概要
本作の主人公であるカタリナの前世である「野猿」と呼ばれていた女子高生と、野猿の前世での親友のあっちゃんこと「佐々木敦子」のカップリングタグ。
敦子は過去に野猿に救ってもらった経験があり、それ以来友人となった→詳しくは佐々木敦子(はめふら)を参照。
2人の関係
中学1年生の頃に知り合って以来、野生児の野猿はオタク知識を敦子から与えられ、中学を卒業する頃には立派なオタク友達兼、親友となっていた。野猿も最初は敦子の事を「佐々木さん」と呼んでいたが次第に本編でおなじみの「あっちゃん」と呼ぶようになった。
高校に上がってからも同じクラスになり、オタクトークに花を咲かせつつ欲しいものを買う為に2人でファミレスでアルバイトをするなどの充実した生活を送っていた。(アニメ版2期、第1話では、2人で夏祭りを楽しむ場面も回想で描写された。)
高校2年生に上がってからはクラスは別々になってしまったが、関係は変わらず昼休みに野猿が敦子の教室に遊びに行く生活が続いていた。しかし、ある日昼休みになっても野猿は現れず……
突然の別れ
放課後、野猿が通学中に交通事故で死亡した事を知った敦子はしばらくの間現実感を失い、彼女の葬式でも泣く事ができなかった。(野猿はここで乙女ゲーム「FORTUNE・LOVER」のキャラクターであるカタリナ・クラエスに転生する。)
そして数日後、スマホに野猿からの未読のメッセージが残っている事に気がつき彼女からの最期のメッセージを読み号泣。「自分の命が尽きた時に、再び野猿の友達として生まれ変わりたい」と強く願うようになる。
関連イラスト
関連タグ
ネタバレ
敦子がまた野猿の友人として生まれ変わりたいと強く願った結果、敦子も野猿と同じように乙女ゲーム「FORTUNE・LOVER」のキャラクター、ソフィア・アスカルトに転生した。
ソフィアに敦子の記憶は無いが、転生後の世界でも野猿(カタリナ)に助けられ、ロマンス小説について熱く語り合う親友となった。
以下、更なるネタバレ
野猿(カタリナ)がシリウスの闇の魔力により昏睡状態に陥り、前世での幸せな日常の夢を見ていた際に高校生当時の姿のままで敦子が現れる。
敦子は「あなたの世界はもう別にある」と野猿の覚醒を促し、シリウスに捉えられているマリアの居場所やシリウスの本名などを伝え、最後にはお互いに感謝の言葉を述べて別れを告げた。
アニメ版の本シーンではangelaの「君の影、オレンジの空」が挿入歌として流れているが、コミカルなオープニングと打って変わって切ないバラードであり、2人の心情に沿った歌詞になっている。
angela公式ブログによると、本シーンを読みながら様々な「別れ」について考えながら作詞したという。コンセプトとなったキーワードは「黄昏」。
その後も敦子は、攻略対象を攻略した野猿を祝う為に度々登場し、野猿の夢を介して「FORTUNE・LOVERⅡ」の情報を伝えたりした。