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この記事はR-18の内容を多数含みます
この記事はネタバレが多数あります

わるい子鳳翔 とは、氏(サークル名:もちんち)初の成年向け同人誌である。2017年8月13日コミックマーケット92(以下、C92)にて頒布。全27ページ。栄光印刷発行。

言うまでもなく二次創作による同人誌のため、艦隊これくしょん公式並びに運営とは一切関係ない。また、18歳未満は閲覧禁止である。


なお、「悪い子」と混同されがちだが、正式表記は「わるい子」。ただし本作の巻末奥付は「悪い子」と表記されているため、あまり気にしないほうがいいかもしれない。


作品解説及び反響編集

艦隊これくしょんに登場する軽空母 鳳翔が、間男達の手により文字通りわるい子にされていくという、いわゆるNTRものの同人誌。


内容そのものの流れは一般的なNTRものと相違はないものの、それまでギャグ・コメディジャンル(所々センシティブなものはあったものの)を主に手掛けてきた作者初のエロ同人誌である。


表紙はエロ同人誌とは思えない位明るめの背景とデフォルメ調で描かれており、裏表紙もあからさまに「エロ本」と表記されているのみのため、知らない人からすれば一見ギャグものかと勘違いしそうになるほど。

編集

しかし、表紙のイメージに反してその内容は凄まじく、艦隊これくしょんの登場人物の中でもひときわ貞淑なイメージを持つ鳳翔が、知らない男達に次々と輪姦されていく過程が描かれたかなりハードな同人誌である。

内容もさることながら、作者の本気度が垣間見える、可愛さと妖艶さを併せ持った画力は、初のエロ同人とは思えないほどクオリティが高い。

また作者がX(旧Twitter)にて不定期にNTR要素強めの鳳翔や最上などのイラストを投稿していたこともあり、頒布前からの期待度はかなり大きかった。


2017年8月に開催されたC92最終日の13日に満を持して販売。

前述のことも相まってか予想以上の勢いで売れたらしく、配布開始からわずか20分程で売り切れてしまい、入手できなかったという悲嘆の声がTwitterを始めとするSNSで続出した。


プレミア化、伝説級の同人誌に編集

これまでも氏の同人誌は、殆どがメロンブックスFANZADlsiteなどに毎回委託されているが、本作はそれらでの販売が一切されていない。(ちなみに本作以降も、も氏はFGOやオリジナルの成人向け同人誌を幾つか出している。上記リンク先からアクセスできるため、気になる方はチェックしてみて欲しい)


作者自身本作には未練があったようで、描ききれなかったシーンと修正をして、いつか完全版を出したいと頒布後呟いている。

頒布後も不定期にX(旧Twitter)で鳳翔と間男達とのR18イラストを複数投稿していたことからも、その片鱗が垣間見える。(かなりセンシティブな内容だが、残念ながら現在はそのイラストも殆どが削除されている)


刊行から数年経ってもTwitterでは本作について再販の要望があったものの、再販の兆しは一向になく、結局2023年までは全容を見る為にはC92当時に配布された本を入手するしかないという状態だった。(詳しくは後述)


その本自体、C92終了直後に駿河屋などの中古同人市場で既に1万〜3万程で転売されており、一般人が入手するにはハードルが高かかった。

もともと頒布数が少なかったため2,3年も経過するとそのような市場に出ること自体が稀になってしまい、常に在庫切れが当たり前の状態だったため、文字通り伝説級の同人誌と化していた。


このままお蔵入りになってしまい、読むのは絶望的かと思われたが...


まさかのFANBOXでの全ページ公開編集

2023年より作者のFANBOXが設立。

毎月月末に定期的に新作漫画を数ページ投稿していたが、8月31日に突如本作がほぼ頒布当時のまま全ページ有料プラン向けに公開※リンク先R18のため注意され、当時入手できなかったユーザーを中心に大きな反響を呼んだ。頒布されて以来、実に6年越しでのことだった。


頒布当時のデータを公開することになった要因としては、夏コミの新刊や台湾コミティアへの出典などでFANBOX用の新作を描く余裕がなかったことと、「昔の原稿を見返すのが精神的に厳しくなり、

必死にああでもないこうでもないとやってるうちに『オリジナルの人妻NTR物が描けてしまう』」という心境になってしまったとのこと。

作者自身にとっても本作の存在が、相当なプレッシャーになっていたことがうかがえる。


ちなみにFANBOXでの作品公開直後、値崩れを恐れてか1冊だけ中古品が駿河屋に出品されたが、その時の販売価格は1冊の同人誌としては異例の72,000円超え。(C92当時のでの本作の販売価格は500円)

成年向けが数多く出ている艦隊これくしょんの同人誌でもこの価格はトップクラスであり、全編公開された2023年現在今もなおその希少性は健在である。


紙の本については現在も入手困難のため、読みたい場合は作者のFANBOXの有料ユーザーに登録することをオススメする。ただし、バッドエンドもののためNTR耐性が無いものは相応の覚悟をした方が良い。


※公式で公開されているのは現状FANBOXのみ。

その他掲載されているサイトは違法アップロードされている可能性があるため閲覧しないよう注意すること


あらすじ(ネタバレあり注意)編集

深海棲艦との戦いの日々も終わり、結婚して居酒屋の女将としてささやかながら幸せな生活を送っていた鳳翔。

ある日の夜、鳳翔はいつものように店じまいしようと店内で飲んでた男達に声を掛ける。

男達は鳳翔にたまにはどうですかとお酒に誘うが、それは男達による罠だった。

酒の中にはオトコたちが盛ったクスリが入っていたのだ。

鳳翔が次に目が覚めたときには、男達の手により服がはだけてあられもない姿となっていた。

何が起きているのか頭が追いつかなかった鳳翔だったが、抵抗虚しく中出しされてしまい、その後一晩で複数の男達に男性器を挿入され、性欲のはけ口にされてしまう。


男達が帰った次の日、鳳翔は初めて店を休んだ。

昨晩のことが男達の手により撮影されており、口外したら鎮守府や周りにバラ撒くと脅されたからだ。

このままではいけない、何とかしなければと焦燥する鳳翔だったが、考える余裕もなく昨晩の間男達はまた店に現れて...


















以下、ここから先は本作品の内容に関わるネタバレがあります編集























その日もまた男達に身体を弄ばれた鳳翔は、中出しされながら次の日店じまいしたら間男達のマンションに来るように言われる。

鳳翔は間男達との関係を断つためにマンションに向かうが、そこには、自分の辱めを撮った映像を鑑賞している間男達が待ち構えていた。

この男たちにとって、女性は玩具でしかないのか..

自らのハメ撮りされている動画を見てもなおきちんと断ると決めていた鳳翔。しかしそれも長くは持たず、間男達により次々と男性器を入れられては射精され、彼女の意思は抵抗ではなく快楽に専有されてしまう...







































以下、さらなるネタバレのため注意編集



































間男達はその日の仕上げと称して、鳳翔のアナルにも男性器を挿入。逆らったらこんなの味わえないぞ、俺等の奴隷になれと次々とまくし立てて、二穴責めでとどめを刺す。

初めてのニ穴同時挿入に耐えれない鳳翔は、男達の奴隷になると宣言してしまい、心が轟沈してしまう。

まんぐり返しの状態で間男に足を抱えられたまま、鳳翔は虚ろな目で自らが彼らの所有物になったことを宣言する。

男達によって髪や手脚まで、あらゆる箇所が汁まみれになった身体と、快楽を打ち付けられた二つの穴に淫らな白濁を溜め込みながら...
















































結末 (本作一番のポイント とてつもないネタバレのため注意)編集































その後も鳳翔の大切なものは次々と間男達の手により変えられてしまい、喜んで自らの身体を差し出す凌辱の過程で、一個の精子が子宮の卵子に到達する

もう後戻りできない所まで行った鳳翔の表情にはかつての清楚淑女の面影はすっかり消え、代わりに柔らかい頬に男達の竿と淫らな雫を蔦えながら、恍惚の笑みを浮かべていた。


最早身も心も間男達の手に堕ちた鳳翔は、念願だったはずの居酒屋を廃業し、街を去ってしまう...かつての鎮守府の仲間たちにすら何も言わずに...


そして時が経ち、鎮守府に一枚のDVDが届く。

そこに映っていたのは、久し振りに間男達の相手をする鳳翔。

まとっていた服を脱いだ美しい肢体には、興奮と恥じらいを併せた赤らめた表情と、性奴隷である象徴の首輪、そして男達によって授かった新しい生命が宿っていた...


登場人物編集

鳳翔編集

この漫画の主役の軽空母系艦娘。

本作では戦いが落ち着いたこともあり、艦娘を引退して鎮守府近郊の町で居酒屋鳳翔の女将として一人で切り盛りしている。

指輪も着けているのと作中の発言から、恐らく提督とケッコンしていると思われるが性経験はあまりしていない様子。

柔和な表情と小柄で可愛らしい見た目、そして一人で居酒屋を切り盛りする器量の良さからお店は繁盛している模様。

鳳翔の成年向け同人の中では珍しく胸が控えめだが、間男達の手により終盤には...


間男グループ編集

本作の竿役

少なくとも5人はいるが、ラストを見る限りそれ以上の人数はいるであろう集団。

見た目はまさに若い半グレ系のそれで、見た目通りのオラついた性格とデカい男性器、そして5回7回出しても尽きない精力と体力が特徴。

居酒屋鳳翔の常連なのか、閉店間際に鳳翔が一人になる事を知っており、隙をついてクスリを酒にもったと考えられる。

ハメ撮り用のカメラを当初から準備していたり、鳳翔が策を講じる暇もなく、数日で快楽の海に沈めさせるなど明らかに計画的で経験慣れしている事から、被害にあっている女性は他にもいると思われる。

彼らが一人の可愛らしい見た目の人妻を快楽におとす過程が本作の見どころ。

名前は作中で明示されていないため、ここではアルファベットで示すこととする。


また、当然だが彼らのやっていることは薬物服用、強制性交等罪、脅迫罪など、どう考えても女性の尊厳を無視した情状酌量の余地なしの明らかな犯罪行為である。絶対に現実では真似はしないように。


間男A編集

金髪で普通の髪型であり、体格は細マッチョ。

男性器は大きく、鳳翔曰く提督よりも大きい。

クスリから覚めた鳳翔に一番最初に挿入、中出しした。

次の日やマンションでも1番槍として中出しして、最後にも鳳翔の隣りにいることからグループのリーダー格と思われる。

鳳翔の身体を狙う発案をした人物も恐らくこの男の可能性が高い。

どことなく某同人誌の登場人物に似ている。


間男B編集

間男Aとともに最初に居酒屋で鳳翔を襲った男。

単発頭と金髪、長い男性器が特徴の細マッチョ。

遠くからは見えないが、下唇にピアスを付けている。

2日目に鳳翔の中に出したあと、男達のマンションに来るように脅す。

恐らくグループの2番格で、最後の直前のコマにもスタジオらしきところにいることから、彼らの拠点のマンションの持ち主は彼で、それなりの蓄えを持っている可能性がある。


間男C編集

最初に鳳翔を襲った男達の一人。

次の日も居酒屋にやってきている

顔立ちや体格が間男Aと似ており、判別はできないが恐らくイラマチオをしている男と思われる。


間男D編集

マンションで鳳翔の凌辱動画を待ちながら待機していたオールバックの長髪が特徴のマッチョ

ヘビースモーカーのようで、鳳翔曰く軽薄そうな見た目で口からタバコの匂いがすると特に嫌悪感を抱いている。

挿入中に鳳翔の乳房が弱点であることを見抜き、その直後射精した。

男性器が人一倍長く、コンドームに射精した精液をお通しにかけさせたりとサディスティックかつ少し特殊性癖も併せ持っている


間男E編集

短髪でマンションで他の男とともに鳳翔を辱める。

グループでは唯一の黒髪の男であり、ベッドで正常位で挿入したり、フェラ顔をカメラで取るなど独占欲の強い性格。最後のシーンにも左手前に登場しており、グループのメイン格の一人と思われる。


鎮守府編集

龍驤編集

鎮守府に所属する軽空母艦娘の一人。

鳳翔とは昔からの付き合いのようで、様子を心配して店を再開したときも一人で鳳翔の様子を見に来ていた。

鳳翔の料理に慣れているためか出されたお通しの味に訝しんでいたが....

まさかアレを食べさせられていたとは思うまい...


千歳編集

鳳翔と同じく艦娘。軽空母。

居酒屋鳳翔の常連の模様。

2コマのみの登場で、妹の千代田をなだめている。


千代田編集

鳳翔と同じく軽空母の艦娘かつ千歳の妹。

居酒屋鳳翔の常連の模様。

姉と違い泣き上戸のようで、

2コマのみの登場シーンはすべて泣いている。


鳳翔の夫編集

鳳翔があの人といっており、指輪まで着けていることから婚姻関係はある模様。過去に単発で出されていたイラストを察するに恐らく[[鎮守府の提督>h提督(艦隊これくしょん)

ていとく]]と思われるが、作中で言及されていないため、詳細は不明。

本作品には一切姿を表していないが、間男グループよりも男性器は小さい。

本作の最後にDVDの入った封筒がどこかに届いているが、そもそも受け取ったのが旦那本人なのか、それとも別の艦娘なのかは不明。読み手の想像に任せたい...


別名・表記ゆれ編集

悪い子鳳翔 わるいこ鳳翔


関連タグ編集

NTR 快楽墜ち 陵辱 二穴 輪姦 人妻


余談(ネタバレ注意!)編集





















































ラストのシーンは作者曰く、ボテ腹に落書きするか入れ墨にするか迷ったが、鳳翔さんがつらすぎて結局描けなかったとのこと。


FANBOXの公開時には、見返すと手直ししたい箇所が多すぎて結局何も出来なかったことや、修正漏れがあって当時コミケ会場で友人とせっせと修正したと述懐している。


また今後続編や完全版については未定ではあるものの、修正したものや追加したものを上げるかもしれないとのことなので、これを読んでもしファンになった人は首を長くして新作を待っておくとよいだろう。

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