概要
『ハピネスチャージプリキュア!』の13、18話で断片的にその名前が出て以来、20、22話でその悲劇的背景が明らかになるも、氷川まりあ・キュアテンダーの素顔は永く謎のベールに包まれていた。
しかし、38話で幻影帝国の呪縛から解き放たれ、39話で完全復帰、その人物像が明らかになった。
その姿は予想外にも、非常におっとりとした穏やかでお淑やかなお嬢さんであり、内面的にも朗らかで明るく心優しく人当たりの良い性格で、一見プリキュアという荒っぽい任務とは程遠い女性である。
しかし、キュアテンダー変身時の精悍さ、ファントムとの死闘と、その際妹を身を呈して庇った姿、39話での渡米とマッサージを掛けて挑んだ妹との真剣勝負で見せた心の内や、46話で戦意喪失しためぐみを助け、自分を救ってくれた時を思い出す様に鼓舞した姿等、その芯の強さや精神的迫力は歴代漢女に勝るとも劣らないと言える。
また、普段のおっとりした物腰や口調の中にも元相棒同様、どっしりと構えた肚の座った女性である事が窺い知れる。
それに比べると妹は、まだまだ甘えんぼさんである(もっともかけがえのない仲間を得たという点ではいおなの方が上かもしれないが)。