曖昧さ回避
本稿では1.について解説する。
概要
※1 煽り文句(キャッチフレーズ)みたいなもの。
※2 みょうもん:己を示す紋章の事
小雨大豆の妖怪漫画「九十九の満月」に登場する砂糖瓶(壺)が触媒(ベース)の物化妖(ものばけよう)。
人の何倍もある巨体で、頭部は触媒(ベース)の砂糖瓶(見た目は壺)に目と髭、鶏のような鶏冠(とさか)が付いている。壺の口部分がそのまま口になり、壺の底部分からフサフサの体毛と尻尾が生えている。そして空を飛べる。
下級物化妖で生き物は襲わないが、妖怪の多くは前世の記憶に縛られるので、元が砂糖瓶(壺)だった“みつつぼ”は、お砂糖の匂いにすぐ寄ってくる。
とある屋敷の料理人(妖怪)は、よく“みつつぼ”に砂糖をとられてしまい泣かされているらしい。
余談
【その9】では、空に放り投げた金平糖に寄ってきて人や子どもの黄鬼、雪男(体重:320kg)が頭の上に乗っても気にしない甘い所を見せた。また彼らを乗せて重いはずなのに、それを意に返さない様子で空を飛ぶ事が出来るただの甘いヤツではない。
関連タグ
物化妖(ものばけよう:物が触媒(ベース)の妖怪)
こいのぼり・・・容姿がこれに似る。