概要
プロサッカー・Jリーグ
もともとセレッソ大阪はヤンマーディーゼルサッカー部という名前で活動し、ガンバ大阪の前身はこの組織の2軍であるヤンマークラブで、これが1979年にパナソニックに身売りしたことでこの2チームの対立が始まった。Jリーグ成立時ガンバ大阪はそのまま加盟したが、セレッソ大阪は2年遅れで加盟し対立が深まっている。
両チーム同士以外では、2015年に天皇杯1回戦にてセレッソ大阪とFC大阪(当時JFL所属)が対戦し、FC大阪が2-1で勝利している。
プロ野球・NPB
かつてはパ・リーグに南海ホークスと近鉄バファローズの2球団があり、この両球団の試合は泉州と河内、南海電気鉄道沿線と近畿日本鉄道沿線の代理戦争的な面も有していた。
元々戦時統合において南海は近鉄に併合され、南海球団も近鉄の所有となっていた。その後社内対立で南海が独立を果たすと球団も南海所有に。セパ分裂の際近鉄がパールズ(後のバファローズ)を結成しダービーが始まった。両応援団からのいわゆる「電車野次」などもあったほど盛り上がったが、1989年南海が身売りし福岡ダイエーホークスとなり、2004年には大阪近鉄バファローズもオリックス・ブルーウェーブに吸収され消滅した。
2008年には南海ユニのみの復刻が行われ、大阪球場の看板が置かれた。その際旧近鉄応援団は近鉄時代の応援歌を一部復活させた。
2013年~2015年には両球団の後身であるオリックス・バファローズと福岡ソフトバンクホークスは年1カード、当時のスタイルを再現した「OSAKAクラシック」を実施している。
その他
2017年の春の選抜高校野球大会(第89回)では、4月1日の決勝戦で大阪桐蔭高校と履正社高校の「大阪勢対決」が実現。この決勝戦でも「大阪ダービー」の呼称が用いられた。
関連項目
関西ダービー - こちらはサッカーでは京都サンガF.C.やヴィッセル神戸などを含んだ対戦カードを、野球ではオリックス・バファローズと阪神タイガースの対戦カードを指す。