概要
「おちんちん相対性理論」とは 男性が女性に変化した場合の乳房の大きさが男体時の最大OT値、つまり陰茎の勃起時のサイズで決まるという理論である。週刊少年ジャンプで連載されていたSF作品『AGRAVITYBOYS』にて、作中の天才物理学者ゲラルト・ゼーマンが提唱した。
作中では、主人公たち『自由連合』で最も巨大な陰茎を持つババズラギ・キプラガトが女体化時に最も巨大な乳房を持つことになるとゲラルトは指摘。事実、ババは作中の女体化薬「ジェナダイバージョン」を後々の展開で服用した際、爆乳の女子に変化したのだった……。
おちんちん相対性理論が見られる例
基本的には陰茎の大きな男性が女体化した結果、乳房の大きい女性に変化するという内容。逆に短小とされる男性が女体化した結果、貧乳になるという例は見られない。
- AGRAVITYBOYS-作中で最もOT値が大きいらしいババが女体化時にも最も乳房が大きかった。
- あやかしトライアングル-主人公の祭里は妖の王・シロガネの妖術「性醒流転」にて女体化する。女体化時には巨乳だが、下半身だけ男に戻った際の大きさの例えがホッキョククジラ。
- 搾り取らないで、女商人さん‼︎-下半身の大きさをフレイムダガーに例えられる主人公の少年・ラビが商人さんの女体化薬「チェンジドリンク」で女体化してロリ巨乳になる。
- 死神様に最期のお願いをRE-主人公・相田静（男性）が女子校への潜入時、変態能力を持つ死神ヨシノに女体化してもらって巨乳の女子に変化。ヨシノ曰く、「オッパイは静さんのチ◯コの大きさに比例したサイズにした」
- 今まで一度も女扱いされたことがない女騎士を女扱いする漫画-魔法使いのフーリー（なかなかのブツを持ってると言われる）が自作の秘薬で女体化した際、爆乳女子に変化。コラボした『宇崎ちゃんは遊びたい!』のヒロイン宇崎花と比較しても遜色ない大きさだった。
- RE:異世界から帰ったら江戸なのである-見た目ショタ、中身老人の主人公・九郎は異世界の魔女によって女体化させられた結果、爆乳の少女に変身。元は無駄にデカい巨チンチンの持ち主だったという。
妥当性
そもそも性転換自体、現実では専門医の元で手術をしなければありえない事象ではあるのだが、どこまで妥当性があるか考えてみた。
男性の陰茎のサイズを決定する要因については諸説あるが、胎児期に母親の胎内で浴びたテストステロンの多寡が影響するとされている。より多くテストステロンを浴びた男の子はより男性らしい成長を遂げるとされる。体格はガッシリと筋肉質で、髭が濃く、性格もリスクを厭わず主張の強い性格になる。陰茎のサイズに関しても男性ホルモンが強めの男性は陰茎のサイズが大きい傾向にある。翻って、その多めの男性ホルモンがそのまま女性ホルモンに転換した場合、より女性的な丸みのある体つきになるのではないだろうか？女性の胸囲のサイズを決定する要因についても遺伝説や環境説など様々にあるが、女性ホルモンが多いほど大きくなりやすいとされる。男性ホルモンの多い男性が女性化した場合、女性ホルモンの多い肉感的な体つきになると考えられてもおかしくはない。こういった考えの応用で、おちんちん相対性理論に派生する考えとして「男性時の筋肉量」「男性時の性格（男前な性格かどうか）」を乳房の大きさの根拠とするものもある。
逆に男体化した場合は……?
女性が男性の体に変化した場合は、乳房の大きさがそのまま陰茎の大きさに変換されるということになるはずである。現状、筆者はその例を見たことがないが、該当例の追記が待たれる。
ちなみに
葛飾北斎によって触手モノまで生み出された春画においては、陰茎のサイズがその持ち主の顔の縦の長さと一致するという指摘もある。なので、この記事で説明されていることはその現代版と言えなくもない。
