全世界の総重量8トン以上の大型車用オートマチックトランスミッションのシェアで約80%を占めており、年間22万基が生産されている。
かつてはゼネラルモーターズグループに属していたが、2007年8月に離脱した。
日本におけるアリソン・トランスミッション
日本ではアリソンジャパンが輸入・発売元になっている。社名は1972年の設立時はゼネラルモーターズ・伊藤忠商事・川崎重工業・いすゞ自動車の共同出資による「日本GMアリソン」から、1997年にアイシン精機とGMの共同出資による「アイシンGMアリソン」と改称され、2007年のGMグループ離脱、アイシンとの合弁解消で現在のアリソンジャパンになった。
日本での主力商品はバス・トラック向けのオートマチックトランスミッションで、国産4メーカーで採用されている。バス向けATのセレクターはボタン式、トラック向けは各メーカー独自のシフトレバーを用いる。
主な採用製品
- 三菱ふそう・エアロスター(CNGノンステップ車・LKG-MP系以降全車種)
- ファイター
- 日野・レインボーHR
- ブルーリボンII
- レインボーⅡ
- 日野・レンジャー
- 日野・プロフィア
- いすゞ・エルガ
- エルガミオ
- フォワード
- 日産ディーゼル・スペースランナーJP
- コンドル