作品解説
講談社ヤングマガジンサード2016年第3号から2019年第4号まで連載。単行本全五巻
まいどおなじみ久米田康治・原作のシナリオを
イラストレーター・ヤスが作画する不思議なお話。
舞台は埼玉県入間市なのに、沖縄を思わせる物語であった。
ときおり作中では入間市に関する話がさりげなくでてきてくれた
やっぱり久米田作品らしい終わり方をしてくれた
あらすじ
主人公の木西一茶がある日、昼食に入ってみたお店が食べログランク最下位の店!
そこへ別席に座る謎の美女が美味そうに食べる「カレーうどん」を見ては
自分も食べてみたらランクの評価とは違い美味すぎた!
気がつくと彼女の白いワンピースはカレーでベトベトに汚れても何事も動じなかった
「なんくるなるさーっ」と言ってどこかへと行く勇ましさに一目ぼれ。
気がつくと木西一茶は彼女をストーキングしていた。
しばらくして妹の輝夜と暮らしてた貸アパートが家賃格安の老朽物件。
ついに取り壊しが決定して立ち退きする羽目に。
兄妹で新しい住まいを探していく果てたどり着いたのが「なだそう荘」なるオシャレな物件。
ちなみにそこの管理人はいつか見た「なんくるなるさー」の美女であった・・・
登場人物
木西一茶(きにしいっさ)
これまでの久米田作品に通じるネガティブなキャラクター。身の危険とか諸々の謎には無関心かつ鈍感なくせ変なとこで過剰に「気にしすぎる」美大生青年。
木西輝夜(きにしてるよ)
女子高生ながらにコストパフォーマンスに生きている。
このうえ学校には「コスト部」なる部がありそこの部長を務める。
お姉さん(なんくる姉さん)
本作の準主人公。「なだそう荘」の管理人、日焼けによる褐色美人。本名とか色々不詳でいまだに謎が多いグラマー。多分はいてない。
野庭夏(のにわなつ)
だ7号室住人、『さよなら絶望先生』の関内・マリア・太郎をおもわせる少女。
五神多英(いつかみたえ)
な五号室住人、芸術家だがどれもこれもどこかでみたようなパクリ。本人は気にしない。
尾十井翔太郎(おといしょうたろう)
な10号室住人、ソングライダーだがどこかで聞いたことある曲。
直島先生
白衣からして医師みたいだが・・・無免許だそうだ。
イルマオモテヤマネコ
縞模様にみえるとおもったらそのまんま「イルマ」の字がかいてる猫。神出鬼没。
単行本第一巻表紙にでかでかと出ている。
とおりすがりの二人
関連作品
じょしらく - 両コンビによる前作。