概要
東方Projectに登場する蓬莱山輝夜と因幡てゐのカップリング。
両者とも『東方永夜抄』に初登場した。
原作においては『永夜抄』以前、輝夜と八意永琳の二人の技術と能力とよる永遠亭の隔離をてゐが何らかの方法で越えてきたのが二人の最初の出会いであると思われる。
永遠亭に歴史をはじめさせる一助ともなったこのてゐとの出会いが、後に輝夜の精神性やライフスタイルを大きく変えることとなるのである。
『永夜抄』後のストーリーである『東方儚月抄』(小説版)では、輝夜が「 永遠亭も永遠亭に住む私達も、地上の一部となった 」と現在の自身たちについて述べているが、月の民である輝夜らが地上の者として生きるようになる過程を語る時、てゐとの出会いは大きな影響を与えたと言えるのである。
同じく『儚月抄』のストーリーである『月のイナバと地上の因幡』では、永遠亭の内外を問わずともに行動する様子が多く見られ、てゐが鈴仙・優曇華院・イナバとともに輝夜のおめかしを手伝ったり、輝夜が教育に目覚めた際にはそれに付き合ったりと、仲の良い様子が描かれている。
ただしてゐは、とある経緯で作ったものの誰もが敬遠していた彼女の特製ジュースを流れに紛れて輝夜(と藤原妹紅)に飲ませているなど、一見ブラックな関係性をよぎらせる場面もある。
一方で、その後も二人の仲の良い関係に変わりがないようであるため、それもまた二人の仲の良さの表れと言えるだろう。
また、てゐの配下の兎たち(モブイナバ)もまた輝夜に非常に懐いており、輝夜もまたモブイナバ達を行火代わりにして一緒に眠ったり運動も兼ねて「だむだむ」したりと、モブイナバ達と楽しく過ごす様子が描かれている。特にモブイナバ達によるストライキの一件では、とあるプラカードに輝夜が書いた内容にモブイナバ達が感涙している。
輝夜はてゐ本人に加え、てゐにまつわる周辺の人物(妖怪・動物)とも良好な関係にある。
Pixivでは
pixivにおける「かぐてゐ」では、『永夜抄』などに見られる輝夜の超越的な雰囲気やてゐの懲りないいたずら好きの面よりも、上記のような二人の仲の良い様子が描かれることが多い。
永遠亭などでののんびりとした、ほのぼのとした時間が描かれている。
一方、不老不死である輝夜との寿命差にアプローチする作品もあり、「かぐてゐ」は様々な表情をみせるカップリングの一つでもあるといえる。
この他二次創作では、かわいらしい姉妹のように描かれることもある。