概要
原作31話。アニメ10話に登場した捕獲レベル1以下の昆虫獣類。
一見すると可愛らしい顔のイモムシだが、名前の通り胴体が人間のお尻のような形状をしている。
ミノムシの一種で、食用とするグルメ家(ゲテモノ食い)は珍しい一方で一部お尻フェチのマニアにペットとして人気があるという(後者に対しては1匹2万円)。
美食會第6支部にてベイが暇つぶしに部屋に放たれ、追い回されて捕まった挙句尻を舐められてこのまま刺身としてわさび血醤油をかけられ食べられそうになったが、直後現れたスタージュンに灼熱の掌で触れられて焼かれ、ショック死してしまう。
アニメでは終始困り顔であり、ベイやスターからも逃げ延びている。
またリニューアル後のアニメ公式サイトでは何故か登場キャラクター一覧に掲載。現実ではMinistopとのタイアップで「おしり虫の蒸しパン(いちご風味)」が発売された。
ゲーム版
ゲームでは第1作「グルメサバイバル!!」から登場。
体当たりや尻尾などで攻撃してはくるが、原作同様に猛獣としては最弱クラスであるため大した脅威にはならない。
最弱の猛獣ということもあってかゾンゲと関わることが多く、グルメモンスターズではゾンゲのパートナーとして登場した。
亜種
いずれも通常種と捕獲レベルや強さはたいして変わらない。
- ゴールデンおしり虫
体表が黄金色に変化したおしり虫の一種で、黄色い体にピンク色をしたおしりが目立つ。「おしり虫固有種」とも。
上流階級の人々のペットとしての価値の他に、張りのある尻肉が霜降り状で美味と言われる。
- デビルおしり虫
口に牙が生え、尾に鋭く巨大な針を持った小悪魔風で人気の紫色の種。「おしり虫稀少種」とも。
光で獲物をおびき寄せ、針のついた尾で仕留める狩りの能力に秀でた種であり、可愛らしい顔つきだが性格はそれなりに凶暴で、迂闊に手を出すと痛い目に遭う。
グルサバ2ではゾンゲがデビルおしり虫をデビル大蛇と勘違いしてひと騒動になるイベントが存在する(なお2にデビル大蛇は登場しない)。
- おおしり虫
尻が特に大きな特殊なおしり虫。目元に可愛らしいまつ毛がある。
臆病で逃げ足が速いが、草むらに隠れてもお尻が隠れずに見つかってしまう。プニプニとした独特の食感はマニアの間では絶大なる人気を誇る。
- オニおしり虫
鋭い二本角と厳つい眉毛や模様をした小鬼のような見た目でマニアを魅了する真っ赤な種。
狡賢い性格で悪戯好きであり、不用意に近づくと痛い目に遭うので注意。ゾンゲもこの猛獣を発見した際、「あれならオレでも狩れそう」と本音を漏らしていた。