概要
『かいけつゾロリ』シリーズのアニメ映画作品の一つ。ゾロリシリーズ初の映画。
前半は『まほう使いのでし』、後半は『大かいぞくの宝さがし』。原作はそれぞれ3巻、4巻の同名作品。
同時上映は『それいけ!アンパンマン_恐竜ノッシーの大冒険』。
しかし、公開が恐竜映画の代表作となるあの『ジュラシック・パーク』と重なった事もあって記録的なヒットにはならなかった。
現時点ではDVD化されておらず、公式からも触れられていない。そのため「封印作品になった」「黒歴史にされた」とまことしやかに噂されているが、真相は不明。
完全に黒歴史的なスルーをされていたというわけでもなく『かいけつゾロリぴあ』にて作者が詳細に踏み込んではいないが言及はしている。
あらすじ
(まほう使いのでし)
ゾロリ達は旅の途中奇妙な動物達と遭遇した。彼らは山の頂上に住んでいる邪悪な魔法使いに物と合体させられてしまったらしい。そこでゾロリは魔法使いになるべく弟子入りしようとするが……。
(大かいぞくの宝さがし)
魔法使いを倒し戦利品として魔法の杖を手に入れたゾロリ達は溺れていた海賊船長と遭遇した。船長を助けると浮き袋には穴が空いていた。どうやら何者かが浮き袋に穴を開けて暗殺を謀ったらしい。ゾロリ達は船長に黄金のオウムを託された。
関連タグ
封印作品- 厳密には違うが公式が表に出したがらない
かいけつゾロリ(OVA版) - 本作と同じように公式が表に出したがらないかいけつゾロリのアニメ作品。
日テレ版ドラえもん、初代遊戯王/東映版遊戯王- 本作と同じように公式が表に出したがらない作品。どちらもテレビ朝日が関係している事も共通しており、ゾロリとドラえもんはテレビ朝日版(ゾロリは後にEテレに移籍)がメディアミックス活動の基盤なのに対し遊戯王(こちらは、テレビ東京版がメディアミックス活動の基盤)はゾロリとドラえもんとは対照的にテレビ朝日版が封印作品となっている。特に遊戯王とは『原作者から完全に無視されていない』辺り案外良く似ているかも知れない。なお、日テレドラえもんは本作や初代遊戯王とは対照的に原作者から完全に無視されている。