概要
こいぬ座(Canis Minor)は、3月の宵に南中する北天の星座である。略号はCMi。天の川を挟んでおおいぬ座と向かい合っている。α星プロキオンは最輝星の一つで、オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウスとともに「冬の大三角」を構成する。
神話
アクタイオンという狩人が連れていた猟犬の一匹と言われています。
ある日、道に迷ったアクタイオンは、たまたま綺麗な泉を見つけ、近づいてみました。
すると、月の女神・アルテミスと、そのお供が泉に浸かろうと裸でそこにいたのです。
自分の裸体を見られたことにアルテミスは激怒し、泉の水をアクタイオンにかけました。
すると、アクタイオンはあっという間に鹿の姿になりました。その瞬間、猟犬達が一斉にアクタイオンに襲いかかり、殺してしまったのです。
その中の一匹が、こいぬ座として天にあげられたと言われています。