のうかぐや
のうかぐや
東方Projectに登場する蓬莱山輝夜が農業に勤しむ様子を描いた作品につけられるタグである。
輝夜は『東方儚月抄』以降八意永琳の助言もあって「やりたいこと探し」をはじめており、盆栽などを通して生き物を育てることをはじめている。
二次創作においてその土いじりの延長などで、ひょっとすると農業にも目覚めるかもしれないことは幻想郷に馴染みだした輝夜においてもありえるかもしれないと想像された。
輝夜の住まいである永遠亭を擁する迷いの竹林が濃霧が立ち込める竹林とあって、仮に輝夜の自宅の周囲で農業となると当初こそ困難が予想されるが、なにぶん輝夜には時間が無限にあるので、彼女がそれを続ける限りいつか豊かな農地へと開墾できる事だろう。
また自宅周辺に限らなければ幻想郷には豊かな土地が豊富にあり、さらに自然の力が妖精や妖怪と言った形で具現化している(『東方三月精』など)ものもあるので、外の世界における農業とは一味違ったスタイルが生み出されるかもしれない。
その時は蓬莱人ならではの、息の長い農業様式が幻想郷で芽生える事だろう。
永遠を生きる人物である輝夜が、儚くも実にたくましく大地に根付いていく輪廻の輪の一つである植物や家畜を育てるという農業に目覚めたとき、彼女の心にはどんな想いが広がっていくのだろうか。
「のうかぐや」という語呂の良さもあわせ、その姿が様々想像されている。
そして時には彼女とともに、原作(『東方永夜抄』)からして漬物をつけたり干し柿を作ったりと家庭的な一面のある仇敵にして好敵手、藤原妹紅の姿も一緒に見られるのかもしれない。
本タグ名は「のうかぐや」であるため、輝夜の元ネタである「かぐや姫」含め他の「かぐや」という名称のキャラクター等が農業に勤しむ様子を描いた作品に用いられても、用法として適切である。