概要
植田まさしによる4コマ漫画作品のひとつ。単行本は全5巻。「特選まさし君」のタイトルでコンビニコミックス化もされている。
周囲の受験生が絵馬にここ以外ならどこでもいいと書くほどの超絶低偏差値大学『東西大学』に通う貧乏大学生、上田まさしの学生生活や様々なアルバイト先で巻き起こす騒動を描く。
風見しんご主演で実写化された事がある。1985年2月にフジテレビ系列局(ただし西日本の一部系列局除く)のスペシャルドラマ枠である月曜ドラマランドにて放送されたが、登場人物の上田まさしと大木先輩の名前を借りた上での、人情コメディに内容が差し替えられていた。ゴールデンタイムでの放送であったからやむを得ないところではあったが。
登場人物
- 上田まさし
本作の主人公。常に飄々とした態度を崩さない生粋のバカ。学力はレポートのカナ文字すら間違っているほど低い。超が付くほどのいたずら好きで、くだらないギャグや悪ふざけに体や青春を張りまくる。手先が異様に器用であり、様々な発明や工作を手掛ける。極めて貧乏かつケチであり、様々なバイトに明け暮れ、単位や出席数すら危うく、教授からも叱責されている。また、意地っ張りでもあり、露骨なイヤミにはさらなる意地悪で報復を行う。むっつりスケベでありリア充が大嫌い。
- 大木金吾
まさしの先輩。肥満体で弁当の箱まで食う程のいやしんぼ。ガキ大将がそのまま大人になったが如く極めて図々しく、まさしの飯をハイエナの如くたかりに来るが、だいたい逃げ果せられるか手ひどくやられトムとジェリーと化す。まさしを超えるバカであり、レポートの字は全部ひらがなで机の引き出しはまさしが入れた生きたカエルがミイラになるまで一回も開けられていないほどぐうたら。その結果として2年の時のフランス語の単位が取れておらず、3回も留年している。
- 鈴木
初期は近藤だったり野口だったり設定がウロウロしていたまさしの友人。
- 鈴村さん
まさしと鈴木の友人。結構美人だがだらしない。
- 大家夫婦
頻繁に変わる。
- 里見教授
まさしのゼミの教授。あまりに不真面目なまさしに頭を抱えている。