概要
2017年2月28日にお披露目された三船美優の限定SSRである。
特訓前のシチュエーションは待望の家飲み。佐藤心とPを招いて、三船さんの自宅で呑み食いしている。手に持つグラスは、シャイニーナンバーズで語っていたマイグラスだと思われる。ほろ酔い顔でふにゃっと笑う三船さんかわいい。
親愛度100達成時のセリフは桃の酒をジュースだと思いこんで飲んだら酔っ払ったというもの。かつてお酒で失敗していると語ったことのある26歳の三船さんである。その天然ぶりは心配にもなってしまうが、一緒に飲む相手(心、及びP)のことを信頼していることの表れと思ってもいいだろう。
ホームでのPLACE表示はずばり「美優の部屋」。地味といいながらもテレビ台にはアロマグッズや資格に関わる本(アロマテラピー検定・カラーコーディネーター検定)が並び、女子力が高い。特筆すべきはテレビの横の写真立てだろう。写っているのは紺色のセーラー服を着た三船さんと、彼女に抱きつかれる大きなゴールデンレトリバー……鎌倉アイプロの時の「あの子」である。写真に収められた少女だった三船さんの笑顔が、愛犬との深い絆をうかがわせてくれる。3年以上を経ての伏線回収に、涙したPは多いことだろう。後述する「聖夜の約束」の特訓後によると、今でも犬を見かけると飼いたくなることがあるとのこと。
親愛度MAX以後のホーム台詞でPにヒザまくらをしてくれたかの様な台詞がある(酔いによるうっかり)。曖昧な描写ではあるが、待望の三船さんのヒザまくらが現実となった瞬間である。おそらく。
三船さんの手料理を肴に、その日にあったことや仕事のこと、アイドルについて、Pについて、いろいろなことを語り合っている。恋バナにも花が咲いたようだ。
心と話すうちに、彼女のその生まれ持った明るさを知り「自分は太陽の存在にはなれない」と悟る。しかし、それは決してネガティブな諦念からくるものではなかった。
特訓後の衣装は、和と洋がバランスよく織り交ぜられたハイカラなドレス。三船さん曰く「アイドル風、大正浪漫」であり、「命を燃やす、乙女向け」。白椿と桜がところどころにデザインされており、紫を中心としたカラーリングと合わせて春の始まりを思わせる。白い長手袋や膝上まで高さのある黒い編み上げブーツが、挑戦的ながらも調和を乱していないのが美事。また、簪と白椿の髪飾りによって、髪をサイドアップに結っている。いつものポニーテールとは位置が違うため、エレガンスなイメージが強まって見える。
皆をほんのりと照らせる、夜の光のようなアイドルになれたらいい。自分は弱さを知っている。だから、人を受け入れることができる。
その想いを胸にステージに立った三船さんは、派手さの無い歌を心を込めて唄う。その想いがファンにどのように響いたのかは、あたたかい拍手と歓声が物語っていた。
ホームにて、はめている中指の指輪について自ら言及する台詞がある。三船さんは深くは語らないが、Pには見てほしいらしい。また、その指輪を「お守り」であると話す。
一説によると、右手の中指の指輪には「直感力・行動力を高め、自分の魅力をアップして異性を引き付ける」意味を持つ(後ろ向きな意味合いの説も多いが、それであればわざわざPに伝えたりはしないだろう)。意味ありげな語り口の多い三船さんの中でも特に意味深なこの台詞。その裏には、どんな想いがこめられているのだろう……。
ステータスはビジュアルが最高値。センタースキル「クールメイク」はクールアイドルのヴィジュアルアピール値を90%とアップ。今回はビジュアル特化と言える。特技「こころ、みちゆく」は三船さん初めてのコンボボーナス。主にビジュアル編成での活躍が見込めるだろう。