場する同名のプリキュアチームについて説明する。
概要
初期メンバーは咲良うた(キュアアイドル)、蒼風なな(キュアウインク)、紫雨こころ(キュアキュンキュン)の3人である。
異世界・キラキランドでは「アイドルプリキュア」として伝承されており、その称号は「伝説の救世主」とされている。
前作『わんだふるぷりきゅあ!』が肉弾戦を行わなかったことや、「アイドル」と名乗ることから、同様に戦闘を行わないのではないかと考えられていたが、基本的な戦闘スタイルは肉弾戦である。
特にキュアアイドルは、「グータッチ」と称してパンチを繰り出すため、ファンからは「ファンサ(物理)」などと呼ばれることもある。
また、本作最大の特徴は、敵の浄化シーンで、歌い踊るライブを行う点にある。浄化技発動時はアイドルハートインカムが装着され、周辺が仮想空間としてのライブステージになり、パフォーマンスの最後で浄化技を放つ流れとなる。発動と同時に怪物も強制的に着席(≒拘束)させられるため、ライブ中に怪物に攻撃されるリスクは低い。
なお、過去作『スター☆トゥインクルプリキュア』でも変身中に歌を披露するシーンがあったが、それはプリキュアのパフォーマンスとしての演出であり、本作のように戦闘と一体化した要素ではなかった。
メンバー
紫雨こころ/キュアキュンキュン
CV:高森奈津美
中学1年生の少女。ダンスが得意で、熱さを内に秘めるしっかり者。口癖は「心キュンキュンしてます!」。“キュンキュンポーズ”がファンサの「キュアキュンキュン」に変身する。
妖精
演者について
本作のプリキュア役は全員が過去にプリキュア出演経験を持つケースとなった。
また、キャストはアイドルマスターシリーズやウマ娘プリティーダービーなどの歌に関わるアニメ・メディアミックス作品の経験者を(妖精役も含めて)起用している。
余談
初期メンバー全員のコスチュームは、シリーズ初のチェック柄が採用されている(ファンイラスト等を描く際はこの点に注意)。
これまで初期メンバーが3人のチームは「桃・青・黄」の組み合わせが基本であったが、今回のチームはその例に当てはまらない新しい編成となっている。
2年連続で黄色のプリキュアが初期メンバーに含まれないのは、ハートキャッチプリキュア→スイートプリキュア以来14年ぶりとなる(『ひろがるスカイ!プリキュア』のキュアウィングはオレンジ色であるが、公式では黄キュア扱いでもある)。
また、初期メンバー全員が地球出身の女子中学生という設定は、『デリシャスパーティ♡プリキュア』以来3年ぶりであり、初期メンバー全員の情報が当初から公開されるのも同作品以来。
さらに、そのチーム以来、純粋な妖精枠が復活している点も特徴的である(『わんだふるぷりきゅあ!』では妖精枠が事実上なくなり、『ひろがるスカイ!プリキュア』では妖精枠に相当するキャラクターがいずれもプリキュアとなったため)。
アイドルがモチーフなのか、キミとアイドルプリキュア♪Light Up!の主題歌CDの発売1ヶ月前に、デビューソングCDが発売される。主題歌よりも先にキャラクターソングが発売されるのはプリキュアを含めて初めてである。単独CDがリリースされるのは春日野うららと剣崎真琴に続いて3度目であり、ドキドキ!プリキュア以来11年振りである。一部からは「過去の主題歌やイメージソングをカバーするのでは?」と、予想や期待している者もいるとかいないとか。