概要
那田蜘蛛山に縄張りを構える十二鬼月・下弦の伍『累』と対峙したとある鬼殺隊士(通称サイコロステーキ先輩)が口にしたセリフ。
全文は
「お、丁度いいくらいの鬼がいるじゃねえか こんなガキの鬼なら俺でも殺れるぜ」
(そして何者だと問う炭治郎に名乗りもせず)「お前は引っ込んでろ、俺は安全に出世したいんだよ 出世すれば上から支給される金も多くなるからな」
「俺の隊はほとんど全滅状態だが」
「とりあえず俺はそこそこの鬼一匹倒して下山するぜ」
常識が通用しない「鬼」を相手に見た目で判断する浅はかさに加え、自身の隊が壊滅したというのに死んでいった仲間の仇討ちよりも自分の出世欲を優先する薄情ぶり、何より幹部クラスの相手をナメてかかった無用心ぶりが死亡フラグにならないはずもなく、彼はあえなく返り討ちにされて死亡。
その一連の流れが面白すぎると読者人気を獲得し、公式スピンオフ「きめつのあいま!」でもネタにされるほどであった。
ちなみに累の糸は炭治郎の刀を容易く折る程頑丈で、彼自身の頸はさらに固いらしいので、どちらにしても先輩が勝てた可能性は限りなく低い。こんなガキの鬼でも彼なら殺れたのだ。