概要
1989年の東北社会人サッカーリーグチャレンジマッチで仙台の前身の東北電力サッカー部と山形の前身の山形日本電気が対戦したのが初対戦である。ジャパンフットボールリーグ、J2時代での対戦を経て、J1での初対戦を前にした2010年(平成22年)7月8日、山寺 後藤美術館で開催された「みちのくダービー2010共同記者会見」において両クラブの対戦の呼称を「みちのくダービー」に制定することが発表された。
なお、「東北ダービー」の名称で報じるマスメディアもあり、完全に名称が統一されているわけではない。
2000年 - 2008年・2010年の仙台のホームゲームでは、山形のフィールドプレーヤーが1stユニフォームのストッキングを青から白に替えて着用していた。これは2ndユニフォームが全身黄色(2000年 - 2014年)で仙台1stユニフォームのシャツ(ゴールド)と同系色となるうえ、通常の1stユニフォームも仙台1stユニフォームのパンツ及びストッキングと同系色となるためである。なお2011年から仙台1stユニフォームのストッキングがシャツと同系色になったため、同年の仙台のホームゲームでは、山形のフィールドプレーヤーは通常の青ストッキングを着用した。2015年の対戦時は、仙台ホームでは山形のフィールドプレーヤーが全身赤の2ndユニフォームを着用し、山形ホームでは山形1stユニフォームが全身青である関係上、仙台のフィールドプレーヤーは1stユニフォームのシャツ・ストッキングに2ndユニフォームの白パンツを着用した。
2008年6月15日に行われた一戦では、この前日に発生した岩手・宮城内陸地震の犠牲者を悼み、両チームとも喪章を付けて戦った。