「グギュグバァッ!!!」
基礎データ
他言語版の名称
ドイツ語・英語・スペイン語・フランス語・イタリア語 | Dialga |
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韓国語 | 디아루가 |
中国語(簡体字) | 帝牙卢卡 |
中国語(繁体字) | 帝牙盧卡 |
概要
『ポケットモンスターダイヤモンド・パール』(第4世代)で登場したポケモン。
かなり独特の容姿をしたポケモン。
後頭部は突き出ており、首は長く四足歩行をしそうな外見的特徴を持っている。
全体的に深い藍色の様な色調で、顔や背中、胸部に鎧の様な装甲があり、全身に時計の針を思わせる水色の模様が入っている。
胸部の中心には、ダイヤモンドの様な形状の核がある。
色違いは、全体的に緑がかった配色になる。
以上の様な非常に細々とした細工がされて描きづらそうであるが、その神々しさや威風堂々とした姿から人気の高いポケモンである。
『ダイヤモンド』のジャケットに描かれており、ストーリーの鍵を握る重要なポケモンである。
シンオウ地方の神話に登場する伝説のポケモン。シンオウ地方を創造したと人々に伝えられるポケモンの内の1匹。
ディアルガが生まれたことで時間が動き出したとされ、またディアルガの心臓が動くと時を刻むともされている。
そのような理由から、時を司る神と呼ばれているポケモンである。
実際に時の流れを操り、未来へも過去へも自由に行き来する事が出来る程の強大な力を持っている(同じく時間を移動できる「ときわたりポケモン」のセレビィをも凌ぐとされる)。
またシンオウ地方の神話に登場するパルキア、ギラティナと同様にアルセウスの分身でもある。
『LEGENDSアルセウス』では、コンゴウ団の長であるセキにテレパシーで自分の意志を伝える描写があり、このことから人間とある程度のコンタクトを取れるだけの高い知能を持っていることが示されている(これはパルキアも同様)。
「グギュグバァ!」という独特すぎる鳴き声は当初からネタにされている。後述する『ポケまぜ』でもこの鳴き声が採用されており、表情を崩した可愛らしいディアルガを見ることが出来る。
ちなみに移動の際には四足でのしのしと歩くのだが、高速で移動する必要がある際には体を浮遊させてホバリングしながら移動する。アニメ等では空中を駆ける様に動いている。
加えて相方のパルキアと比べるとメディア展開ではディアルガの方がやや優遇気味である。
例えばポケダン第2作では全編を通してのキーパーソンという扱い、DP劇場版では神々の戦い三部作に全て出演、『ようこそ!ポケモンカフェ~まぜまぜパズル~』ではイベント限定キャラとしてパルキアを差し置いて登場するといった具合。
名前の由来・モチーフ
名前の由来は恐らくダイヤモンド<diamond>のイタリア語・スペイン語読みの「ディアマンテ」、英語で時計の文字盤を意味する「ダイヤル」、フランス語読みの「ディアマン」などの他、ディアー<deer>:英語で鹿をかけてある可能性もある。
一部設定は日本神話の須佐之男命(スサノオノミコト)をモデルにしていると思われる。
また、時を司る事から考えてギリシャ神話の時間神クロノスや、クトゥルフ神話の時空の神ヨグ=ソトースなどの要素も窺える。
特にクロノスに関しては、ポケモンカードゲームのオリジンディアルガVSTARのVSTARパワーのワザが『スタークロノス』である(参照)事からほぼ確定的であると言える。
パルキアと合わせて『ディアルキア』(ギリシャ語で二頭政)も含まれているかもしれない。
オリジンフォルム
ゲームでの特徴
ストーリーにおける扱い
ゲーム内のストーリーにおいては、その力を利用しようとギンガ団のボスであるアカギに狙われる。
『ダイヤモンド』と『プラチナ』においてテンガンざんの「やりのはしら」に1匹だけ出現する。レベルはダイヤモンドでは47。プラチナでは70。
『パール』では出現しない。
『ハートゴールド・ソウルシルバー』においては、アルセウスを先頭にして「アルフのいせき」の「管理部屋」に入ろうとすると「シントいせき」へ行くイベントが発生し、ディアルガを選択するとLv.1で入手できる。
『アルファサファイア』では、ユクシー・エムリット・アグノムを手持ちに加え、「おおぞらをとぶ」でムロタウン近辺に現れている「大きな裂け目」に行き、「はい」を選ぶとバトルになる。レベルは50。
出現条件で3匹も枠を埋める関係上、残りの2(+1)枠にシンクロ+能力値判定用ポケモン+捕獲要員を入れなければならないため、厳選する場合は用意が中々に面倒。あくびの使えるユクシーを捕獲要員に仕立てると枠の節約ができる。
倒してしまっても地上に降りて、もう一度飛べば復活する。
なおこの世代でダイヤモンド繋がりの仲間ができた模様。
『ウルトラサン』ではウルトラホールに飛ぶと行ける世界に出現することがある。レベルは60。
『剣盾』では他の伝説ポケモン同様、ダイマックスアドベンチャーでのみ捕獲できる。
『LEGENDSアルセウス』では、シンオウ神殿へ行く際に同行者にセキを選択すると神殿で戦闘が発生し、捕獲が可能。その後、ディアルガを手持ちに入れた状態で、時空の裂け目から出現したオリジンパルキアと戦闘することになる(カイを選択した場合は、ディアルガとパルキアの立場が逆になる)。
『SV』では、現時点では期間限定で開催されたテラレイドバトルでのみ入手が可能(詳細は後述)。
性能
フォルム | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
通常 | 100 | 120 | 120 | 150 | 100 | 90 | 680 |
オリジン | 100 | 100 | 120 | 150 | 120 | 90 | 680 |
パルキア同様、神と称される伝説のポケモンという事もあり、当然のように超強力なステータスである。
「すばやさ」がやや低い程度で、他のステータスはすべて種族値100オーバーである。ちなみにイッシュ地方のパッケージ伝説2匹はディアルガの攻撃面、耐久面を入れ替えた配分となっており、満遍なく高いステータスを持つ禁止級において一つの指標となっている。
特に「とくこう」は150と恐ろしいほど高く、レックウザ、パルキア、レシラムと並びドラゴンタイプ最強であった(現在の1位はメガレックウザの180)。
その上で一致技の威力を1.2倍にする専用アイテム「こんごうだま」を持たせれば暴君と化すことは言うまでもない。
また、オリジンフォルムになると攻撃力と引き換えに特殊耐久が上昇。攻撃種族値もアイアンテールでゼルネアスを仕留める際に役立つが、居座りやすさを向上させるのなら特殊耐久の向上に軍配があがるか。
はがねタイプ/ドラゴンタイプという屈指の複合タイプの持ち主であり、弱点はかくとうタイプとじめんタイプのメジャーなタイプではあるが、この2つのみで耐性も多く、それでいて4倍弱点も存在しない。
元来ドラゴンタイプの弱点であるはずのこおりタイプ・ドラゴンタイプ・フェアリータイプの全てを等倍で受けることができ、かつこちらからは有効打があるという攻守共に非常に優秀な複合である。
自らのタイプである「はがね/ドラゴン」複合を除き、他の全てのドラゴンに一致技で弱点を突ける(ドラゴン技に耐性のあるドラゴンタイプはディアルガ、ジュラルドンとメガチルタリスのみであり、メガチルタリスははがね技が弱点)。
ドラゴンメタのフェアリータイプを等倍に抑えつつタイプ一致の「ラスターカノン」などで返り討ちにすることもできるのは大きな強みになる。
ポケモン剣盾においてジュラルドンが登場するまでのおよそ13年間に渡り、「はがね/ドラゴン」の複合タイプは固有タイプでもあった。なおジュラルドンとは基本スペックが違いすぎるため差別化を意識する必要は皆無。
といっても、禁止伝説としてはとくぼうはそこまで高いわけではないので、禁止伝説級の高威力特殊技だと等倍でも一発で落ちることがある。
対戦で使う際には、ある程度特殊耐久に振っておこう。
その凶悪な「とくこう」を生かしての「りゅうせいぐん」は凄まじいダメージを叩きだす。
そして専用技にしてドラゴンタイプ最強の特殊攻撃である威力150の「ときのほうこう」は超絶ダメージを相手に与える。
技が決まると反動で1ターン動けないが、Zワザを駆使すれば2連続で撃つこともできる。Zワザ化した時の威力は驚愕の200である。
時間の神だからなのか、「トリックルーム」を覚えたりもするので、同技の始動役として選ばれることがある。
耐久が高水準で耐性も豊富なため発動させやすく、発動後の火力も申し分ない。
ただこいつより遅い始動役伝説が存在するので立場がやや危うい。耐性の多さでカバーしよう。
隠れ特性「テレパシー」はパルキア・ギラティナ同様入手が難しく、『ポケモンARサーチャー』にて同ゲームクリア後に『ダイヤモンド』のソフトを3DSに挿し込んだ状態でプレイすると出現する個体をゲットして『ポケモンBW2』に転送するか、下記『光輪の超魔人フーパ』の映画前売り券で手に入れるかしかなかったが、とくせいパッチによって入手は容易になった。
また、期間限定ではあるものの、下記のテラレイドバトルで入手できる個体は確定でテレパシーを持つため、とくせいパッチが惜しいならこちらを狙おう。
第8世代
禁伝解禁ルールにてランクマッチでも見るようになった。
同じはがねタイプで禁伝最メジャーであるザシアンがいることから数自体はそこまで多く無いが、強者の集まる仲間大会「ムゲンダイカップ」で最終1位のプレイヤーが使用していたなどその優秀な複合と禁伝の種族値の融合からなるハイスペックさは健在である。
幻のポケモン解禁戦として行われる剣盾ランクバトルシリーズ13ルールでは、シングルバトルにおいてトップメタの活躍をしている。というのも、それまで禁止級伝説解禁戦で彼が役割を持っていたカイオーガに加え、マーシャドー対策として爆増したゼクロムに役割を持てるのも大きい。
第9世代
ポケモンホームの連携と共に解禁。
テラスタルを獲得し、さらには前述のオリジンフォルムで戦うことが可能になった。
そしてスカーレット限定のテラレイドバトルにも選ばれている。
元々のタイプが優秀な故に、テラスタルを切るタイミングやどのタイプになるのかは難しいが、弱点タイプをカバーしたり、一致の威力を上げるのが無難だろう。
また、技面では「トリック」「きあいだま」を獲得している。
オリジンフォルムについては、だいこんごうだまを持たせることでフォルムチェンジが可能。
ザシアンやザマゼンタのように種族値の上昇はないが、前述の通りとくぼうの種族値の配分は良くなっている。(ただ通常フォルムにチョッキを持たせた方が耐久は高い)
さらに道具の効果でドラゴン技と鋼技の威力を高めることが可能に。これをC150というパワーから繰り出され、テラスタル補正も乗るためとんでもない火力になる。
また持ち物固定共通の特徴として、はたきおとすの効果を受けなかったり、道具の交換等を無効化出来る。
総じて今作においても様々な立ち回りが可能で、オリジンフォルムも手に入れた事により、より強力なポケモンになったと言える。
ちなみに、通常フォルムとオリジンフォルムは選出画面ではっきりと分かる。
テラレイドバトル
2023年12月8日〜12月22日にパルキアと共にイベントレイドが開催された。難易度はテツノイサハ、ウネルミナモ同様★5。
技構成は「トリックルーム」、「ステルスロック」「てっていこうせん」、「だいもんじ」、「だいちのちから」、「りゅうせいぐん」、「てっぺき」。
初手から「トリックルーム」と「ステルスロック」を仕掛けて来る。
無効化するはずのフェアリー対策に「てっていこうせん」を放って来る為、相性が良いからと言って軽い気持ちで挑むのは油断禁物。
更には「だいちのちから」を使用する為、防御が低いはがねタイプは非推奨となる。
バリアを破壊すると今度は「てっぺき」を使うため、物理アタッカーでの攻略は少し難しくなる。
とはいえ努力値は振られていないため、対策で有効なポケモンはきちんと努力値などの育成を行ったフェアリータイプで良い。
特にドラゴン無効、はがね等倍で、「ひかりのかべ」と「ドレインキッス」連打で仕留めるデカヌチャンがお勧め。
また、特防が高く「ドレインキッス」での継戦能力に優れるニンフィアも良いが、こちらはテラスタイプをフェアリーにする必要がある。
もっとも後者は金策ニンフィアを使い回しても良い。
入手できる個体は、上でも書かれているように特性が「テレパシー」で、性格も「れいせい」でそれぞれ固定となっている。一方、個体値はランダムで変化するので、A0個体やS0個体が欲しい場合は厳選が必要となるが、最低4ヶ所が「さいこう」で確定となる★5レイドの仕様上、厳選難易度はかなり高めとなっている。
「テレパシー」は、味方からの攻撃でダメージを受けなくなる特性であり、主にダブルバトルで役に立つ。イベントレイド実施中に配信が開始されるDLC「藍の円盤」ではダブルバトルがメインとなることが発表されており、恐らく攻略のための救済措置としての意図もあるのだと考えられる。
番外作品
『ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊・空の探検隊』
ラスボスとして「闇のディアルガ」が登場し、主人公に立ちはだかる。
そして対ディアルガ専用曲「けっせん! ディアルガ!」はポケダンどころか全ゲームBGMの中でも非常に評価が高いことで知られる。
なんと「第3回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100」にて32位にランクイン、第4回では19位にアップ。ついに「みんなで決める任天堂ゲーム音楽ベスト100」では1位を獲得した。
また、「みんなで決めるラストバトルBGMベスト100」でも2位であり、1位の曲よりも票あたりの平均点数が高かった。
肝心の性能だが、育て上げれば固有かしこさ「じかんだんそう」で常時倍速というチートめいた性能を誇る。
更に固有アイテム「タイムシールド」は本来「受けるダメージ半減」なのだが、『時・闇』のみ「与えるダメージ2倍も付加」というこれまたチートめいた性能で、全部揃えれば向かうところ敵なしの状態になる。
ただし技PPが全体的に少なく、専用技「ときのほうこう」は確かに部屋全体攻撃で強いのだが原作通り反動で1ターン動けない。かしこさでわなを対処できないのも辛い。
『ポケモンレンジャーバトナージ』
エクストラミッション『ヒアバレーに ディアルガが⁉︎』に登場。
キャプチャ時間には制限があり、一定時間内にキャプチャしないと「ときのほうこう」でチコレ村まで強制に戻されやり直しになる。
その一方でこおりタイプのポケアシストを使えば難易度が格段に下がるのでトドゼルガなどをキャプチャしておくことをお勧めする。
続編の『光の軌跡』でもエクストラミッションで登場。
本作では主人公達をストーリーミッション中の空中要塞の時間まで巻き戻し、1分以内にディアルガの居る部屋まで行かなければならない。
その代わりキャプチャの制限時間は無く、ときのほうこうもチャージしてエネルギーを画面全体に放射する技となっている。
『ポケモン+ノブナガの野望』
シンオウ三龍で唯一ランセ地方にも存在し、同作の元となった戦国無双シリーズでは最強クラスの武将として描かれているキャラクター、タダカツのベストリンクポケモンとして扱われるという破格の待遇を受けている。
使用する技は「ときのほうこう」。やはり反動があるが、リンクが100%になると無反動で撃てる。
『ポケモンGO』
パルキアおよび復刻ラティアスの実装が終了した後の2019年3月2日~3月28日までの間、レイドボス限定のポケモンとして登場した。
他の伝説ポケモンと同様、難易度は最高の★5で、手持ちに加えたい場合、バトル終了後のゲットチャレンジで捕獲する必要がある。
その後も記念行事の際に度々復刻されていたが、2021年8月に今度は色違い個体を引っ提げて登場。後述するように高性能なポケモンであることもあり、多くのユーザーを賑わせることとなった。
ボスとしてはなかなかの強敵で、圧倒的な攻撃力の高さもさることながら、かなりのタフネスを誇るので、ある程度の人数が揃っていないと討伐は難しい。
はがねとの複合なので、他のドラゴンタイプとは異なり、こおり・ドラゴン・フェアリーは軽減されてしまう……どころか、逆にはがね技やドラゴン技で返り討ちに遭うので、間違っても使用してはならない。
幸い、弱点とするじめん・かくとうは比較的メジャーなタイプであり、カイリキー・ドリュウズ・ルカリオ・グラードン・ランドロス(れいじゅう)のような優秀なアタッカーも多いので、パルキアと比べれば討伐要員を揃えるのにはそこまで苦労はしないだろう。
とはいえ「りゅうせいぐん」をぶつけられると並の耐久のポケモンは丸ごと消し飛んでしまうので薬の数に気を配っておく必要はある。はがねとの複合であれば(残存体力が多ければ)最低1発は耐えられるので、ドリュウズやルカリオといったはがね複合のポケモンを揃えるのもありである。
性能はというと、最大CPは3000代後半、最大のものになると4000をオーバーする。
最大で3990代であったパルキアを僅かながら上回ることとなり、現在実装されているドラゴンタイプおよびはがねタイプの中でトップのCP値を得るに至った。
通常技は「りゅうのいぶき」「メタルクロー」、ゲージ技は「りゅうせいぐん」「アイアンヘッド」「かみなり」の3種。
ドラゴンとはがねのどちらのタイプでも技を揃えられるが、はがねゲージ技の「アイアンヘッド」は威力60と2分割ゲージ技としてはやや物足りない威力なのが難点(そもそもはがねタイプのアタッカーの座には、既に「コメットパンチ」を習得したメタグロスという不動のエースが存在する)。はがね技は、余裕があればサードアタックとして開放する程度に考えておくのが無難で、素直に「りゅうのいぶき」&「りゅうせいぐん」の組み合わせで、ドラゴンタイプのアタッカーとして運用するのが望ましい。その場合の強さは折り紙つきである。
耐久面も極めて優秀で、複合しているはがねタイプのおかげで軽減できるタイプが非常に豊富。防御やHPの種族値自体も非常に高いので、生半可な攻撃ではビクともしない頑強さを誇る。
攻撃面では一見するとパルキアと役割が被るように見えるが、複合しているタイプ的にむしろ差別化しなければいけないのはパルキアの方である。何よりドラゴンを弱点としないドラゴンタイプという現状唯一無二の個性は非常に強力であり、最高水準の火力も手伝い、全ドラゴンの中でも一二を争う強さを誇っている。
ただし、苦手なじめん技やかくとう技は防衛に置かれているポケモンも繰り出してくる可能性が高いので、油断は禁物。特に習得者の多い「じしん」、「カウンター」、「ばくれつパンチ」には注意を払おう。
そして耐久面の豊富さゆえに、GOロケット団とのバトルでも極めて優秀な働きができることがわかってきた。
GOロケット団のしたっぱは、時折カビゴン、カイリュー、ギャラドス、サーナイトといった強力なポケモンを使ってくることがあるのだが、ディアルガはそのうカビゴン&ギャラドスの攻撃をおおむね半減の状態で受けられる。カイリュー・サーナイトの場合は残念ながら半減にはできないが、こちらも等倍で受けることが可能。
おまけにこちらは軽減されにくいドラゴン技を高攻撃力でぶっ放すことで相手に大ダメージを狙える(サーナイトにもはがね技である「アイアンヘッド」を繰り出せば、倒すまではいかなくとも後続が楽に仕留められるだけのダメージを与えることは十分可能)。
あちらの非常に高い攻撃力で消耗しがちなロケット団バトルにおいて高耐久&高火力を両方兼ね備えた貴重な存在であり、1匹でも育てておけば大いに活躍してくれることだろう。
ところが、2019年12月に技の仕様に調整が入り、トレーナーバトルにおいては「りゅうせいぐん」に原作同様、使用後にこうげきが2段階低下するというデメリットが追加されてしまった(ジム・レイドバトルではこれまで同様デメリット無しで使用可能)。
このため、ドラゴン技を「りゅうせいぐん」に依存するディアルガを始めとした一部禁止級ドラゴンも相対的に弱体化することとなり、以前と比べて連戦するごとにジリ貧になってしまうようになった。
このため、これまで以上に投入するタイミングや「りゅうせいぐん」を使用するタイミングに気を使わなければならなくなり、とりあえず大技を連発していればゴリ押しできるお手軽さは失われてしまった。
映像作品
『神々の戦い三部作』
- 『ディアルガVSパルキアVSダークライ』で初登場。アラモスタウンへ逃げ込んだパルキアを追って出現し、戦いを始めた。次作品『ギラティナと氷空の花束 シェイミ』にも登場し、その次の『アルセウス 超克の時空へ』ではサトシ達を過去世界に連れて行き、アルセウスの怒りの原因を解消する手助けを行った。
『光輪の超魔神フーパ』
- フーパに呼び出され、サトシ達と戦った。
実写映画『名探偵ピカチュウ』
- 直接の登場はないものの、クリフォード・エンタープライズの会長室にディアルガ・パルキア・アルセウスの彫刻が置かれている。
アニメ本編
- DP編152話
- 新無印編
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- 第7章:アカギの2本の赤い鎖により異次元より呼び起こされ、操られるがままに本来敵対しないはずのパルキアと激戦を始めてしまう。最終的にプラチナによって解読された文献をヒントに、ダイヤとパールの手持ちポケモンの総攻撃により赤い鎖から解放される。しかし、直後に「中心」より現れたギラティナによりやぶれた世界に引き込まれてしまう。
- 第8章:幽閉されていたがダイヤとアカギに助け出され、ダイヤを背に乗せてギラティナと激戦を繰り広げ、終結後やりの柱へと帰っていった。
- 9章:7章より前の時系列となる9章では、アルセウスによって創造される描写がなされる。使命感と警戒心でギラティナを攻撃したが、憑き物が落ちたヤナギの牽制(この時の手持ちはウリムー単騎。またヤナギ自身も長い間時の狭間を旅してきた影響で、ディアルガの「ときのほうこう」が効かない体質になっており、完全に直撃したのに「効かん」の一言で弾き返すチートっぷりを発揮した。)を受け、その後ギラティナがやぶれた世界へ戻ったためパルキアと共にシンオウ地方へと向かった。
関連イラスト
関連タグ
0482.アグノム→0483.ディアルガ/オリジンディアルガ→0484.パルキア/オリジンパルキア
同複合タイプ
禁止級・対になるポケモン
世代 | ポケモン | ポケモン |
---|---|---|
第2世代 | ホウオウ | ルギア |
第3世代 | グラードン | カイオーガ |
第4世代 | ディアルガ | パルキア |
第5世代 | レシラム | ゼクロム |
第6世代 | イベルタル | ゼルネアス |
第7世代 | ソルガレオ | ルナアーラ |
第8世代 | ザシアン | ザマゼンタ |
第9世代 | コライドン | ミライドン |
ポケモン関連
- セレビィ:時に関わる伝説のポケモン繋がり。
- ロトム:アニポケでタイムスリップさせたポケモン
- ヤジロン:アニポケにて、ホウエン地方にかつてあったヤジロン文明がタイムマシーンを作り、その起動にヤジロンが必要であった。
- スカーレットverネタバレ注意・バイオレットverネタバレ注意:ある物を作り出し、異なる時間のポケモンを転送させた人。
- アローラロコン:北海道東川町のポケふた関係
その他
ブラキオゲノム:時に関わるブラキオサウルス繋がり。