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ほむらん

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ほむらん

妖怪漫画「九十九の満月」に登場する雪男(キャラクター)。概要画(サムネ)の中央で「がぁ~♪」となっている白い大男。主人公一行・満月たちと行動を共にする仲間。

んがっ。(概要)

誕生日:?月?日(誕生日は黄太と一緒に祝います。)

年 齢:?歳(成長期を迎えたので黄太より年上)

身 長:推定2m以上(10代の人間、鬼より背が高いため)

体 重:320kg

小雨大豆妖怪漫画九十九の満月」に登場する雪男にして、ビックフットにして、ヒバゴンの仲間。

鬼岩島姉弟の家族。

おんでこ屋敷(空を飛ぶ巨大なお化け屋敷で本作の舞台)で主人公一行・満月達から強盗目的で家族の黄太(おうた)と襲撃するが一瞬で返り討ちにされた。

その後の対話から野盗の目的「禍神(🌕)の呪いに掛かった姉ちゃんを助けたい」と黄太が語り、彼らは事情を承知して和解。

🌕:強い思いを持って死んだ生物が化けた異形の存在

なんだかんだ言ってお人好しな満月達の助力を得て、姉の呪いを解くため彼らの旅に同行している。

出身はおんでこ屋敷ではなく地上生まれ。

屋敷に来る前は、灰の兄妹という鬼の家族と暮らしていた。

その他、詳細は【灰の兄妹】を参照。

んがぁ!(雪男像)

外見

白い体毛にほむっとした柔らかい触り心地らしい。

まん丸の目に歯はむき出しで、口はほとんど開きぱっなし(口の中が乾かないのだろうか…)。

黒い前掛けを付け、背には"自在倉"という便利道具を背負っている。

鬼岸島姉弟と出会った頃は子どもで、両手で抱えられるほどの小柄だった。

現在は成長期を迎えて急激に大きくなり、満月達を頭に載せられるほど巨体な謎多き男。

ビックフットの中ではイケメンの部類に入る。

性格

雪男特有の気の小ささと生真面目な性格で、寂しくなった黄太を「ぎゅ」と抱きしめてあげる心優しいイケメン

黄太を心配して涙を流す・黄太を褒められて自分も嬉しく思うなど温厚で、ほむらん自らが怒ることは滅多にない。

鳴き声は「んがぁ」。

人語は喋れないがなんとなく伝わり、満月達との意思疎通は問題なく行える。

器用

食事は黄太達と同じ物を食す。場面により箸を使ったりと、器用で高い「知性」がある事を窺える。

他にも編み物をする場面や料理をする人間的な仕草も見られる。

がぁー!(能力)

見た目通りな怪力を有しており体は丈夫。

背中にある自在倉の重さは百貫(375kg以上)あり、それと満月達を背負ってかなりの速さで駆けれることから、筋力・脚力もずば抜けている。

高所から落下しても「スッ」と軽やかに着地でき、大柄な見た目とは裏腹に身軽な高い身体能力の持ち主。

本来は寒冷地域に生息する動物のため、ベルクマンの法則の通り寒冷地に生息する雪男のため体が大きいほむらん。

過酷な環境を生き抜くために、手足の大きさを自由に変えられる能力を有している。

これは雪男達に備わりし知恵と能力。そして、至ってシンプルな原理。

これにより320kgの体重でも、わた雪の上でさえ大きな足が橇(かんじき)の代わりとなって圧力を分散させ、高重量の巨体が埋まるのを防いでいる。

また水上では表面張力と、その強大な筋力を利用する事によって、水鳥のごとく走る事さえ可能。

これが雪男の隠された秘密であり、ビックフットと呼ばれる由縁である。

んがぁ?(余談)

上記にあるビックフットの能力を【その9】で解説された時、「…雪妖達も同じで…その例にもれず、雪男であるほむらんの…」と説明されている。

この解説で雪妖達と一緒に並ぶほむらんの構図になっており、ここまでだと「雪男(ほむらん)=妖怪」と思われるが・・・

  • その70】の会話で親から産まれる鬼子雪男妖怪ではない
  • その134】では、群れで暮らし親を持っているほむらんは・・・猿の仲間!霊長類です!

ということで、改めて九十九世界に登場する妖怪のざっくりした定義は“親をもたず無から産まれる存在”とされている。なので九十九世界の雪男(ビックフット)は妖怪ではなく動物一種として登場している。

また作中では神獣の仲間とされる描写がある。

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