CV:大川透
「見てろいいか!5000頭の牛を一気にいただきだ!」
概要
今作のディズニーヴィランズ。一夜にして大量の牛を盗み出す牛泥棒として指名手配されている。性格は傲慢且つ短気。ウィリーズという三つ子の甥っ子を連れている。
かつては農場主だったが、他の農場主に相手にされなかったことに恨みを持ち、全ての農場から牛を盗み出すことを企む。牛に催眠術をかけるヨーデルを歌って操り、牛を傷つけずに盗み出す手法を得意とする。ただし、音感の悪い牛や耳栓をしている牛には効果がない。「ヨーデルは芸術」と豪語しており、他の一般人の歌と一緒にされると怒る。
盗んだ牛は全てウェスリーという業界の大物に売り、その金で農場を落札している。その際には大地主の「ヤンシー・オーデル」に扮して競売に参加している。変装は紺色のシルクハットとスーツ、丸眼鏡を身に着けた姿(甥っ子曰く「お洒落な服を着たオッサン」)。
本人は、先述の歌唱力や自身の特技をフル活用した窃盗の技術、数頭の牛をまとめて締め上げる怪力など、かなりのハイスペック。一応チームで行動してはいるのだが、甥っ子たちが軒並み頼りないため、実質的にほぼスリムワンオペのチームである。
「っとにもう!結局俺が何でもやらなきゃならん!まったく!」
本編中においては、序盤で盗み出した5000頭の牛を売るために、エコーマインへ呼び出す。すると、マギー、ミセス・キャロウェイ、グレイス、そしてラッキー・ジャックが襲撃する。牛の対処はウィリーズとリコに任せ、楽園農場の競売へ急ぐ。落札は無事に成功させたものの、牛たちの襲撃により、変装する前の正体がバレてしまう。退治されても悪あがきとしてヨーデルを歌い続けたが、グレイスが金属製のベルをスリムの口元にめがけて蹴り飛ばし、ヨーデルが歌えなくなった。そして最後はサン・ブラウンの保安官によって逮捕される。
関連タグ
類似のディズニーヴィランズ
山高帽の男:泥棒という設定が共通する。
チャールズ・F・マンツ:他者のところから動物を奪った点が共通するが、マンツの場合は哀しき悪役設定である。
ジョン・ラトクリフ:体型が非常に似ており、こちらも金のためなら悪事に手を染める悪役繋がり。