ゆめぴりか
ゆめぴりか
北海道で育種されたイネ品種の一つ。もっぱら北海道で栽培され、「コシヒカリ」「ひとめぼれ」などと並んで極良食味米の評価を受けている。
日長条件からコシヒカリの栽培が難しかった北海道においてブランド米として期待がかけられ、2011年に本格的なデビューを飾ると、その期待通り首都圏の市場でも高い評価を得た。北海道の高級ブランド米第一弾「おぼろづき」が食味のバラつきにより消費者の支持を得られなかった失敗を踏まえ、「ゆめぴりか」は基準を満たさない米はブレンド米として出荷され、ブランドの毀損を防いでいる。
食味が良い上に、収量が比較的多い(「きらら397」には及ばないが)。北海道のイネ品種としては耐冷性が強くないのが弱点だが、年々温暖化が進んでいる今の北海道では問題にならない。…というわけで、今や北海道産米の代名詞と化している(ただし、作付面積は「ななつぼし」の方が多い)。
ただ、その個性の強さから人によって好き嫌いがハッキリ分かれがちな米でもある。水を少なめにして硬めに炊くと、持ち味である粘りと甘みが味わえるが、多めの水加減で炊くと歯応えがなくなりベチャベチャして美味しくない。柔らかいご飯を好む人は「おぼろづき」や「ななつぼし」などを選ぶのがよいだろう。
冷害の影響を受けやすく、出穂期前1ヶ月に低温に当たるとてきめんに品質が低下する特性を持つ(「平成の米騒動」の記事には1993年の冷害を受けて品種改良が進められたかのように書かれているが誤り。きらら397同等かそれ以上の食味を確保した上で耐冷性をさらに強化した品種は他にあり、それが「ほしのゆめ」「ななつぼし」などである)。
最初に売り出されたのは2009年であったが、その年は北海道が大規模な冷害に見舞われ、品質基準を満たした「ゆめぴりか」は少なかった。十分な出荷量を確保できるようになったのは2011年からである。
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