概要
結城友奈は勇者であるの結城友奈と東郷美森のカップリング。
2人はまだ出会ってから1年ほどの付き合いであるにもかかわらず非常に親密な関係を築いている。また足の不自由な東郷の車椅子を押している(友奈曰く「ここが私の定位置」)ということもあり、常に一緒に行動している。
「東郷さん」と苗字呼びであり、一見距離感があるようにも感じられるが、呼び方に関しては本人の希望であり、実際の所この2人の間に距離はほとんどない。
以下ネタバレ注意
2人の関係の親密さは各話においても示されている。以下にその一部を挙げる。
テレビシリーズ
- 友奈は第1話において、東郷は第2話において2人ともお互いを守るために初めての変身を行っている(特に東郷はその点が強調されている)。
- 第2話において、戦闘に参加出来なかったことを落ち込む東郷をなんとかして励まそうとする友奈の姿が見られる。
- 第5話の再突入の場面においては、「もし万が一ダメでも、友奈ちゃんと一緒なら怖くない」と発言しており、2人でなら死の恐怖すら越えられるということを示した。つまり友奈ちゃんとなら何処へだって行けるということであり、奇しくも成層圏からの再突入を行ったエイラーニャを想起させる。
- 第6話において、東郷は真っ先に友奈の異変に気が付いて問い詰めている。よく見ているということの証。
- 第7話の友奈が東郷の髪を梳き、結ぶ場面。この場面で不安そうな東郷と話しながら何も言わずに髪を梳き始めており、東郷もやはり何も言わずにそれを受け入れている。髪を他人に託すということは一定の親密さが要求されるものだが、この2人はそれを極自然に行っている。
- 第8話においては、友奈は東郷の、東郷は友奈の誕生日をスマートフォンのパスワードに設定していることが確認されている。
- 第10話において、友奈は「もし出来れば毎日食べたい! 東郷さんのお菓子!!」と発言しており、それに対して東郷は若干頬を赤らめている。
樹海の記憶
- 友奈の誕生日を勇者部で祝った際、東郷だけプレゼントを渡さなかった事を不安がる友奈だったが、東郷は友奈と2人っきりになったのを見計らってプレゼントを渡した(2人が映った写真しか入っていないフォトフレームで、一同の前で渡すのは恥ずかしかったため)。東郷が「(友奈の誕生日は)1年で一番大切な日」と語った事で、友奈は「もぉーーー!最高ーーーーっ!」と叫んで東郷に抱き着いた。
- 勇者部一同が友奈に仕掛けたエイプリルフールのドッキリで、東郷が転校する事になったと言われた友奈は動揺。「東郷さんがどこかへ行っちゃうなんて私、絶対ヤダー!」と号泣してしまう。その後ネタばらしをした際、風は「どんだけ好きなのよ、東郷のこと」とつぶやいていた。最後に東郷がネタばらしされて尚も動転する友奈の頭を撫でてあやし締められる(それを見た夏凜は「安い…安すぎる!」と唖然としていた)。
花結いのきらめき
- 三ノ輪銀の誕生日イベントにおいて結婚式の衣装について話題になった際、もし自分達が並んで着るとしたら互いにどんな衣装が似合うかを話し、最終的に「手ぇつないで帰ろうっか!」と頬を赤らめながら友奈が提案、東郷も同じく頬を赤らめて承諾している。
- バレンタインイベントでは友奈が東郷を屋上へ誘ってホットチョコレートを渡し、東郷もまた友奈の絵を描いたチョコを渡し、互いに「大好き」と言い合っている。
その他
- 『勇者部所属ぷにっと!』では部の東郷への依存状態を解決しようと東郷抜きで一日部を回してみたのだが、友奈が寂しさのあまりその場にいる人全員が東郷に見えてしまう『東郷禁断症状』になってしまったため結局東郷が戻る事になった。なお、この最中園子が「わっしーの事が骨の髄まで染み込んでいる」と感想を漏らした際東郷は「そう仕向けたから責任はちゃんと取るつもり」と返している。