「昼寝してるように見えるなら、話しかけるなよ……」
「ご、ごめん!その……少し風が強くなってきたから、風邪ひいちゃうと思って」
「……そりゃどうも」
(エリア会話・休憩(公園)より引用)
🎤概要
はるれんとは、アルゴナビス from BanG Dreamに登場するキャラクター、二条遥と七星蓮の腐向けカップリングである。2人とも特撮が好きだったり、バンドのボーカルを務めていたりと共通点が多い。また、遥の方が歳下だが、身長は遥の方が3センチ高い。
🎤プロフィール
二条遥 | 七星蓮 | |
誕生日 | 6月16日 | 3月31日 |
星座 | 双子座 | 牡羊座 |
身長 | 175cm | 172cm |
体重 | 60kg | 59kg |
足のサイズ | 28 | 27 |
所属バンド | εpsilonΦ | Argonavis |
担当 | Gt.&Vo. | Vo. |
好きなもの | 天下一品/季節のフレーバーアイス | 歌/ラッキーピエロのハンバーガー |
嫌いなもの | 弟 | 寿司/夢を笑う人 |
CV. | 梶原岳人 | 伊藤昌弘 |
年齢 | 高校2年生 | 大学1年生 |
余談だが、2人の真ん中バースデーは5月9日と11月7日である。
🎤互いの呼び方
蓮→遥は「遥くん」、遥→蓮は遥の方が歳下だが「七星」と呼んでいる。
🎤2人の関係・『ダブエス』リリース前
🍨『AAside』リリース前インタビュー
遥はインタビュアーからの蓮と特撮トークはしたのかという問いに好きなものは誰かと共有するつもりはないと言いつつもし話しかけられたら、それはその時考えると答えている。
🍨ダブエス生活#13
おそらく2人の初会話はこれである。蓮がアルゴナメンバーとヒーローごっこをしていた時、たまたま通りかかった遥が蓮の歌に合わせてリズムをとっていると蓮に「あの……もしかして特撮好き?」と話しかけられる。蓮は人見知りでローディ(プレーヤー)との初顔合わせの時もおどおどしているようなタイプのため、よほど特撮仲間と思われる存在が嬉しかったのだろう。遥はそれに対し「まぁ……スターパープルとか……」と好きなキャラを答えている。
🍨総括
このように2人の趣味が合うこと、実際に会話をすればかなり弾むであろうことの布石が公式で多数描かれてきた。しかし、蓮と遥は所属バンドが違えば性格も違う。多くのはるれん推しローディは混合イベントで少しくらい話してくれたら嬉しい、程度に考えていたであろう。ところが、運営は我々の予想を大きく上回る爆弾を投げ落としたのである。
🎤『ダブエス』での2人
🍔好感度
アプリ『ダブエス』ではキャラクター達の互いの好感度が3段階(好き、普通、嫌い)設定されていてエリア会話で確認できるのだが、遥は多くの人に対し嫌いだと思っているのに、蓮に対する好感度は普通である。ちなみに遥は好きだと思っているキャラはいないので実質蓮(と一部メンバー)が好感度トップである。実際、他人に対して威嚇しているような表情の遥が蓮の前に置いた途端表情が緩み自然体といった感じになるので興味がある人はやってみよう。
🍔Extra2章
蓮が那由多の気分転換にヒーローショーに連れて行くと、偶然同じヒーローショーに来ていた遥と出会う。そして蓮は遥と会うやいなや持っていたバッジなどのスターファイブのグッズに目を輝かせていた。遥は勝手に触んじゃねぇと言いつつ蓮が限定のスターファイブ設定資料集を持っていると知るとマジか……あの幻の……と興味を示し、那由多にくだらねぇと言われると
「くだらなくないよっ!!」
「くだらなくねぇ!!」
と声を揃えて否定した。ショーの終演後、すごく良かったと感動する蓮の横で少し笑みを浮かべた遥の姿を見ることができる。さらに、遥のヒストリーでは「蓮と特撮について話す。あまり人と特撮について話すことがなかったため、嬉しく感じる」と書かれていた。
🍔二条遥 誕生日限定【誕生日2021】カードストーリー
誕生日に学校をサボった遥が蓮と出会うストーリー。高校生は授業中なのに公園にいるなんて体調でも崩したのかと心配する蓮に遥が誕生日は面倒だからサボったと言う。
遥の誕生日なのにプレゼントを用意してないがプレゼントをあげたいと蓮はさっきガチャガチャで引いた1番好きなキャラのスターレッドのキーホルダーをプレゼントした。その後用事があると蓮は「誕生日おめでとう。今度、特撮の話ができると嬉しいな」と告げて去っていった。
そして遥はそんな蓮の後ろ姿を眺めながら「……ホント、うぜぇ」と少し笑みを浮かべながら呟いた。
また、カードイラストの遥は蓮にスターレッドを貰って照れたような珍しい表情を浮かべている。
🎤イベントストーリー•銀の新星<SILVER NOVA>
🍨イベ開始前
2021年9月28日、次回イベント報酬の結人のイラストがチラ見せ。この時手前に「スターフ(以降は読めない)」と書かれた本があることから蓮と最近星4カードのない遥のダブルピックアップではないかと話題になり、一部界隈で盛り上がりを見せた。
そして翌日29日、イベストのあらすじが公開。内容はたまたま映画館で遥と出くわした蓮が、彼をシェアハウスに誘うというものだった……
遥は笑みを浮かべた表情、蓮は強気な表情と2人とも珍しい顔をしている。また、ダブルピックアップのため2人はシミラールックな衣装を着ている。
🍨イベントストーリー
プロローグ
スターファイブの映画を見終わりご満悦な蓮が、同じく映画を観ておりちびっ子たちと特典のグッズを交換していた遥と出会う。
そして、遥ともっとスターファイブについて語りたいと思っており、以前(extra2章)会った時に遥が設定資料集に興味を示していたことを思い出し、見に来ないかと彼を家に誘った。イプシが散々他バンドに迷惑をかけているのに行くわけには行かないと悩むが、蓮の「円盤化されていない総集編や珍しいグッズがある」というダメ押しで行くことを決意した。
1話
蓮の部屋で楽しそうに話す2人を見守るアルゴナのメンバー。ちなみに彼らは「イプシのメンバーである遥に蓮が何かされないか心配ではあるものの、疑っていてはキリがないし楽しそうにしている2人に水を差すことはない」というスタンスである。
蓮の部屋では蓮が同年代とこんなに濃いスターファイブトークをしたのは初めてだ、遥は考察もしっかりしていてすごいと感動していた。
別に褒めるようなことでも、尊敬できるようなことでもないと言う遥に「自慢できることだよ!少なくとも僕は、遥くんのことを尊敬する!」と強く言い切り、遥に(なんなんだこいつ……ガキみたいな目で見やがって……本当に大学生か?)と内心思われていた。
そして遥に今回の映画の主題歌をライブで歌うと言い、遥くんにも来て欲しいとチケットを渡した。
2話
奏にアルゴナのライブのチケットを持っていることがバレそうになった時、誤魔化した遥。この時、奏にアルゴナのライブに来て欲しくないこと、せっかく築いた蓮との関係を壊されたくないと思っていた自分の気持ちに気がつく。
そして、蓮にチケットを返そうとアルゴナのシェアハウスに向かう途中で結人に出会った。
3話
結人に自分の代わりに蓮にチケットを返して欲しいと頼む遥に理由を問い、遥が紫夕がアルゴナに嫌がらせをしていた時に黙って見ていた自分が行く資格はないと言うとそんな理由なら受け取れないと言う結人。困惑する遥に、結人は蓮のことを話す。
蓮が時々発揮する局地的なコミュニケーション能力。それは、仲間を見つけた時に発揮される。蓮が仲間だも思っているならその関係を壊すつもりはない。むしろ蓮が仲間だと思ってるやつが来ないならなんとかして来させたい、そう告げると遥は気が向いたら行くと返した。
4話
アルゴナのライブ当日、ラストに映画の主題歌を歌おうとするも客ウケが悪く、始めにくい雰囲気になる。蓮がなんとか客席を盛り上げようとしていると、遥が来ていたことがわかり思わず声をあげてしまう。他の客にも見つかり、会場から出て行こうとする遥に蓮は「遥くん……いっしょに歌おう!!」と声をかける。そして結人の掛け声によってステージにあがることになり、強引に曲が始まり蓮に一緒に叫ぼうと言われ、ヤケクソで叫んだ。
「行くよ!超!夢宙!!閃隊!!!」
「「スターーーーファイブッ!!!!」」
エピローグ
片付けの最中、遥がどこに行ったのか気になりそわそわする蓮に結人が片付けは任せろと背中を押し、遥の元に行かせる。
駅に向かう途中の遥を見つけた蓮は彼にお礼を言い、「すっ……ごく、楽しかったね!!」と今日の感想を言った。誰かとスターファイブの歌を歌うのも、あんなに息ぴったりに歌うことができたのは初めて、またいっしょに歌いたい、いや……また一緒に歌おう!と言う蓮に今日が特別でもうできるわけがないと言う。
でもきっといつか一緒に歌えると言う蓮に別れを告げようとすると、蓮は手を差し出した。
「……なんだよ、その手は?」
「握手だよ!!」
「…………」
「はいっ!!」
「…………チッ」
パンッ!!
「じゃあな」
「いたた……ふふっ……じゃあまたね、遥くん!」
🍨楽曲・銀の新星<SILVER NOVA>
なんと、イベスト通り遥と蓮のデュエットとなっている(曲名義もArgonavis feat.二条遥)。
サムネからわかる通り、デュエットのためかとにかく2人の距離が近く、なんども2人の肩が触れ合ったり背中合わせになって歌っている。
また、ゲーム内で初の他バンドメンバーとよ よデュエットである。
以下は歌詞の一部抜粋である。
決して交わらない 星と星が惹かれあっている 禁断のchemistry
SILVER NOVA 君と叶えたい奇跡があるんだ
もう迷うことなどない 新星を掴め!
ご覧のように歌詞がヒーローソングらしく宇宙を想起させる壮大なものでありながら、どこか遥と蓮の関係も感じさせる。
また、歌詞に『不可能なんてワード口にするなよ』と遥が歌うが、これは前述した銀の新星ストのエピローグの流れを想起させる。
さらに後述するがラストの蓮が腕を真っ直ぐに伸ばすポーズは蓮の特訓後イラストと同じ構図である。
🍨カードストーリー
遥カードストーリー【同好】
もう近づくのはやめよう…… あいつには……七星には
ストーリー名は二条遥の現実。本編のあと、家に帰った遥は奏にアルゴナと一緒にステージに立ったことがバレていたうえに、最近蓮と仲よくしていることを指摘され悪くない気分が台無しになる。そして奏によって蓮との仲を壊されるくらいなら、これ以上蓮に近づくのはやめようと決意し、「…………………クソ」と声を漏らしていた。遥にとって蓮の存在が大きくなっていることを示すストーリー。なのだが、カードイラストとの温度差に驚いた人は少なくないのではないだろうか(もっともイラストのカードストが一致していないのはこのカードに限ったわけではないが)。
蓮カードストーリー【同行】
遥くんなら、近くで一緒に見たほうが楽しそうだなって____
ストーリー名は応援上映。内容はたまたまスターファイブの応援上映のために映画館の前にいた遥に出会った蓮が一緒に映画を観るというもの。
誰かと映画を観ることは苦手であり、好きなものは1人で向き合いたいと言う蓮に同意する遥。遥のように同意してくれる人はいなかったと喜ぶ。そして、とんでもないことを言った。
「けど今日は遥くんだからさ!遥くんなら、近くで一緒に観たほうが楽しそうだなって___ 」
そんな蓮をスルーし、そろそろ上映の時間だと言う遥に蓮は笑顔で映画が終わったらじっくり話そう、と言い遥は勝手に決めるなと言いつつまんざらでもない対応をした。
余談だが銀の新星イベスト本編でもそうだが、普段は大人しい蓮が「!」を多用して喋るというレアなシーンを見ることができる。おそらく1周年あたりでこれらのイベントカードは復刻されると思われるので、持ってない人はぜひ読んでほしい。
🍨カードイラスト
蓮の特訓前イラストは遥と2人でスターファイブの映画の応援上映に行った時のもの、遥の特訓前イラストは蓮の部屋で蓮がスターファイブについて楽しそうに語るのを優しい目で見る遥、というものである。
そして特訓後イラストは2人とも背中合わせになっている。2人が背中を預けられるほど仲良くなったことを示していると言えるだろう。
🍨スキル名
遥のスキル名は背中のライバル、蓮のスキル名は背中の仲間である。イベントストーリーや特訓後イラストを踏まえてこのスキル名を見ると、よりエモさを感じること間違いなしである。
🎤『キミステ』にて
新アプリ『キミが見たステージへ』リリース前の相関図にも双方の矢印がしっかり書かれており、
- 蓮→遥「遥くんと特撮が語れて嬉しい」
- 遥→蓮「蓮に付き合わされる(嫌ではない)」
と引き続き交友が続いている様子。
🎤その他
概要にも少し書いたが、2人はなにかと共通点が多い。例えば
・特撮が好き
・バンドのボーカル(遥はギターメインではあるが)
・青髪
・服に頓着がない
・リーダーに歌の才能を見出されている
・苗字に数字、下の名前が一文字且つ部首が「しんにょう」
などである。その一方で、対照的な面も多々ある。例えば
・性格(蓮は純粋で他人を疑うことを知らないが、遥は世界に絶望し他人との関わりを避けている)
・家族との関係(蓮は家族に愛されているが、遥は弟からは歪んだ愛情を向けられ、他の家族からは奏と比較されてきた)
・音楽に対する価値観(蓮は音楽に勝敗がつくのはおかしい、遥はたとえ音楽であろうと複数のバンドがいれば優劣は着くという考え)
などである。このことが、今後の2人の関係性に何かしらの変化をもたらしていくのだろうか……?