概要
「いや〜ん‼︎」とは、日本語における女性語の感動詞のひとつであり、「いや」「いやあ」に対応する。
元来この言葉は不快な、または意外なことに驚きを表現する言葉である。何かを拒絶している意味合いは無く、「心が動揺せずに居られない」といった事から来た表現である。また、小さく感動して声を発する際などに用いられる。大体において愛嬌を醸す表現でもある。
しかし、今日ではこのフレーズは漫画や小説、アニメ、お色気番組などで女の子がセクハラ(例:スカートめくり、覗き見、乳揉み、痴漢、盗撮)やエッチなハプニング(例:風のいたずら、ポロリ)に見舞われた時のお約束フレーズとしての認知が高い。
予期せぬタイミングでエッチな一面を見せてしまったとき、いわゆるラッキースケベ状態のシーンなどで、思わず「いやーん!」と言ってしまった女の子を見たことはないだろうか。どことなく色っぽいこの響きは乙女の恥じらいの例に漏れずに男性にとっては不意のサプライズ感やスリリングな特別感および達成感、もしくは本能的にかなり性的興奮を掻き立てるものである。
また「笑点」の林家木久扇の「いやんばかん」の歌詞の中には頻回に「いや〜ん、ばか〜ん、んふ〜ん」という歌詞が出てきており、このフレーズの意味するものは、男女のアツい行為。それをルイ・アームストロングの演奏でも有名なジャズの名曲「セントルイス・ブルース」に乗せて歌っているものである。