概要
『ドラゴンクエストⅥ』で初登場した装飾品。
レイドックの兵士になるために試練の塔を訪れ、これを持ち帰ることで兵士として認められる。
装備品としての効果は守備力+15とそれなりに高いが、すぐにソルディ兵士長に取り上げられてしまうためその時は手元に残しておくことはできないが、キングスライムのドロップアイテムとなっているため入手は可能。
リメイク版『ドラゴンクエストⅢ』でも続投しており、たいりょく+10という効果に変わり、性格が「くろうにん」になる。アイテムとして使用したときのメッセージは「○○○○は くじけぬこころを たしかめた!」となっている。
上記のメッセージのように、くじけぬこころとはアクセサリーというより困難に打ち勝つ心構えとする向きもある。そのため、『小説 ドラゴンクエストⅥ』と漫画『ドラゴンクエスト 幻の大地』ではそのような解釈になっており、試練を乗り越えて兵士となるために必要な心のこととされている。
このようにポジティブな扱いをされることが多いが、反面『ドラゴンクエストⅩ』ではネガティブな使われ方をしている。こちらでは装飾品ではなく「だいじなもの」扱いで、イベントアイテムである。
ある人物が過去の惨劇に囚われており、主人公がこのくじけぬ心を捧げてもなお「自分にはくじけぬ心がなかった(ため、過去の出来事が起きた)」として絶望に崩れ落ちる…という流れになっている。
『ドラゴンクエストヒーローズⅡ 双子の王と予言の終わり』や『ドラゴンクエストトレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤』にも装飾品として登場している。
『ドラゴンクエストトレジャーズ』では「くじけたこころ」というパチモノアイテムも存在する。
ドラゴンクエストモンスターズシリーズではアイテムではなく特性という扱い。致死ダメージを受けてもHPが1だけ残ることがあるという、きあいのタスキのような効果になっている。
外見はシンプルな青いハート型の装飾品だったが、後に豪華な装飾が施された赤い宝石に変更された。
プレイヤー間では、縛り・やりこみプレイや高難度クエスト・コンテンツに挑む際の心構えを「リアルくじけぬ心」と呼ぶことがある。