概要
アニメ『蒼穹のファフナー』の珪素生物フェストゥムを象徴するセリフ。アニメ1期では主にスフィンクス型が女性の声(ゆかな氏が遠見弓子と兼役で担当)で問いかけてくる。また、マスター型やディアブロ型、アザゼル型も使用している。
元は人類が外宇宙探査機に載せた、宇宙にいるかもしれない知的生命体に向けたメッセージであり、それを読み取ったフェストゥムが人類への接触時にこの言葉を発するようになった。
これに対する答えも含めて『蒼穹のファフナー』という作品そのものを象徴する言葉でもあり、1期の次回予告も毎回この言葉で締めくくられている。
ちなみに、「Yes」と答えた場合は「存在するなら無に還して更に高次元に移行させてあげますね」と「祝福」(という名の同化)され、「No」と答えた場合は「どう見ても存在しているのに存在していないなんて理解不能、抹消します」とイレギュラー認定されて殺害される。
要は人間からしてみれば「今から殺すけどいいですよね? 拒否しても殺しますけど」と問われるのと同義であり、対処法としては例外を除いて、答えを待っているうちに何も答えずに攻撃するのが正解である。(ちなみに一期のカノンのように「前はいたが今はもういない」と答えた場合は「NO」となる。いずれにせよ、同化しようとしてくることに違いはないが)
答えられると必ずそちらに反応してしまうために、「敢えて答えて注意を引き付ける」という戦法を取られたこともある。
フェストゥムの有り様が大きく変わったシリーズ4作目『EXODUS』でも使用されているが、状況から見て人類への挑発や、今から殺す相手の恐怖を最大限煽るために、わざと「ア・ナ・タ・ハ・ソ・コ・ニ・イ・マ・ス・カ?」と発音している節が見られる。
また、本編では直接使われていないがangelaによる後期OPの主題歌の歌詞で、「君とここにいる(質問者であるフェストゥムと共に存在する)」という新たな回答が提示された。
ちなみに、『スーパーロボット大戦』シリーズにおいては、『ガン×ソード』のヴァンをはじめとした他作品のキャラクターからも返答されている。ヴァン曰わく「見りゃわかんだろ」「しつこいって。いるっつってんだろ」「ええい!さっきから何だ、てめえは!同化したいんじゃないのか!?」…そこまでやってもヴァンが同化されることはなかった。どうやら、ごちゃごちゃと考えない人間(=バカ)には意味がないらしい。
イラストとしては、「ここにいる」姿のイラストが主である。
関連タグ
蒼穹のファフナー 台詞 フェストゥム どうせみんないなくなる
俺達が地獄だ!……スーパーロボット大戦UXにてフェストゥムが上記の問いを出す前に地獄公務員達が先んじて出した答え