CV:富田耕吉(第1作)、大竹宏、広中雅志(第3作)、鈴木琢磨(第4作)、菊池正美(第5作)、松野太紀(第6作)
概要
かまいたちとは日本の妖怪である。
※伝承にある物に関してはリンク先を参照。
ゲゲゲの鬼太郎においては妖怪城のエピソードで初登場し、たんたん坊や二口女と組んで鬼太郎と対決した。
マント風の胴衣を纏っており、短髪で尖って突き出した口が特徴的な顔をしている。
伝承にあるような切り裂き系の技は使わず、強力な吸引力で相手を吸い寄せて捕まえるのが得意。たんたん坊とのコンビプレイで鬼太郎をペラペラに潰して絨毯にしてしまうが、最後はたんたん坊と一緒に妖怪城ごと封印されてしまった。
万年竹の回で再登場したが、ここでは鬼太郎の仲間になっており、両手に鎌がついている。万年竹を切ろうとしたが、逆に自分の鎌が真っ二つに割れてしまった。
アニメ版
1期
原作とほぼ同じ。
3期
高速飛行して擦れ違い様に相手を切り裂くという、伝承に近い能力を使う。
その後、万年竹の話で鬼太郎の仲間として登場し、チー率いる中国妖怪軍団とも戦った。しかし角端獣に歯が立たず、無理やり口を開けられて丸薬を飲まされ、反物にされてしまった。
なお、一般的なイメージのデザインは第108話にて「草かまいたち」として登場。
4期
両手に鎌を持っており、口から強力な息を吐く。夜間はパワーアップして無敵になり、鬼太郎も歯が立たないほど強くなる。夜間限定なら歴代最強と思われる。
5期
原作や他期と違いたんたん坊の仲間ではなく、フリーの殺し屋という設定。ぬらりひょんとは以前世話になった関係らしい。
路地裏に大きな屋敷を構えており、上物の着物を着て髪は金髪に染めてセットしたこれまでのシリーズと比べて羽振りのいい恰好をしている。
ナルシストな性格で、『キルアーティスト』を自称して殺しの対象や内容には美学を持っているらしい。
高速飛行しながら、二刀流と竜巻を使って鬼太郎と互角に争うほどの手練れ。
鬼太郎にライバル心を抱いている。
天狗ポリスに捕らえられて処刑されそうになっていたぬらりひょんの救出を、ぬらりひょんの子分である旧鼠と蟹坊主から依頼された。
当初は断るつもりだったが、実は無類の少女マンガマニアであり、ねずみ男が手土産として持ってきた発売前の少女漫画雑誌に釣られた挙げ句、崇拝してる作家の幻のデビュー作『乙女坂コロリ』の単行本を報酬として提示されるや手のひらを返して仕事を引き受ける(旧鼠は後ろでドン引きしていた)。
報酬の単行本が偽物だと知って逆上し、ねずみ男に襲い掛かった隙に鬼太郎と戦い敗れて撤退する。
その後は打倒鬼太郎を心に誓い、ぬらりひょんと行動を共にして何度か鬼太郎と対戦した。
……なお、鬼太郎とバックベアードが直接対決をする回では、乙女坂コロリの単行本を読んでいた。……ぬらりひょんに買ってもらったのだろうか?
6期
両手に鎌を持ち、竜巻になって空気の刃を四方八方に飛ばして戦う。妖怪城がある限りは不死身という能力が追加され、一反木綿の木綿カッターで胴体を真っ二つにされたが、妖怪城から妖力を供給されて瞬時に復活した。
妖怪城の能力が停止して不死身の力を失った後は、一反木綿をゴム代わりにした特大パチンコで飛ばされた子泣き爺の岩石頭突きを受けて倒された。
余談
6期の一反木綿とかまいたちの声優は、共に天才(金田一一と工藤新一)を演じていた。