概要
頭に「阿」の字がつく軽巡艦娘二人で、絵師は共通してコニシ氏。
名前が似ているゆえに頭を挿げ替えたコラ画像もあったり。
共に高めの甘ったるい声でいながら、阿武隈は自分の実力に、阿賀野は性能にかなり高めのプライドを顕わにしている。
それもそのはず、かたや奇跡の作戦の旗艦、かたや最新鋭の乙型巡洋艦である。
史実
阿武隈が長らく北方にいたため同作戦への参加などの接点は特にない。
阿武隈の指揮したキスカ島撤退作戦は北方ケ号作戦と呼ばれ、対する南方のケ号作戦に阿賀野は参加はしているものの、兵員収容などには参加しておらず、空母戦力の護衛という位置づけであった。
阿賀野が任命されたのは第十戦隊の旗艦(長良から継承されている)であった。
この第十戦隊の主に担う任務は空母の護衛という位置づけであるが、
第十戦隊結成前は誰が担っていたか?というと、阿武隈率いる第一水雷戦隊なのである。
それを踏まえたif
この第十戦隊旗艦は後に阿賀野の戦没により、妹の矢矧に継承されており、
艦これのボイスにおいても第十戦隊旗艦は矢矧と位置付けられているようである。
矢矧の第十戦隊旗艦就役の頃には、第二水雷戦隊の神通は既に戦没しており能代に継承されており、
艦これのボイスにおいても第二水雷戦隊は神通と能代、少なくとも二人の軽巡を擁していることがうかがえる。
(三水戦は川内の戦没により解隊となり継承者はいない)
(四水戦は神通が二水戦司令部ごと戦没したため、二水戦に看板替えとなってしまっている。 戦歴的に5500t級では那珂と由良、どちらの水雷戦隊と言っても差し支えない)
はてさて、第十戦隊としての軽巡が(ミッドウェー海戦やソロモン海戦に参加した)長良と矢矧であると位置づけられており、阿賀野もとなると後輩ポジションが過多になるかもしれない。
阿賀野が戦没しなかったifルートでも矢矧が第十戦隊を継承したとしよう、すると阿賀野の行き場所はどこだろうか?
その時点で解隊されていない水雷戦隊が一つあったじゃないか、一水戦が。
とまぁかなり強引な持って行き方にはなってしまうが、長良の後輩ポジが矢矧になり、阿賀野が別の先輩を師と仰ぐならば、お付きの旧型軽巡二隻はいるものの後輩はいない阿武隈が良いのではないかという一つのアプローチである。
(もちろん阿賀野を長良の後輩と位置付けることを否定しているわけではありません)
※実際、マル4計画では就役した阿賀野が第一水雷戦隊を引き継ぐ計画であった。無論、戦中となりこの計画が実現することはなかったが…
(ついでに言えば、マル4計画では二水戦に矢矧、三水戦に能代、四水戦に酒匂を充てる計画だった模様)
関連タグ
第十七駆逐隊 一水戦から第十戦隊に移籍された駆逐隊