チェック柄
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ちぇっくがら
ここでは、チェック(格子)状に縦横の線を交差させた柄について解説する。
その他の用法は「チェック」を参照。
「チェッカー(pixivでは同名のボードゲームの解説記事)」や「格子縞」とも。
布地の場合、一般に先染めした経糸と緯糸で織り出して作るが、後天的にプリントして作る物もある。
「タータン」を初めとして由緒あるデザインも多いのだが、いつ頃からか、特にこの柄の男物ネルシャツに対して「理系」や「オタク」のイメージが付き纏うようになり、両者の交点である秋葉原の名を取って「アキバ系」などと呼ばれるようになってしまった。
他の「〇〇系」のようなムーブメントとは異なり、むしろ服装に無頓着な様を揶揄した蔑称のようなものである。まあ、実際当人達もファッションという意識は希薄だったようだが。
オタクを題材にした初期の作品である『電車男』のメディアミックスでは既に主人公がそのような衣装を着ていたことから、放送された2000年代前半には既にイメージが広まっていたと考えられる。
チェック柄が好まれた理由もいまいち判然としないが、汚れが目立たず実用的な点や、2000年代前半に成人を迎えていたなら幼少期にチェッカーズ等の流行を経験した世代であり、当時のお洒落感をそのまま引き摺っていた点などを指摘する意見もある。
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