- イギリス・ロンドンに実在する街路。
- ジャケット撮影をこのアビーロードで行ったビートルズの12枚目のアルバム。pixivでは主にこのアルバムのジャケパロにこのタグがつけられる。
- 『ミストトレインガールズ』に登場するトレインナイト。→アビーロード(ミストトレインガールズ)
アビーロード(ロンドン)
住所 | 3 Abbey Road, St. John's Wood, London NW8 9AY |
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付近にはレコード会社EMIが設立したアビーロード・スタジオがあり、数々の海外アーティストがレコーディングに使用している。
2010年12月には英国政府により、「イギリスの文化的・歴史的遺産」の指定を受けた。ただ、道路自体は交通量の多い公道であり、観光客が巻き込まれる交通事故も後を絶たない。
アビーロード(ビートルズのアルバム)
ビートルズが1969年にリリースした12枚目のアルバム。ラストアルバムとなった「Let It Be」のほとんどの楽曲より後にレコーディングが行なわれているため、事実上ビートルズとして最後に録音されたLPであると言われてきた。しかし1990年にビートルズのレコーディングセッションの詳細が公開されると、「Let It Be」の曲が1970年に追加でレコーディングされていることが判明し、「Let It Be」がラスト・アルバムとなった。
メンバーの4人が横断歩道を渡るジャケット写真は、ポール死亡説(後述)も関連して、非常に有名である。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズなど、多くのアーティストがパロディジャケットを作った。
pixivにおいても例外ではなく、パロディイラストが投稿されている。
ポール死亡説
1969年ごろから流れたポール死亡説の根拠の1つとして、このジャケットの構図が挙げられた。
・ポールだけが裸足である
・ポールだけが右脚を前に出している
・左利きのポールが右手に煙草を持っている(このポールは替え玉である)
などである。
いずれも偶然、もしくはそのような意図を持たずに行われたことだが、これを逆手に取ったパロディもある。
パロディを描く際には、これを意識しても面白いだろう。
パロディの一例
とある大物ミュージシャンによるパロディを紹介する。
- 『アビイ・ロード』のポールは右手で煙草を持っていたが、このミュージシャンは左手で犬のリードを持っている
- 背景のフォルクスワーゲンのナンバーが『アビイ・ロード』では「28 IF」(もし生きていれば28歳)であったが、そのCDでは「53 IS」(53歳です=「生きています」)となっている。
- 当該ミュージシャンのコメント。「今度はちゃんと靴を履いている」
そのミュージシャンが誰であるか、賢明な読者諸氏であれば察しは付くであろう。なお、そのアルバムのタイトルは『Paul Is Live』である。
関連イラスト
関連タグ
アビイ・ロード(表記ゆれ)――なお、アルバムの日本語表記としては、EMIミュージック・ジャパン及びユニバーサル・ミュージックはこちらを使っている。