概要
1972年11月11日に放送された特撮番組『ミラーマン』の最終回。今作は屈指の名エピソードである。
登場怪獣
あらすじ
地球と惑星Xの衝突まであと5日足らず。破壊された反重力レーザー基地を復旧させなければならない。パトロール中の京太郎と朝子を襲うインベーダー。
インベーダーは怪獣デッドキングに変身。
ビルの化粧室で変身する京太郎だが、鏡に飛び込むその姿を朝子に見られてしまう。デッドキングは何とか退けた。
戻ってきた京太郎に朝子は告げる。
「あたし、見てしまったの。ミラーマン、あなただったのね。京太郎さんがミラーマンだったのね。」涙ぐむ京太郎はその場に崩れ落ちた。
「京太郎さんっ!」駆け寄る朝子。
惑星Xは地球に近づいている。京太郎は意識が戻らないままだ。
惑星Xの接近に伴い地球に天変地異が襲った。
御手洗博士は絶叫する
「動揺してはいけない!理性を失ってはいけない!」
そして、人類は静かに「地球最後の日」を迎えた。衝突まであと3時間12分25秒。
反引力装置の修理が完了した。作戦開始まであと10分。
そのとき、エレキザウルスとデッドキングが出現。ジャンボフェニックスは2体の怪獣に立ち向かう。さらに現れるインベーダーの円盤群。
2大怪獣はさらに基地に接近。
京太郎は変身するために部屋を飛び出す。変身させまいと立ちふさがる朝子。
「どくんだ・・・どけっ!」
朝子にビンタを張る京太郎。朝子にミラーマンとしての使命を告げる京太郎。
「朝子さん、僕は行くよ。」
無言の朝子。
「ミラースパークッ!」
泣き崩れる朝子。装置の反射板から現れるミラーマン。
2体の怪獣を押し戻すように装置から離す。
エレキザウルスの両腕がミラーマンを捉える。
スライサーV!
エレキザウルスの両腕が切断された。
ミラクルキック!
首が切断され、エレキザウルスが倒れた。
残るはデッドキング。カラータイマーが鳴り始める。
デッドキングの火炎攻撃。
ジャンプしてのミラーナイフ!
最後にシルバークロスでデッドキングに終止符を打ったが同時にミラーマンとデッドキングが倒れ大爆発に飲まれた。
爆発の煙がはれて反引力装置が姿を見せる。反引力装置から光線が発射された。
惑星Xに命中したことで惑星Xは大爆発し、消滅。地球の危機は救われた。
無事に戻ってきた京太郎の前にミラーマンの父が。
「二次元の世界でやるべき仕事がある」と京太郎に伝えた。
海岸で待つ朝子を後ろから目隠し。
京太郎は朝子にさよならを言いに来たのだ。
京太郎は朝子に別れのキス。
そして、ヒシと抱きしめた。
父の形見のペンダントを空中に放り上げる。
そこへ向かってミラースパークをとった。
そのペンダントは朝子の足下に・・・。ペンダントを拾い上げ、握りしめる朝子。
SGMのメンバーと共にいつまでも見送る朝子だった。
美しい地球の夕陽の中、ミラーマンは帰っていった。
余談
- 今作は特撮シリーズ史上初のキスシーンである。
関連タグ
- さらばグリッドマン、託されたものって、なに?:元号最初の円谷ヒーローシリーズの最終回。