概要
NHK教育テレビで放送されていた幼児向け番組。1話15分、全211話。
放送期間
1983年4月13日~1989年3月8日
登場人物
王子の埴輪、当初は「はに丸」としかしゃべれず「はにゃ」と答えていたが、徐々に日本語を覚える。わがままな性格で、おつきのひんべえを振りまわしていたが、日本語を覚えていくにつれて次第にしっかりした性格になっていった。
ひんべえと絵のなかにある埴輪の家に住んでいた。
はに丸に仕える馬の埴輪。常識人(?)で、はに丸のことを「はに丸様」もしくは「王子様」と呼ぶ。口癖は「ふにゃ」。
足の可動域があまりないためか後期のエピソードでは留守番役になることが多かった。
- 山川星一(演:佐々木襄)
「星一(せいいち)おじさん」と呼ばれる。職業は画家でもあるが発明家。はに丸とひんべえが描かれた絵を発明品の額縁に入れたことでふたりを現代に呼び出した。
はに丸とひんべえを引き受ける気のいいおじさん。
- 春野すみれ(演:秋野玲美(1984年から羽生愛に改名))
星一の姪。「すみれちゃん」と呼ばれる。
明るく優しい性格をしているが、ミニスカートをはく活発な女性でもある。
- 神田(演:三波豊和)
近所に住む軽薄な性格の青年。すみれに惚れているらしくはに丸をライバル視する。
また、はに丸の中の人の田中真弓と、ひんべえの中の人の安西正弘が通りがかりの人として登場することがよくあった。特に田中が演じた「魔女おばさん」は複数回登場していた。
三波たちレギュラー出演者も一般人役を兼ね役することもあった。
余談
はに丸とひんべえの中の人が、同時期に放送されていた『うる星やつら』の藤波竜之介と竜之介の父と同じだったため、一部でツッコミが入ったという。
はに丸ジャーナル
2015年5月5日から不定期で放送されている教養バラエティ番組。
はに丸がジャーナリストとして話題の人物や気になったことを調査する。