◆忍◆ ニンジャ名鑑#195 【アズール】 ◆殺◆
デスドレイン、ランペイジと行動を共にする少女。
デスドレインに拉致され連れ回される中でニンジャソウルが憑依。
彼女自身は非力だが、憑依時に生まれた獰猛な透明の狼が彼女の命令を何でも聞く。
ストックホルム症候群めいてデスドレインを護る。
(ネオサイタマ電脳IRC空間「ニンジャ名鑑」より抜粋)
「いいザマだよね、お前」
人物
初出は第2部「アウェイクニング・イン・ジ・アビス」。
2011年10月初旬のニンジャ名鑑紹介以来、ヤモト・コキに続く美少女 ニンジャとして、ヘッズの間でも登場が待ち望まれていたニンジャ。そして2012年1月下旬、満を持して登場した。
元々はキョートのガイオンで闇サイバネ施療院を営む父親や家族と共に暮らす14歳の少女だったが、ランペイジの両腕を治療するために現れたデスドレインに家族や施療院のスタッフを皆殺しにされてしまう。
しかし未覚醒のニンジャソウル憑依者と見ぬかれた彼女だけは殺されず、以降は『アズール』と名付けられデスドレインらと共に行動するようになる。
なお名鑑には「連れ回される中でニンジャソウルが憑依」とあるが、実際にはデスドレインが施療院を襲撃した際に既にニンジャソウルが憑依していたようである。
デスドレインは彼女のことを色々と特別視しているらしく、気にかけている描写もいくらか見られる。
いかなる理由か、家族を殺されても、目の前でニンジャが拷問されても、表情ひとつ変えなかった。
その後も無反応・無表情・無言であり一味に従順についていくだけだったが、マグロ・アンド・ドラゴン襲撃事件にてデスドレインがダークニンジャに敗北し、追い詰められた際に遂に覚醒
「いいザマだよね、お前」
とデスドレインにむかって暴言を投げかけ、自らの能力を発動させた。
その展開の衝撃たるや凄まじく、twitter上の実況タグを蚊柱だの悲鳴だので埋め尽くし、終いには「アズール=サマ」「アズ=ニャンカワイイヤッター!」「フィーヒヒ!」とマッポー的光景を見せ電撃的速度でこのシーンのウキヨエ(イラスト)が描かれた。
以後は打って変わって感情を爆発させ、デスドレインを罵りつつも泣きながら助け出そうとダークニンジャと交戦。ランペイジとニンジャスレイヤーの乱入もあって、デスドレイン共々事なきを得てなんとかその場を離脱している。
ちなみにazur(アズール)は空色、蒼穹、紺碧、瑠璃色等と訳されるラピスラズリの色。彼女の眼は「空色」と表現される。
そんなポエットなニンジャネームの名付け親はデスドレイン。彼らしからぬ、奥ゆかしさと少女らしさを持った名前である。
容姿
淀んだ碧眼。無反応。無表情。
ネクロフィリアのデスドレインをして「上玉」と言わしめていることから、色白で病的な美しさを湛えた美少女として描かれる事が多い。
服装は袖をむしりとったドレスと潰れたスニーカーを着用している。
バストに関してはヘッズの間でも、彼女が平坦なのか、豊満なのか、意見が分かれている。
ジツ・カラテ等
不可視の狼(仮称)
成人男性の頭ほどの大きさの足跡を残す、巨大で獰猛な透明な獣を召喚・使役する。
牙で攻撃するほか、アズールを背に乗せて移動することもできる。ダークニンジャをして「気配をよく隠してる」と言わしめるほどの高い隠密能力と攻撃能力を持つものの、実力者ならば空気の流れや行動パターンなどを読んで対応可能。