概要
礼号作戦参加艦(礼号組)の代表格二名、足柄と霞のカップリングが描かれた作品に付けられるタグである。
「しっかり者で常識人のツンツン娘」と「熱血系戦闘狂」という組み合わせで、アッパー系ということ以外性格的にも容姿面でもほとんど共通点の無い二人だが、史実における礼号作戦での「足柄による命令を無視しての霞救援」というエピソード(後述)が提督たちの想像力を刺激し、カップリングとして俄然注目されるようになった。
二次創作では「ゴーイングマイウェイな足柄に振り回される苦労人霞」「大人として霞の世話を焼く足柄と意地っ張りゆえに素直になれない霞」などの描写がある。
史実
史実で両艦に明確な縁ができたのは、大戦後期の1944年初めに霞が所属していた第五艦隊へ南方から足柄が転属してきた際である。
マリアナ沖海戦では両艦とも第五艦隊の一員としてサイパンへの突入計画に組み込まれ(結局中止された)、レイテ沖海戦でも志摩艦隊の同僚として肩を並べて参戦している。
礼号作戦でも旗艦とその随伴艦として参加(詳細はリンク先参照)。
撤退途中、突入部隊を率いる木村司令官は各艦に先に退避するよう命ずると、自らの座乗する霞一隻をその場に残して先に沈没した清霜乗員の救助を開始した。
この際身動きの取れない霞に迫った魚雷艇二隻を、命令を無視して霞の近辺で警戒を続けていた足柄(と大淀)が撃退。やはり撤退していなかった朝霜も加わって救助を終え、残存部隊四隻は無事帰途に就いた。