本来一般的な「アチャ子」
本来は、固定された名前のない“アーチャー”の女性の代名詞として使われる。
『魔界戦記ディスガイア』や『ラグナロクオンライン』、『ドラゴンネスト』など、MMOを含む所謂中世欧風ファンタジーを題材としたコンピューターゲームで、
自キャラや仲間キャラをプレイヤーが自ら作成するタイプで、職業・タイプに“アーチャー”が含まれており、またそのキャラの性別が選択可能なケースの際に使われる。
『Fate/stay night』の二次創作キャラクター
現在、pixiv等で検索した際に圧倒的多数、または上位に来るのが、同人サークル比村乳業(仮)の比村奇石氏がデザインした、『Fate/stay night』の二次創作キャラクターである。
『アーチャー』のクラスのサーヴァントで、銀髪。
詳細な正体は(作中の人物に対しては)不明。
ただし、本家アーチャー(エミヤ)同様、“未来において”英霊になる存在であり、
やはり本家同様、赤を基調とした衣装を纏い、投影魔術を使う。
刀剣類を扱わせてもセイバー(アルトリア・ペンドラゴン)と肩を並べるほど。
宝具は「刻印弓フェイルノート」。
- 右の二の腕に刺青として刻まれており、“開放”することで弓状になる。
- 「弓を打つ」という魔術刻印であり、実体ではない。
性格は、表面的には対照的に明るく軽薄、好色でバイセクシャル。
その正体(真名)は原作の登場人物で、衛宮士郎に縁のある人物である。
スピンオフ漫画にてある意味公式化→こっち(リンク先ネタバレ注意)
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以下ネタバレ注意
比村奇石氏の2004年のブログには、アチャ子に関する設定や覚え書きが散在している。
それらによるとアチャ子の正体(本体)は、厳密にはイリヤスフィール自身ではない。
> イリヤスフィールの魂と亡骸を材料に、英雄エミヤが生涯でただ一度「創造」した剣。
> ちなみに凛が召喚したのはこの剣の方で、アーチャーとして目に見えているのは剣に宿った亡霊。
> つまるところこっちが本体。そしてエミヤの心象世界へと繋がる扉を開く唯一の鍵。
> イリヤ、16歳の春、旅に出る。
> 一番大切な人と二人っきりの、希望に満ちた旅の始まり。
> …そしてその旅が、絶望の淵で彼女の生涯とともに幕を下ろすまで、あと1年。