概要
NHK教育(現Eテレ)で1992年から1999年にかけて放送されていた小学三年生の社会科授業に対応した教育番組。全140話。
『たんけんぼくのまち』の後継番組で、出演者は一新され設定もSF色が強くなった上でストーリー性がより強調されたが基本コンセプトは継承されている。
前番組との決定的な違いは番組のコンセプト上主人公がシーズン毎に交代する事であり、チョーさんと違って定着しにくい面があった反面、主人公の上の立場にあたる人物は全シーズン一貫して声優として当時としてもベテランであった青野武が顔出しで演じ、視聴者の印象に残るキャラとなった。
舞台となった街
主な登場人物
前述の通り主人公はシーズン毎に異なるが、これは第四期までが「宇宙アカデミー卒業試験の為に地球へやって来た主人公」で、第五期「宇宙ライブラリーの調査の為に地球へ来た主人公」と明確に期限付きの目的が決まっている為。
全期共通の出演者
- シゴック先生(四期まで)、セッカチーフ教授
演:青野武
全期に共通して登場する、主人公より立場が上の人物。
四期までと五期では役柄が異なるが立ち位置と役者は共通している。
各期の主人公
- シラベル
演:東善智
第一期主人公。第三期ではシゴック先生と同じ先生に就任している。地球での偽名は「シラベ」。
- サガセル
演:大塚寛
第二期主人公。地球での偽名は「サガセ」。
最終回にて、帰星せず恋愛のために地球に残ることを決意した。
- シラベラ
演:川崎香
第三期主人公。シラベルの実妹。シリーズ通して唯一、下宿先が途中で変わった。
地球での偽名は「シラベ・ラン」で、唯一苗字だけでなくファーストネームもつけられている。
- マナベル
演:野地将年
第四期主人公。地球での偽名は「マナベ」。
- アチコチ
演:ロケットりょう太
第五期主人公。本作のみ宇宙アカデミーの生徒ではなく、宇宙ライブラリーの職員という設定。
主題歌
きみがボールをおいかける そのグランドを
せんねんまえにサムライが うまにのってかけぬけた
ふしぎのとびらがひらく
ゆうびんポストにもぐりこみ(ハ、ヨイショ)
すいどうガスかんとおりぬけ(ハ、ソレ)
テレビのアンテナはっしゃだいだ(ダンダンダン)
うちゅうへとびだすぞ
みえるだろう このまちだいすき
まちかどかいもの ハマチハウマッチ?
マーチがながれるまちあわせ
このまちだいすき
主題歌を担当したのは『タイムボカンシリーズ』でお馴染みの山本正之。
シリーズ初期には山本が本編に登場する事もあった。
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