やめろォ!
やめろぉ
漫画『NARUTO』を発祥とする「やめろ」の派生語である。ナルトスでは定番の定型句で、現在はナルトスを知らない層にもよく使われている。正確にはエクスラメーションマークが2つの「やめろォ!!」であるが、タグ登録数は1つの方が多い。
使い方の類似したタグに「やめたげてよぉ!」などがある。
ほか関連タグも参照して欲しい。
pixivでは何かとんでもないことが行われている状況で、このタグが付けられることがある。ただ言い方に特徴のある「やめたげてよぉ!」と違ってこちらはわりと普通の日本語であるため、対象はNARUTO関連に限定されていない。
元ネタはNARUTO(疾風伝)361話のイタチの真実が明らかになるシーンである。
サスケは幼い頃に身内を兄イタチに虐殺されており、仇討ちのため長年その行方を追っていた。紆余曲折あり、ついにイタチと対峙し復讐を果たすのだが、その少し後にイタチの仲間・トビからイタチが凶行に走った訳を聞かされる。
虐殺が起きる前、うちは一族は里へのクーデターを企てていた。同族のイタチもそのことを知っていたが、幼少時に戦争で多くの犠牲を見てきたイタチにとって、どのような理由があれクーデターは看過できないことだった。葛藤の末、イタチはスパイとして里側に寝返ることを決め、最後には一族を皆殺しにすることで争いを未然に防いだのだった。
サスケが見逃されたのは、イタチが里に協力する見返りとしてサスケを生かすよう要求(脅迫)したからであった。真実を伝えなかったのも、反逆者として討たれることでサスケを里の英雄へと仕立て上げるためであった。
しかし復讐のためにこれまで戦ってきたサスケにその事実は受け入れがたいものであり、
あいつは!イタチは悪だ!
一族を殺して、”暁”に染まった犯罪者だ!
...と反論される。
そんなサスケに、トビはこれまでもイタチは最愛の弟を守るために暗躍していたと告げるのだが、それでもサスケは受け入れられず...
やめろォ!!
嘘だ!! そんなもの全て―――
と拒絶するのだった。