概要
『アイドルマスターシンデレラガールズ』に登場する久川凪と森久保乃々のコンビ・カップリングである。ポエムづくりが趣味の乃々とマンションポエムを愛好する凪の組み合わせで、いずれも銀系の髪色の14歳という共通点がある(染めているかどうかは不明)。また、凪は150cm、乃々は149cmと両者比較的小柄で背丈が近いのも共通している。
性格は凪はダウナーマイペースで独特の感性を持ち、乃々はおどおどネガティブな振り回されがちであることが特徴。このため、二人並ぶとテンション低めな掛け合いが繰り広げられ、二人のぱっと見の第一印象に反してかなりコミカルな二人組である。
森久保ォ!は多くの場合誰と組んでも周囲の勢いに振り回されてしまうことが多く、一方の凪は誰と組んでもマイペースで全くテンションが上がらないある種の異常性がある。
しかしこの組み合わせであれば、凪はテンションが異常という異物感が減り、乃々は少なくとも力づくでは振り回される心配がなく双方落ち着けるため、穏やかな情景の中でポエムが趣味である故の豊富な表現の数々がゆったりと流れていく独特の空気感が特徴。
主にスターライトステージにて絡みが多かったが、2023年8月19日から同ゲームにて開催されるイベント『ノートの中のテラリウム』において、同名の曲の歌唱を担当するデュオユニットとして『なの・くらうん』をついに結成した。
公式での交流
スターライトステージ
1コマ劇場
凪が実装されて間もない2019年7月1日に追加された1コマにさっそく二人が登場。乃々にしては珍しく乃々側から凪にポエムについて話を振るが両者の思い描くポエムに違いがあった様子。このときからマイペースボケ役の凪とそれに振り回されて困惑する乃々の構図ができあがった。
営業コミュ「どんどんうどんポエム旅」
2021年3月11日に追加されたコミュ。
ロケ番組において道端で出会ったうどん職人の家にお邪魔し凪と乃々がうどんをうつという内容。ボケる凪に対し振り回されながらツッコミを入れる乃々がついにボイス付きで披露された。
ストーリーコミュ
凪の誕生日が近い2021年6月13日更新の第66話「It's My Own」に登場。「14平米にスーベニア」が開放される凪メイン回にて乃々がゲスト共演した。
同時にゲスト共演した白坂小梅、堀裕子、遊佐こずえと共に14平米の物件探しをする。
ちなみに、のちに更新された久川颯メイン回の第69話でも、凪から乃々に関して言及されている。
かぼちゃ姫
2021年9月29日から開催されたイベント第27回「LIVE Parade」にて実装されたイベント楽曲。歌唱者はなぎののの他に、白坂小梅、関裕美、椎名法子を加えた5名。
また、10th ANNIVERSARY連動企画では、上記のかぼちゃ姫が主題の「10thANNIVERSARY M@GICAL WONDERLAND TOUR!!!! MerryMeruhenn Land」のBeforeコミュになぎのの2人で出演。いつもの2人の軽快な漫才調の喋りで上記公演の宣伝を行った。余談だが、上記公演DAY1において2人ともソロ曲を披露している。(凪に関しては初披露)
デレぽ
それまで絡みは見られなかったが2023年から突然絡みが急増している。
目の前に本人がいるのにデレぽで乃々に話しかける凪、ノノ色に染めてほしたがるAI凪、図書館の居心地の良さについて呟く乃々に同調する凪など。いずれの掛け合いも乃々はツッコミ代わりにスタンプを置いて締めがち。
ちなみに2023年11月17日更新のデレぽにて、二人で一緒に映画を観に行っており、その際も凪が後ろから乃々を驚かしている様子が覗える。(思ったより怖めの映画だったらしい)
ノートの中のテラリウム
2023年8月19日から開催されるイベント。
余談
2023年1月30日にスターライトステージにて、久川凪のシンデレラフェス・ブラン限定SSレアが実装されたが、王子をモチーフとした衣装であり、王冠やマント、模様など衣装の細部にも森久保乃々のブランSSレアと共通点が多いデザインとなった。極めつけに、カード名も乃々のブラン限定が「星降る森のおとぎ話」であったのに対し、今回の凪が「凪めく日々のおとぎ話」と、あからさまな対となる衣装となった。
のちに題された二人の公式ユニット名「なの・くらうん」の「くらうん(crown)」も、この衣装から取られているものと思われる。
中の人について
このユニットにはメタ的に見たときにも共通点がある。
実は、森久保の中の人である高橋花林は本来は何物にも物怖じせず超元気一杯、久川凪の中の人である立花日菜は正統派の超キュート系とキャラと中の人の性格が大きく異なっており、そのギャップを高い表現力で埋めてキャラを成立させているテクニシャン同士のユニットである。
もっと言えば、平時が解らないほど完全に森久保化するかりりんと、確かに凪でありがなら自身のキュートさを透かして見せるぴーすけの表現差も見どころとなる。
このため、ノートの中のテラリウムがライブで初披露された際、ぴーすけはかりりんのの「なみだのくに」での表現を見て対抗心を燃やし、2日目に独断によるアドリブでの奇襲を決行(画像参照)。キャラ的には突然の凪の申し出に驚く森久保という素敵なシーン、表現者としてはぴーすけの奇襲を咄嗟の判断で受けきるかりりんという熱いやり取りが繰り広げられた。