曖昧さ回避
ドラゴンクエストシリーズのまどうし
ドラゴンクエストⅠ
赤茶色いローブを身にまとって杖を持った魔法使い属のモンスターで、下位種にまほうつかい、上位種にだいまどうがいる。
「リムルダール」周辺や「岩山の洞窟」に出現し、ファミリーコンピュータ版においては防御力無視という特性である「ギラ」と、主人公に耐性がないため、確実に眠らされてしまう「ラリホー」を唱えてくる難敵だった。
モンスターの魔法使用回数も制限が無かったために、ラリホーを連発されるとなすすべ無く倒されてしまうことも多かった。
『ドラゴンクエストⅠ・Ⅱ』では主人公に眠り耐性が付いたために「ラリホー」は効きづらくなったが、やはりレベル的に「ギラ」が痛い強敵であった。
なおこの姿で他のナンバリングタイトルには出演していないが、不思議のダンジョンシリーズに出演した者が難敵であるため有名である。
出現時には眠っているが、起こしてしまうとシステム的に回避不能な「ラリホー」を連発してくるため、特に極悪な設定であった『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』においてトルネコの大冒険を強制終了させた。
ドラゴンクエストⅤ
※画像はおやぶんゴースト
山吹色のローブを身にまとい両手を上げている魔法使い属のモンスターで、色違いにまほうつかい、グレゴール、中ボスであるおやぶんゴーストがいる。
「ラインハット地下洞窟」、「神の塔」付近に出現し、「ギラ」と「マホトーン」を唱えることができるが、それほど強いモンスターでは無い。
なおマホトラが確実に効くので、時期的に仲間になったスライムナイトのMP回復に用いることができる。
こいつ自体は上記の初代の方が有名過ぎる故かマイナーモンスターの1体であり、中々登場出来ていなかったが、『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』でまさかの再登場を果たした。本作ではおやぶんゴーストに合わせたかゾンビ系に分類されている。