「わたしの なまえは プラターヌ! カロスちほうの ポケモンはかせ さ!」
概要
『ポケットモンスター X・Y』(第6世代)に登場するキャラクター。
カロス地方でポケモンの研究をしている男の博士。
名前の由来は恐らくスズカケノキのフランス語「プラターヌ(platane)」。
シナリオ序盤、主人公に対してその友達を通じてポケモンを託し、冒険のきっかけを与えてくれるのだが、後に会う彼自身からはなぜかカントー御三家が託される。
また、主人公にバトルを挑んでくることがある。博士とバトルできるのはシリーズ初。
容姿
青いシャツの上に白衣を纏った服装。かなり整った顔立ちで顎には無精ひげが生えている。
ワカメのような独特な髪型が特徴。
XYの「公式ガイドブック 完全ストーリー攻略ガイド」のキャラクター設定資料には、白衣を脱いだ設定画も掲載されている。
開発者インタビューによると、責任者の増田順一氏から『「イケメン」を意識してデザインするように』という要望があったが、キャラクター設定を担当していたスタッフが『ただイケメンキャラにするとつまらない』という風に考え、「ルックスはイケメンだけど少しドジだったり情けないところもある」というキャラ設定が付けられたらしい。
手持ちポケモン
プラターヌ博士は、ミアレシティとレンリタウンの計2回主人公に勝負を挑んでくる。カントー御三家がもらえるのは、このミアレシティでのバトルが終わった後。
もちろん、彼が使ってくるポケモンもカントー御三家。ただし、レンリタウンでは最終進化系まで進化している。
回数 | 使用ポケモン |
---|---|
1回目 | フシギダネ(LV.10 ♂)、ヒトカゲ(LV.10 ♂)、ゼニガメ(LV.10 ♂) |
2回目 | フシギバナ(LV.50 ♂)、リザードン(LV.50 ♂)、カメックス(LV.50 ♂) |
余談
主人公が旅立つ時に母親に旅立つ旨の手紙を渡されるが、それからはいいにおい が するらしい。そして受け取った母親も「差出人は? あら、プラターヌ? ラブレターかしら …美しい字」等と子供の目の前で言っている。父親涙目…これはリアルおとなのおねえさんを意識した結果だろうか。
とあるバックパッカーが彼のことを色男の博士と称している。
ちなみに実際のナンパは成功率はかなり低い模様。
ついついカッコつけてはドジを踏んでしまうようである。
また、ストーリー中に登場するフラダリという人物とも顔見知りである等、彼の人間関係はますます謎が深まるばかりである。
昔はナナカマド博士の下について研究をしていたらしく、シロナとは兄妹弟子にあたる。そしてオーキド博士などとも浅からぬ縁がある事になる。
また、あることから一部のプレイヤーから「真のラスボス(黒幕)説」と囁かれたことがある。
・主人公が引っ越してきたアサメシティとポケモン研究所があるミアレシティでは距離があるにも関わらず、引っ越して間もない主人公のこと知っている。(このことはカルム/セレナも疑問に思うような台詞を漏らしている)
・主人公の母親サキに(サキはプラターヌ博士とは面識はない)手紙を出す。
・フラダリの正体が初見でバレバレだったことと、彼と顔見知りだということ。
・旅の道中でメガシンカのことなど意味深なことを言う。
以上のことからラスボスではないかというらしいのだがそんなことなかったぜ・・・。
アニメでの活躍
声優:土田大
テレビアニメ『ポケットモンスターXY』第2話にて初登場。
原作通りにミアレシティのプラターヌ研究所にいる。
シトロンとのポケモン勝負中、邪魔をしてきたロケット団のソーナンスが決めたカウンターによりの跳ね返されたエレキボールからピカチュウをかばうために突然現れたケロマツ。
ダメージを我慢して協力してくれたケロマツのおかげでロケット団は退けることが出来たものの、エレキボールを喰らった状態でかなり無理をしていたため瀕死の重傷に(しかもケロマツはみずタイプ)。
そんなケロマツを救うためにサトシ達が来た場所がプラターヌ博士の研究所だった。
彼はそこでポケモンと進化について研究しており、サトシとシトロンにメガシンカについて教えていたが、再び現れたロケット団によってガブリアスが大暴れする。
そしてその事件を解決したサトシにお礼としてポケモン図鑑をあげた。
原作と異なる点の一つに彼が新人トレーナーにカロス御三家とポケモン図鑑を渡すというポジションになっている。
そのため、新人トレーナーとして旅立つセレナにカロス御三家を渡すシーンがある。
関連イラスト
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