できるかな(NHK教育)
1967年4月~1990年3月放映の長寿番組で、チューリップハットと釣りズボンのノッポさんが、ハサミやテープを器用に操って、空き箱や色紙、ストロー、牛乳瓶のふた等から様々なおもちゃを作り出し、謎の生物・ゴン太くんと仲良く遊ぶお話。
どちらも喋らず(ゴン太くんはフゴフゴ鳴く。ノッポさんは最終回に喋って話題に)、代わりに要所にナレーション(つかせのりこ女史。つかせ女史が急逝して以降かずきかずみ女史に交代)が加わる。
長寿番組だった故に広い世代に有名なNHK教育の番組であり、中には後継の『つくってあそぼ』と重なる世代もいる。身近にあるものを使った工作を紹介してきた為、工作の楽しさに広く貢献してきた番組として、現在でも充分通用する内容でもある。
そのため、ファミリー劇場でも再放送された。
ただし、実はノッポさんを演じた高見映氏が生来の不器用だったため、後の『つくってあそぼ(つくってワクワク)』や『ノージーのひらめき工房』と比べ工作しているシーン自体は少なく、既に完成した工作を用いたゲームや、TVスタジオならではの大掛かりなパフォーマンスに時間を割いている。