概要
前に述べた内容から、期待されていた結果が得られなかったのを述べる時に使う連語表現。文の間に挟む語。
この単語は、漢文「不拘」が由来となっており、「にも拘らず」が正しいスペルにもかかわらず「にも関わらず」という誤ったスペルが使われることが多い。
それどころか、新聞記事やゲームの台詞でも間違えられることがあり、偉大な小説家の夏目漱石や幸田露伴や吉川英治も間違えてしまったことがある(ただしこれは、旧字体から新字体に改討される際に誤って記載されたという説も)。
誤字が多い理由は以下があげられる。
- 中学校で習う「拘」よりも、小学校で習う「関」のほうが頭に浮かびやすい
- 「拘る」という漢字から「こだわる」しか連想しない人が多い
- 「にかかわらず」と発音方法が似ているにもかかわらず、こちらは「に関わらず」が正確な表記のため
あまりにも誤字が多いため、将来的には「にも関わらず」が誤字ではなくなるという説も考えられる、