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「いつ触ってもこのモフモフ...たまんねぇ!!」


「なんだァ?テメぇ...。アカムシの新種かぁ?」


CV:天沢カンナ(TV版) / 桜音恋(オリジナルアニメ版)


概要編集

センシティブな作品

長い赤のマフラーと黒いフード付きコート、透明なスカートを着用したギザ歯が特徴の少女。

一人称が「おれ」という男性的な言動を用いる姉御肌で「たまんねー」が口癖。


慎重なりんとは対照的に好奇心と冒険心が旺盛な行動派だったようで、かつて探索の途中で目撃した“動物”という存在にもう一度会いたいと思っていた。

見た目や言動に寄らず可愛いもの好きでもあり、りつの耳の感触を「もふもふ」だと気に入って時折触わらせてもらっていた。


りつの耳の感触に執着していたことと3話でりなが「わかばが痛がって悶絶する様子」を「りくと同程度にどんくさい」と評していたことから“触覚特化”の能力だったと思われ、監督のツイッターに上げられた前日譚映像では手を翳すことでその方向の水の存在を感知していた。

りん達の思い出話の内容から、姉妹で一番手先が器用でケムリクサの扱いがとても巧かったことが窺える。


自主制作アニメ版編集

同人版では左右に3束ずつ(計6束)三つ編みを結った個性的な髪型をしていた。

かつて凛と共に「壁」の外側に遠征したがその時に死亡したらしく、物語では主に凛たちの回想で登場する。


余談編集

ケモノクサ

フード付きの服、荒っぽい口調と性格といった特徴や壁から半身を覗かせて語り掛ける行動などから、一部の視聴者からは監督が以前に手がけた別のアニメにも登場した遺跡に棲む未確認動物のフ◯ンズ扱いされていたりする。奇しくも登場した場所は昔の人が遺したと思しき建造物--遺跡の中である。


関連タグ編集

ケムリクサ

りん(ケムリクサ) りつ(ケムリクサ) りな(ケムリクサ) わかば(ケムリクサ)

オレっ娘


※ここからは「ケムリクサ」のストーリーに関わる重大なネタバレ








































続・概要

本編序盤には登場せず、同人版での扱いやエンディングでの演出から視聴者にも既に死んだものと思われていたが、第5話ラストにて迷子になったわかばと遭遇する。

皮膚の刺激に飢えているのか手を擦り合せる癖がある事や、背中は他人に掻いてもらう方が好きな事、生きている実感が沸くので痛いのも好きという危ない一面や、一緒に座る場所(噴水跡の縁)の埃を払ってあげる気遣いのできる娘という一面が、わかばとの交流の中で見られた。


しかしファーストコンタクトは穏やかなものではなく、りん達同様わかばを新種のムシだと思い“電気のケムリクサ”で攻撃を仕掛けるも、わかばが自身の負傷を“ミドリ”で治す(あるいは直す)のを見て、りん達の関係者であることを察し信用するようになる。


自分以外は触覚が鈍い為、感触というものを共感できない事を嘆いていたが、わかばは明確な触覚が備わっていた為いろいろと共感できるものが多かった事から、たちまち仲良くなった。

そしてわかばにケムリクサの正しい使い方の教えを請われた事で主なケムリクサの発動方法を伝授し、さらに実践練習まで施した。


現在ではりん達とは別に独自に何かを調べているようで、さらに会話の中でも今の自身を「自分ら」と複数形で呼んだり、さらにりょくと連絡を取るような素振りを見せたりと、わかばの知らない他の姉妹と行動を共にしている事を仄めかせている(下は想像図)。


その後、自分たちでどうにかするのでじんわりと温い方には近づかないように警告し、“ダイダイ”の中に情報があることを教え、そろそろ使えなくなる頃だと言って水探知用の“アイ”の新品と自分の代わりにりん達を頼むという(旨の)言葉を託してわかばと別れた。


加えて「自分たちは居ない筈の人である」としてりん達と会うつもりはないという態度を取っており、去り際にはわかばに自身の生存については口止めした。


























「自分たちは居ない筈の人」とは言い得て妙。実際に彼女達は一度死亡しており、本編に登場した"裏姉妹"の正体はとあるケムリクサに保存された彼女達の全情報である。

同じ葉の中にりょくやりょうも保存されているため、"裏姉妹"はいわば体を共有している状態で、表に出られるのは一人づつ、という制約の元で行動していた。

また"裏姉妹"同士でのやり取りは脳内会議の要領で行えるのだが、傍から見たら何度も姿を変えながら危ない独り言をいっている人にしか見えず、事情を知らなかった時のわかばを困惑させた。


そして…編集

最終決戦時、りんが『自分の好き』に気付いた瞬間、モモに蓄えられたリソースを使い、まるでそれを待っていたかのようなタイミングりょうりょくとともに現れ、活路を切り開くことを買って出た。

赤い木の『打撃と同時に大量の赤霧を吹き出す鉄球』を見て「あれ、面倒なんだよな。落とすか」と既知であることを示唆しながら、何十枚もの"電気のケムリクサ"を虚空に展開し、その上を滑走して赤い木の頭上を取り、大量の放電で『鉄球』を機能停止に追い込んだ。

その際、マフラーを発光させパラシュートのように扱って滞空した(風神雷神?)このマフラーが彼女の"異能"の一端だと思われる。…彼の様に扱うのだろうか?


りょうやりょくと違い、りくの最期の願いは分からず仕舞いだったが、特に未練も無いようで「わかばの手をしっかり握って離すな」という祝福の言葉をりんに贈り逝ってしまった。






















だったのだが、彼女達が辿り着いたのは天国でも地獄でも虚無でもなく「でっかい葉」の中であった。りくの困惑の声を聞いたものは視聴者だけらしい。

鈍くさい?編集

最終回の翌週4月3日に公開された12.1話にて、何もない所で転倒するという醜態を晒してしまった。直後のりょうの「“このところ”かっこ良かったのに」というセリフから推して、普段は意外にドジっ娘なのかも知れない。

但し、00:06時点で足が再構築中だった為につんのめった可能性もある。

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